商売が厳しい主な原因は
物価高によるコストアップによる
収益の悪化です。
大企業などはコストアップからの「値上げ」を行い、
各社は収益を高めています。
しかし中小企業はどうでしょうか。
大手の下請けや小規模な小売店では
コストアップに比例した値上げができていない。
心理的な要因が多いと思われますが、
今年は値上げしなければなりません。
原材料費だけではなく人件費もドンドン上がります。
B to Cのビジネスであれば値上げはやりやすいほうです。
なぜなら近隣のライバル企業の販売価格を調査すれば
大手企業の商品が値上げしているかサイズが小さくなっています。
それに連動させて自社の金額を上げられます。
まずは人気の低い商品から値上げしていき、
一番人気の商品は最後にしましょう。
また、どれぐらい値上げするかについては
一回の値上げでは5から10%が良いでしょう。
購買心理学では30%以上の金額が変動すると
人間は価格の変更に気づき、
販売数量が増えるまたは減ります。
ですから、バーゲンでは30%以上価格を下げると
販売数量が増えます。
これは私が婦人服販売店で実践してきた手法です。
もちろん10%でも金額の値上がりに気がつきますが、
それで購買を辞める人は少数派です。
大企業は数%の値上げで収益を拡大させているのは
皆さんもご存じでしょう。
それと同じです。
あとは自分の商品に自信を持つだけです。
商品の価格についても考えてみませんか。