前回からの続きです。
現経営者は後継者を育てるうえで
まさに、師匠が我慢することになるでしょう。
自分と比して頼りない後継者を
一人前の経営者として導くために
どれだけの我慢がいるでしょうか。
また、後継者も後継社長になって
はじめて社員を引っ張る師匠の立場になれば
弟子である社員の成長に対して
上記のように接しなければならないと思います。
この上の立場のものが我慢することが
最大の修行であるとも僧侶の方はおっしゃてました。
そして、その我慢ができない僧侶は
下が付いてこず、僧侶として大成しないそうです。
経営者も後継者もまさにこの心が大切でしょう。
時間は確かに有限で、昨今はすぐに成果がでないと
行けないように思いますが、
時として、焦らずにじっくり待つことも
長く会社を続けるための秘訣です。
後継者の皆さんは
社長の立場となってぐっと我慢することを
イメージしておいていいでしょう。
では良い週末をお過ごしください。