アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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セミナーの仕事は参加人数で判断するな

事業承継コーチになると
事業承継やその人の専門分野(税務とか、

人材とか)のセミナーの講師を担当することが増えます。

 

これは講座内でセミナーの作り方を教えているためです。

 

セミナーには話す順番があって、
それをルールを守って話すだけで相手の理解度が飛躍的に上がります。

 

これは脳科学によって理解する順番が脳の構造で決まっているためです。

 

セミナーをやっても仕事(受注)が増えない講師の典型が

「良い情報をいただけました」とか
「面白い話をお聞かせ頂いた」
などと参加者から言われることです。

 

セミナーは講師にとって自分の本業に繋げるためのアピールの場です。

 

専門家の知識を経営者や参加者に
まず、分かってもらうことが優先です。

 

そして、その知識を会社でやってみるとやっぱり上手くいかないので
専門家のサポートが必要だと分かってもらえると仕事に繋がります。

 

このメカニズムが分かれば成果を出すことは難しくありません。
士業やコンサルタントで専門知識をすでに得ている方は上手くいきます。

 

そうゆう状況を踏まえて、

私は講座内で受講者にお伝えしていることが
「参加が何人でも同じようにすること」
です。

 

続きは次回の配信でお伝えします。

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ちょうどいいぐらいの老舗企業の「DX化」

前回の続きです。

 

重要なことは
確かに、ICチップ・スマホ決済や返却設備(ロボット)などDX化しておりますが、

肝心な部分は店舗の店員さんが確認していることです。

 

24時間で洗濯物を受け付けますが、
それを翌朝、店員さんが全て間違いないか、
特別な汚れはないかなど目でチェックします。

 

汚れが強かったり、傷があったら、
その場で顧客にメールして確認します。
(確認後、スマホで決済確定です)

 

このクリーニング店でのDXは店員をサポートする仕組みです。

 

以前は洗濯物の受付と返却を
店舗の営業時間にしていると、
営業時間が長くなり、長時間労働でした。

 

「受付」と「返却」だけをロボット化にすることで、
店舗の営業時間は3時間短くなりました。
さらに洗濯物を確認を午前中にまとめてできるので、
作業効率も高まりました。

 

まさに生産性向上です。

 

しかも、このお店のいいところは
営業時間内であれば、通常の対面での受付もやっています。
機械が苦手とか気になることを伝えたい顧客には
顔が見える接客が残っていることで、
顧客が感じるDX化けの不安を和らげています。

 

DX化というと、ついつい「全てを機械化」したくなりますが、
中小企業はいきなりすべて機械化はハードルが高いので
できる範囲でのDX化が重要です。

 

しかも中小企業は「人」が最大の差別化要素なので、
その部分はしっかりと残したこのお店のやり方は
とても参考になるでしょう。

 

皆さんの会社でも顧客に接する部分でも
「DX化できないか」
と、一度検討してみましょう。

 

古い業界ほどそのチャンスと伸びしろがありますよ。

 

では、また来週

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ちょうどいいぐらいの老舗企業の「DX化」

DX化が叫ばれている昨今ですが、
皆さんの会社ではどれぐらい進んでいるでしょうか。

 

事業承継を考える中小企業は業歴が長い、老舗企業と言えます。

 

これまでITをあまり使っておらず、仕事のやり方が定着しており、
DX化が馴染まないと感じている後継者・後継社長も多いと思います。

 

特に、お客様に関わる部分のDX化に抵抗を感じる人も多いと思います。

 

ここ1~2年で急速に増えたのが
飲食店における、タッチパネルまたは携帯でのモバイル注文方式です。

 

これまでは店員さんを呼んで
「ビールをひとつ下さい」
と言っていたのを
モバイルでポチポチ押して注文します。
皆さんもやったことがあるでしょう。

 

若者はすぐにできるけど
中年(サラリーマンなど)には難しそうと
居酒屋などで導入をためらうお店も多くありました。

 

それでも、今は人手不足もあって、
個人店であってもモバイル注文は増えています。
老舗の多い飲食業界でこのようにDXが増えています。

 

先日あるクリーニング会社の後継社長にお会いした際に
クリーニング店でもDX化が進んでいました。

 

そのクリーニング店では、
顧客ごとに専用のクリーニングバックをプレゼントし、
その専用バックにはICチップが内蔵され、
顧客のスマホと情報が連動しています。

 

