アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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阪神・淡路大震災から30年

前回の続きです。

 

あれから日本では多くの震災がありました。
新潟の中越地震、岩手の内陸地震、東日本大震災、熊本地震、能登地震――
全てを書き記すことはできませんが、私が特に覚えている大きな地震がたくさんあります。

 

日本各地に同じように被災者の方がいて、
その方も何年・何十年と暮らして、
その時の記憶や教訓、生きていることの大切さなど、皆さんお持ちだと思います。

 

地震や災害はないほうがいいに決まっています。
でも、自然には逆らえません。
備えることの大切さと、そこからの教訓を学ぶことは重要だと思います。

我が家では、災害に備えを定期的に見直したり、
必要な情報をアップデートしています。

 

長く仕事をしているとお世話になった方も増え、
遠くで地震があれば、
「○○さん、大丈夫かな」といつも心配になりまし、
できる範囲での支援(義捐金や物資、必用な情報など)をしています。

このメルマガが、少しでも皆さんに考えるきっかけになれば幸いです。

 

そして、自分が元気であれば、
元気のない方にちょっとだけ力を貸してあげてください。

それは具体的な行動だけでなく、
少しの声かけやちょっとした思いやりでも構いません。
できる範囲でやっていきましょう。

 

日本に住んでいる以上、地震や災害は避けられません。
支え合って、少し先の未来を創っていきましょう。

 

では、また来週に。

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阪神・淡路大震災から30年

2025年1月17日は、阪神・淡路大震災から30年になります。
震災を風化させないことと、生きていることへの感謝を込めて、
節目の30年目についてここに記します。

 

あの日、私は下宿先の京都で激しい揺れで目が覚めました。
震度5でした。
驚いて目が覚め、テレビをつけましたが、直後の報道では京都の震度5が一番大きかったです。

しかし、10分もすると神戸や地元西宮付近の震度が「7」となりました。

人生で初めて震度7をテレビで見て、その数字が信じられませんでした。

 

夜明けとともに徐々に惨状が分かり始めました。
発災が月曜日の早朝で、日曜日の夜まで実家におり、
ほんの数時間前に平和な町を出発したばかりでした。

 

生きた心地がせず、両親の実家に電話しても繋がりません。
ますます不安になるものの当時の私には何もできず、ただただ家で待機していました。

 

大学も休校になり、家でひたすら両親の無事を願い、電話を待っていました。
幸い午前中に母から無事の電話があり、
「とにかく帰ってくるな」とだけを言われました。

 

今ほどボランティア制度が整備されていなかった時代なので、
大学生が一人で実家に戻っても手間が増えるだけだと判断されたのでしょう。

 

幸いマンションだったので建物は無事でしたが、
家の中はひどい状態だったようです。
特に私の部屋は、重い本棚と机などが私の寝床に集中しており、
もし私が寝ていれば、生きていられたかどうかわからなかったようです。

ほんの数時間の差で、私は生き延びることができました。

このように、ちょっとしたことで命を救われた方は大勢います。

 

その反対に命を落とした方もいます。
私の親戚でも、自宅が倒壊して亡くなりました。

 

この日が来ると、いつも生きていることに感謝します。
せっかくいただいた命なので、世のため人のために何か恩返しをしたいと思いますし、
また、身近な家族や社員が健康であることに本当に感謝し、

これが当たり前でないことも痛感します。

 

続きは次回の配信でお伝えします。

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情報発信の得意なカタチを知る

前回の続きです。

 

私はコンサルタント業を営んでおり、会社も経営しています。

 

中小企業の経営者であれば、
自分の理念や感性をもとにして「やれること」は継続できます。

 

反対に言えば、
「儲かるから」とか「流行っているから」などの理由では、長く続きません。

 

結局のところ、何かを長く続けていると、
そこからさまざまな価値が生まれ、それを顧客が分かってくれます。

 

皆さん自身を顧客が理解してくれなければ、どんな会社でも仕事は増えません。

 

そして、大切なことは、
中小企業同士の取引は、
経営者や決定権者の感性や人間性を見て判断されるということです。

 

だから、皆さん自身のことを、周囲に分かってもらうことが重要です。

 

そのための情報発信の方法を、ご自身で探して研究してください。

 

実は私は、いわゆる飲み会だけでは、
自分の良さや仕事上の強みをあまり相手に伝えにくいことを知っています。

 

仕事柄、コンサルタント業の中身を伝えづらく、数字にも表しにくい。
さらに、事業承継のコンサルの良さが分かるのに時間を要するため、
ポッドキャストやメルマガなど、長期にわたって理解してもらうことが
一番重要であると認識しているためです。

