こんにちは。
向かい風でも進む船長であれ
先日、ある後継社長T氏と経営についてじっくり話す機会がありました。
その中で、とても印象に残るたとえ話を聞きました。
「これまでの経営者は追い風をつかむ船長だった。
これからの後継社長は向かい風でも前に進む船長であることが求められている」
非常に示唆に富む言葉だと感じました。
T氏は事業承継後、本業の業績を大きく伸ばし、従業員数も増やしています。
さらに、M&Aによって2社を統合し、事業の多角化も実現しました。
環境変化の中で着実に舵を切る、まさに実行力のある後継社長です。
T氏が特に意識しているのは社会の変化のスピードと情報の流れの速さです。
かつての時代は経営者が判断し、組織が一丸となって一気に突破する。
そんなトップダウン型の経営が機能しました。
取引先も固定的で、
一度決まったやり方を安定的に続け、取引量を増やし、単価を下げながら利益を出す。
それが成功モデルだったのです。
しかし、この10年で状況は一変しました。
インターネットの発達により、情報は誰でも簡単に手に入る。
現場で得た情報は、ITを通じて即座に社内へ共有される。
もはや風待ちの経営では前に進めません。
常に自分たちで漕ぎ続ける力が必要になりました。
ここで船の話をしてみましょう。
帆船というと、追い風でしか進めないように思われがちです。
確かに、追い風を受けた帆船は速く、遠くまで進めます。
これは誰にとっても分かりやすい航海です。
では、向かい風のときはどうでしょうか。
続きは次回の配信でお伝えします。





