顧客はその専用のクリーニングバックに洗濯物を入れて、

店舗の入り口にある「投函ボックス」に入れるだけでよく、
24時間受付可能になりました。

 

また、受取りも専用の機械を導入して24時間受け取ることができます。
決済もスマホのクレジットなので非常に便利です。

 

忙しい方にはとても人気のようです。

 

続きは次回の配信でお伝えします。

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スモールM&Aと事業承継の経営コンサル

前回の続きです。

 

経営者がAさんからBさんに変わって、
会社の変革期が訪れることは上記の3パターンで全てに起こります。

 

しかも、発生する問題も同じです。

 

なぜなら、従業員から見れば次の経営者が誰であれ
変革への不安と信頼感の欠如があるためです。

 

だから、私が事業承継のコンサルティングで
後継社長を支援するときに重要視していただくのが
従業員や取引先への安心感や信頼感です。

 

これを作りあげるにはその手順があります。
それを事業承継コーチでは教えています。

 

相手が思っている大切にしていることを
理解して、共感したうえで目指す方向性と求める役割を示します。

 

これらの手順が重要です。

 

だから、M&Aであってもその後の経営支援がPMIとして重要です。

 

リーダーが変わっても会社が成長するための
後継社長と組織作りのやり方が分かることが
今後の士業やコンサルでは必須になってくるでしょう。

 

そのような実践的なコンサルノウハウもお伝えしてます。
ご興味があれば一度体験セミナーにご参加下さい。

 

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スモールM&Aと事業承継の経営コンサル

「中小企業のM&Aと事業承継」出版の
プロジェクトリーダーを私が拝命しました。

 

これは私が所属する東京都中小企業診断士協会の
事業承継支援コンサルティング研究会の出版プロジェクトであり、
来年の発売に向けて共同で執筆します。

 

事業承継におけるM&Aは活発に行われており、
後継者不在の中小企業が他社に売却することも多いです。

 

コロナが明けてからスモールM&Aと言われる小規模な案件が増えています。
これまでのM&A企業だけがやってましたが、
これから士業であれば関わることが増えてきます。

 

基本的には事業承継の3つのパターンは
1 親族内承継
2 親族外(従業員)承継
3 M&A
です。

 

私も主に1と2がメインですが、3のM&Aも少しサポートします。

 

なぜなら、企業が続くことが優先であって、

他社に売却してもその会社が残ることで
従業員の雇用の確保や取引先への責任も果たすことができます。

 

最も残念なパターンは
黒字のいい中小企業が廃業することで
従業員や地域経済の影響を大きくすることです。

 

一般的なM&A専門家という方は「売買」するまでが仕事です。

 

その後については責任がありません。

 

私は上記の理念でやっているので、

例えM&Aであってもその後の経営が上手くいくことを目指しています。
特にスモールM&Aであれば後継社長の支援は必須です。
外部から来た孤独な後継社長が力を発揮できなければ、
M&Aした会社も傾いてしまいます。

 

続きは次回の配信でお伝えします。

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発注先を変えるのか、変えないのか

前回の続きです。

 

それも会社を引き継ぐときに一緒についてくるものです。

 

そのうえで、
次に自分が信頼できる会社に変えて自社をよりよくすればいいのです。

 

自社製品の品質が高まるとか仕事が効率化になるとか。

 

もちろん、いきなり取引を停止するのは性急すぎるので、

事前に何度が面談し、後継社長としての希望を伝えてください。

 

それに答えられるかを確認してからでも遅くはありません。

 

それを実行するためには常に最新情報にアンテナをたてて、
詳細な情報は経営者や後継者など
ネットではなくリアルな情報を得てください。

 

それを決断することが後継者が経営を責任をとることにつながります。
自分で決めたことは自分の責任です。

 

小さなことからでいいので

これを繰り返すことで経営者脳が鍛えられ、
失敗を回避し、成功に近づく嗅覚が磨かれます。

 

自社の顧客だけでなく、発注先もしっかり確認しましょう。
5年10年先にどんな会社にしたいのか、
ビジョンをしっかり作っていきましょう。

 

では、また来週

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発注先を変えるのか、変えないのか

事業承継・後継社長で
しばしば「発注先を変えたほうがいいですか」
と相談を受けます。

 

自社の顧客については、すべて引き継ぐことが重要であることは言うまでもありません。

 

では、こちらが仕事を依頼するや、
部品などを購入している発注先の企業との関係性はどうでしょうか。

 

基本的にはこれまでの取引の経緯があり、継続することが望ましいです。

 

