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顧客ニーズに合った卓 ①

こんにちは

私は、先日タイガー尾藤さんのセミナーを受講しました。
タイガーさんは日本一の実演販売者として、
テレビでもよく見る存在です。

実演販売という、全く興味のない通りすがりのお客様に
調理器具や日用品を販売するプロです。

デパートやショッピングセンターで
皆さんもよく見ると思いますし、
ひょっとして、購入された方もいるかもしれません。
今は現場での販売より、テレビショッピングの出演が多いそうです。

タイガーさんは色々な現場で販売トップの記録保持者です。
田舎の家電量販店で、高級炊飯器売上げ全国一位
あるデパートで包丁販売日本一
ショップチャネルで販売実績一位

など、輝かしいです。

そのタイガーさんが売れるセールストークについて
オンラインセミナーされるので、楽しみに受講しました。

最大の発見は
セールストークの話す順番は日本古来の行商人達が
伝えている方法が最も効果的であるといことです。

最近では営業マニュアルやトークスクリプトと
言われていますが、結局は日本古来方法が
最も売れるということをタイガーさんは体現しています。

実演販売の業界では、セールストークの内容のことを
「卓(たく)」というそうです。

いい卓ができれば、どんな場面でも、誰でも売れる。

つまり、売れるか売れないかは、
話す内容と順番の定型(パターン)と言うことです。

その中の例で
包丁を実演販売するときに
どの現場でも、どのテレビでも、
話す内容と使うモノが決まっています。

日本製でも外国製でも、中価格でも高価格でも同じです。

どの現場でも必ず
トマト→長ネギ→サンドイッチ
この順番で説明して、切る実演をする。

これが最も売れているので、
この方法が20年も続いています。

売れる仕組みは心理学なので、
人の心は変わらないためです。

さらに、上記の3つが
包丁を使っていて、「切れにくい」と
不便を感じるタイミングだからです。

つまり、顧客ニーズを表した場面と言うことです。

これは、業種業界規模にかかわらず
普遍的に使える考え方です。

では、また来週!

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