 

誰でも自分を分かってもらいやすい得意な形があります。
・一対一で深く話すのが得意
・一対多数でセミナーが得意
・長時間をかけて関係性を作るのが得意
・短時間で感情に訴えるのが得意
・成果物を見せて分かってもらうのが得意
など、さまざまです。

 

皆さんの得意な形はどれでしょうか。
それが分かれば、今年1年はそれに注力していきましょう。
自分が苦手なやり方は一旦やめてみるだけで、仕事の効率がぐっとアップします。

 

これも後継者・後継社長が取り組むべきリーダーシップの行動です。
ぜひ、よく考えてみてください。

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情報発信の得意なカタチを知る

先日の次世代経営協会の例会で、
「いつもポッドキャストを聞いています」と、初参加の方に喜んでいただきました。

 

ポッドキャストを始めて今年で8年目です。
手前味噌ではありますが、
事業承継や後継社長経営について、
これだけ続いているプログラムは他にはないと考えています。

 

私自身が後継者・後継社長の力になって、
日本に長く続く中小企業を増やしたいという信念を持っているためです。

 

とはいえ、この音声プログラムも、
最初からこれだけ続けようと計画していたわけではありません。

 

たまたま友人でポッドキャストを配信している方がいて、
その配信サポート会社を紹介いただいたことで、
「少しやってみようか」という軽い気持ちで始めました。

 

やってみると、自分の事業承継の理論やコンサルティングについて話したり、
なにより後継社長へのインタビューは、とても楽しい時間となりました。

 

よく言われますが、
「よくこれだけ毎週配信されますね」とか、
「これだけ続けてスゴイですね」とか、
「どうやってモチベーションを維持していますか」など、よく聞かれます。

 

結局のところ、
自分が楽しいとか、やりたいという内側からあふれるモチベーションが重要です。

 

続きは次回の配信でお伝えします。

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異業種のビジョンと課題から自社の戦略をつくる

前回の続きです。

 

事業承継する企業は長く経営しており、
10年前の自社と比較するだけの情報と経験があります。

10年前は最新だったことが今は古くなっていることは当たり前です。

では、今から10年後はどうしますか。
皆さんの会社は10年後もあります。

 

ですから、10年後のビジョンを目指して今から様々な経営改善をするでしょう。

その時に、業界内だけでなく異業種の後継者・後継社長仲間の取り組みを知ることは
とても参考になり身近な成功例を知ることができます。

 

本やセミナーやネットの情報もいいと思います。
でも、本当にあなたが知りたいことはあなたにだけ話された言葉にだけあります。

 

今年の次世代経営協会はこんな会話で終われてとても充実した内容でした。
ディスカッション形式が人気だったのでまたやります。

 

では、また来週に

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異業種のビジョンと課題から自社の戦略をつくる

(一社)次世代経営協会の例会を開催しました。

今回は
「自社が所属する業界のビジョンと課題」について、参加者でディスカッションしました。

今回は15名ほどでしたので、合計で15業界のビジョンと課題が出ました。

自分の業界と同じ課題があったり、全く課題があったりと気づきが多い時間でした。

 

社会的なテーマとして
「人材確保」
「DX化」
「高付加価値化」
などがありますが、そのアプローチは業界によって違います。

 

例えば「人材確保」という切口では
・採用増加に向けてSNSを強化する
・福利厚生でスタッフの満足度を上げる
・人材育成で能力を高め、死語tの成果を出してもらう
などです。

一般的にはどれも正しいですが、
自社または業界内で「何が優先なのか」ということを、しっかり考える必要があります。

特に後継者・後継社長は短期的な来年について行動と
長期的な将来を見据えた行動を考えなければなりません。

 

続きは次回の配信でお伝えします。

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顧客に繋がる人にアプローチする

前回の続きです。

 

このように、一番望む顧客を得るためにそれ繋がる人にアプローチすることは
どの商売に通じるやり方です。

このアプローチのやり方はコンサルタントにも共通しています。

 

あるベテランコンサルタントが会社を辞めて独立開業するときの
顧客獲得方法についてお聞きしました。

サラリーマン時代に取引のあった会社に挨拶に行って営業をかけても契約はとれません。

そうではなくて、取引のあった懇意の経営者にその下請けの社長を紹介してもらうことで
小さな仕事から受注したそうです。

これも同じです。
中小企業の経営者と会うために取引先の経営者にアプローチしました。

 