ただし、後継者・後継社長とその発注先との信頼関係が築けるかか、

については吟味してください。

 

相談でよくあるのが、
経営者(先代)には、関係性はよいが
後継者への関係性をあまり築こうとしない
発注先であれば、変更を考えることに躊躇はないでしょう。

 

発注業者を変えるといろいろ言われると思います。

 

私も発注先の社長がいきなり乗り込んできて
「なぜ勝手に取引を変えたのか」
と言われたことがあります。

 

続きは次回の配信でお伝えします。

 

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ピンチを乗り越えた知恵を繋ぐ

前回の続きです。

 

現在の事業承継でもその「知恵」が大切なことは同じです。
ただし、これが軽視されています。

 

現経営者の知恵を会社を長く続くために
会社の知恵としてカタチに残すことが重要です。

 

カタチの語源の通りカタは目に見えるものにする、
チは知や血のように、その意味や経験です。

 

カタチを次世代に伝えることはリーダーとしてやっておくべき事です。

 

成功と失敗の経験をデータとして残すことを
私のコンサル先に常に依頼します。

 

徳川家康は自分の成功と失敗についてご遺訓や言葉として残しており、
それが後生の将軍達への教えの基本となりました。
それが260年続く幕府の基礎となりました。

 

皆さんの会社での
成功や失敗をさける知恵や言葉を残せているでしょうか。
どのように残していくか一緒に考えていきませんか。

 

では、また来週

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ピンチを乗り越えた知恵を繋ぐ

あるテレビ番組でこんな話がありました。

 

ある老舗企業の8代目の当主が
「当社の独自の作り方は約100年前の5代目が
当時の常識を打ち破って作りました。
経営危機に面した時に、従来製品で使った技術を
別の分野、つまり今の業界に応用しました。
その時にやり方や考え方は受け継いでいます。」
と言ってました。

 

老舗企業が強いところはピンチを切り抜けた知恵と経験を
次に伝承していることです。

 

どんなビジネスでもいいときと悪いときがあります。

 

会社を末永く続けるためには
ピンチを乗り切った経験を次に活かすことです。

 

創業社長は、その経験の中で何度もピンチを跳ね返して会社を成長させました。
売上が上がり、人が増え、様々な成功と失敗を経験することで

ベテラン経営者となって安定した経営を実現しています。

 

新人経営者は経験不足から
「やってはいけない失敗」をすることで、
事業承継直後に大きなピンチを招くことがあります。

 

先代から若社長へのバトンタッチで失敗があっても、
個人としてはやもえないかもしれませんが、
会社として大きなミスをしてはいけません。

 

ですから、
昔から長く続く商家には家訓があって、
失敗を避けて成功に近づく知恵を残しています。

 

続きは次回の配信でお伝えします。

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後継者がいない会社で、どんな事業承継コンサルができるのか

前回の続きです。

 

専門家は後継者が会社を引き継いだ生き方について
総合的に考えることが重要です。

 

項目例
引き継いだ仕事の内容
仕事に関わる時間
家族(プライベート)の時間
妻や子供の協力
給料など収入
長期的に使える金額
仕事のやりがいや楽しさ
未来の自分のビジョン
家族(親族)との関係性
など、いくつかの項目になります。

 

それを真剣に考えます。
転職をした人なら、ある程度経験があると思います。
仕事を選ぶ基準は総合的です。

 

それを経営者は後継者に
「引き継ぐかどうか」という質問にまとめてしまいます。

 

それでは誰もやらないと言うでしょう。

 

だから、
将来を考えるために後継社長になるという人生を
一度真剣にシミュレーションすることが大切ですが、
「社長」の人生など後継者にはイメージできません。

 

社長の経験ありませんし、
廻りに社長の友達がいなければ、
社長の生き方の何が良くて、何が大変かさっぱり分かりません。

 

つまり、後継者だけでやっても
情報不足で、正しいシミュレーションができないのです。

 

事業承継コーチでは、このやり方を一番最初に
いくつかコンサルツールを使って後継者の人生を一緒に未来を考えます。

 

これは「後継者の覚悟の決め方」です。

 

事業承継コンサルで事業の将来性を考えることも
自社株対策を考えることも大切ですが、
後継者のこれからの生き方にフォーカスすることは
事業承継のプロとして大切にコンサルスタンスです。

 

こんなことを体験セミナーで話しています。

 

ぜひ、ご参加お待ちしています。

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