前回の続きです。
専門家は後継者が会社を引き継いだ生き方について
総合的に考えることが重要です。
項目例
引き継いだ仕事の内容
仕事に関わる時間
家族(プライベート)の時間
妻や子供の協力
給料など収入
長期的に使える金額
仕事のやりがいや楽しさ
未来の自分のビジョン
家族(親族)との関係性
など、いくつかの項目になります。
それを真剣に考えます。
転職をした人なら、ある程度経験があると思います。
仕事を選ぶ基準は総合的です。
それを経営者は後継者に
「引き継ぐかどうか」という質問にまとめてしまいます。
それでは誰もやらないと言うでしょう。
だから、
将来を考えるために後継社長になるという人生を
一度真剣にシミュレーションすることが大切ですが、
「社長」の人生など後継者にはイメージできません。
社長の経験ありませんし、
廻りに社長の友達がいなければ、
社長の生き方の何が良くて、何が大変かさっぱり分かりません。
つまり、後継者だけでやっても
情報不足で、正しいシミュレーションができないのです。
事業承継コーチでは、このやり方を一番最初に
いくつかコンサルツールを使って後継者の人生を一緒に未来を考えます。
これは「後継者の覚悟の決め方」です。
事業承継コンサルで事業の将来性を考えることも
自社株対策を考えることも大切ですが、
後継者のこれからの生き方にフォーカスすることは
事業承継のプロとして大切にコンサルスタンスです。
こんなことを体験セミナーで話しています。
ぜひ、ご参加お待ちしています。