どんな仕事においても、「やる順番」はとても重要です。
例えば、カレーを作るとき、
材料を炒めたり煮込んだりする順番が決まっています。
この順番を間違えると、同じ材料を使っても違う味になり、
結果(美味しさ)が変わってしまいます。
コンサルティングでは、これがより顕著に表れます。
なぜなら、コンサルティングは相手を動かし、
その会社や組織に成果を出してもらう仕事だからです。
そのため、相手の気持ちを動かすための手順を理解していなければ、
良いコンサルタントとは言えません。
優れたコンサルタントは、自分の専門分野において「成果を出すための手順」を明確に理解し、
クライアントにタイムスケジュールとして提示します。
例えば、ホームページを作るときは、作業の順番が決まっていますよね?
ところが、コンサルティングでは「手順を明示できない」人が多いのです。
その理由は、契約後に何が起こるか分からないため、予防線を張ってしまうからです。
気持ちはわかりますが、この姿勢では成功しません。
なぜなら、いつも相手のペースで仕事をして、
「自分のコンサルティングの型」を持っていないためです。
一見すると、臨機応変しており、素晴らしいようですが、
成果を出すという再現性はとても低いです。
もちろん、柔軟に対応することも重要ですが、
「型」がなければ常に相手のペースに巻き込まれ、自分の強みも十分に発揮できません。
歌舞伎の世界では、基本となる「型」がないと「形無し」とされ、
評価が低くなってしまいます。
だからこそ、コンサルタントにも「型」が必要なのです!
続きは次回の配信でお伝えします。





























