前回の続きです。
実は帆船は向かい風を真正面から受けず、
斜めに風を受けることでジグザグですが前に進むことできます。
さらに、櫓(オール)を漕ぐことでその前進する力を強めます。
経営もまったく同じです。
自社には経営理念とビジョンがあり、目指す目的地は明確に定まっています。
ただし、そこへ向かう道は一直線ではありません。
追い風のときもあれば向かい風のときもある。
時間や環境によって風向きは常に変わります。
それでも目的地だけは変えてはいけません。
今の中小企業に求められているのは低価格競争ではなく高付加価値です。
技術力、提案力、対応スピード、小回りの利く体制など。
それこそが向かい風でも今に適したやり方です。
そして最も重要なのが社員の理解です。
ジグザグに進む理由。
なぜ今は櫓を漕ぐのか。
それを示さなければ社員は本気で力を出しません。
追い風なら、「この方向だ」と指をさすだけで船は進みます。
しかし、向かい風の中で「漕げ」と言うだけでは誰も納得しません。
だからこそ、後継社長には理念とビジョン。
マーケティングや戦略。
そして数字。
これらを示す思考力とコミュニケーション力が必須です。
向かい風の時代だからこそ船長の説明力と覚悟が問われます。
皆さんの会社は今どんな風の中で航海しているでしょうか。
次世代経営協会ではこうしたテーマを定例会で深く共有しています。
ぜひ、またお会いしましょう。





