経営者はどうしても自社製品の直接の「顧客」へアプローチしようとします。
それで上手くいく場合もありますが、
もし、現状で思ったような成果が出てない場合はこのやり方も考えて下さい。

 

あなたの本当に顧客を獲得するために誰にアプローチするのか。

このようなマーケティングも学んで行きましょう。

 

では、また来週。

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顧客に繋がる人にアプローチする

明治大学での事業承継講座を担当させていただき、
学生の皆さんに後継者・後継社長の真実をお伝えしました。
今すぐではないですが、将来にきっと役立つと思い、全力でお話させていただきました。

 

ゲストスピーカーで株式会社みやじ豚の宮治社長にお呼びして、対談形式の授業でした。

その際にみやじ豚のマーケティングにおいて何を考えて経営してきたかをお話いただきました。

 

以前にみやじ豚の話題はこのメルマガで書きました。
宮治社長はみやじ豚の美味しさを知ってもらうために、
バーベキューを開催して消費者を集める自称「BBQマーケティング」をやり続けています。

 

しかし、真の顧客獲得はBBQにきた消費者ではありません。
みやじ豚の真の顧客は「飲食店オーナー」です。

消費者が美味しいと言ってもらうことは重要ですが、
消費者が高級なみやじ豚を日常的に購入する可能性は低い。
ちょっと贅沢したいときに買うので購買間隔は開きます。

飲食店オーナーは日常的に消費者に美味しい豚肉の料理を提供できるので、購入頻度は高いです。

 

豚を育ているので、毎月一定量を購入していただける飲食店がみやじ豚では上顧客です。
ただし、飲食店に「みやじ豚」を直接営業しても売れなかったそうです。
信頼性や評判が少く、「売り込み」と感じる人が多いためです。

 

しかし、BBQに参加した消費者から「みやじ豚」という美味しい豚があると、
お客さんから聞いた飲食店オーナーがBBQに参加して顧客になっていく。
一見すると回り道ですが、結局一番の成功の道しるべです。

 

続きは次回の配信でお伝えします。

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「先代の○○には勝てない」と言える後継社長は伸びる

前回の続きです。

 

中小企業の業績の約9割が経営者によるものです。
ですから、後継者には先代にかなわない特技や能力が必ずあります。
もちろん後継者が先代よりも得意な特技や能力もあります。

重要なことはそれを落ち着いて認め合うことができることです。

 

特に後継者側が先代や父親のスゴイ部分を分かってリスペクトすれば親子の関係性は良くなります。

 

心理学で鏡の法則。
自分が相手を認めて大切にすると、相手も自分を認め大切にしてくれます。

このことが両者の関係性を良くします。
両者の関係性が良くなれば後継者と従業員の関係性もよくなります。
そうすれば、後継者が社長になっても会社上手く動くようになり、

成果が出しやすい環境を作り出せます。

 

後継者・後継社長の究極の目標といえば、
「社長を引き継いで、会社を維持発展させること」です。

会社を継続することができたうえでさらに自分の実現したい事業や夢を叶えることができます。

 

一番近い先代と関係性こそ後継者経営の基礎であることを改めて感じた次世代経営協会の例会でし

た。

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「先代の○○には勝てない」と言える後継社長は伸びる

次世代経営協会の例会でオーダースーツSADAの佐田社長に
事業承継と後継者経営について講演していただきました。

 

私と佐田社長は8年ほど前に経営者交流会でご縁をいただいてから、
私の事業承継の活動に大きくご協力をいただいております。

 

私の配信する音声インタビュー番組「9割が揉める社長交代」にも初期にご登場いただき

熱くおはなしいただきました。

 

その内容はご自身の経験をもとに、とてもドラマチックですが、
現場で相当ご苦労されていると後継者なら誰でも分かります。

 

現在はスーツを着て、富士山やキリマンジャロを登ったり、
フルマラソンを走ったりとyoutubeでも人気の社長です。

 

佐田社長から後継者経営として学ぶことはたくさんあります。
そのひとつに、「先代の○○には勝てない」とはっきり言えることです。

 

親族の社長交代では親子でついつい喧嘩をしてしまいます。
私も後継者時代にはよく父と夜遅くに揉めました(^_^)

 

親子であるがゆえに、相手の「○○がダメだ」と欠点が目につき、攻撃してしまいます。

でも、後継者が冷静に考えれば、
現社長(先代)は会社を何十年も継続させてきた実績があり、それができた強みを持っています。

 

続きは次回の配信でお伝えします。

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