前回の続きです。
どの企業にもピンチは訪れます。
その苦境を前に、「何としても乗り越える」という信念が何より大切です。
たとえ具体的な方法が見えず、根拠がなくても、
「何とかしよう」と思う気持ちこそが、経営にとって最も重要な要素なのです。
ちなみに、「マネジメント」という言葉の語源には「難しいことをなんとかする」という意味があります。
そしてこの「思い」は、家族の絆とも深くつながっています。
仕事だけでなく、自分の家や生きるルーツとつながっていると、
人は逃げずに困難に立ち向かうことができます。
そうするこで、助けてくれる恩人が現れ、難局を乗り越えられる。
これはポッドキャストのインタビューで多くの後継社長がお話しいただけています。
私はよくこう話します。
「後継者・後継社長は、一般的には“苦労知らずで楽をしている”と思われがちですが、
実際はまったく違います。
苦労の種類が異なるだけで、皆さん非常に厳しい状況を乗り越えているのです」と。
引き継いだ事業を堅実に経営し、未来へと発展させていく。
これが「後継社長経営」の王道だと考えています。
音声配信も行っていますし、
次世代経営協会の場ではその場でご自身の聞きたいことを直接質問することもできます。
後継者にとって悩みを話せる場所は、
実際にそれを経営してきた方から聞くことが一番の学びになります。
それでは、また来週お会いしましょう。
音声配信はこちら
https://listen.style/p/2daime/c82ouyqz
ユーチューブはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=gecsTZk6VXU





























