アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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覚悟を決めるタイミング ②

前回の続きです。

それは
「自分がこの会社の社長になる
と覚悟を決めたとき」です。

Yさんはある時、
会社の財務状況が厳しいことを知り
このままでは大変だと知らされて、
なんとか乗り切るために
出来ることは何でもやろうと
決断したそうです。

そこで、後継社長として生きる覚悟が決まりました。

覚悟が決まれば、
少々のことは、動揺しませんし
ぶれません。

Yさんは
「ジュニアと呼ばることより、
会社をよくして、成果を出して、
経営者としての責任を果たすこと。
それが出来ればいい」
と考えました。

Yさんのように、
相手の言うことに怒るのは
自分の軸ではなく、
相手に軸があるためです。

言い換えると
相手に言われることに
自分の意識がフォーカスして、
それで自分を判断しているためです。
つまり、相手次第の人生となります。

これでは、経営者としていけません。

自分自身がどのような社長になって、
どんな経営をするか、という
自分自信や自分の内面に
意識がフォーカスしなければならないのです。

私も覚悟が決まった瞬間として
父親に
「自分の人生は○○にしたい、
そのために会社を○○にするから
どうぞよろしくお願いします。」
と頭を下げたことがあります。

そこから、
現実は少しづつの変化ですが、
内側では大きく変わりました。

覚悟が決まることは
とても重要です。

そのタイミングは
あるときに突然来るかもしれません。
その時に、決断しましょう。
そして、普段から自分が社長として
考えて、振る舞えているかを
確認して下さい。

身近に社長の手本があるので、
後継者の皆さんには、良い社長のDNAが
必ずあるので、頑張って行きましょう

では、また来週!

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覚悟を決めるタイミング ①

後継者は覚悟を決めることが大切!

私のコンサル仲間であり、
後継社長として同じ境遇の
Yさんと
事業承継について話しているときに
共通する認識があります。

それは
覚悟を決めた瞬間から
後継者から経営者になる
ということです。

具体的に
肩書きが急に変わるわけではないのですが、
それまで後継者として見ていたことも
社長として見ると、
行動が変わると言うことです。

そのYさんは銀行に10年勤めたから
会社に戻りました。

当初は名前でよんでもらえず
「ジュニア」と
経営幹部や年上社員から
呼ばれていたそうです。

Yさんはとても腹立たしく、
あるときに積もり積もった怒りが
爆発して、ある幹部と
大げんかをしたそうです。

気持ちは分かります。
私も後継者時代には、従業員に陰で
「あほボン」と
呼ばれていたので(^_^)

しかし、ある時を境に
「ジュニア」と呼ばれても
腹が立たなくなったと言います。

続きは次回に。

では、また来週!

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【第221回】ポッドキャストが配信されました。

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過去の不要なモノと今の必要なモノ ②

前回の続きです。

目をつぶって、呼吸を整えて、

昔のその場面を思い出すのです。

今の自分がかつてのお父さんの年連に近いので、
その時の息子にそのように言った意図を
今の自分の経験と知恵で推察します。

そうすれば、
言葉どおりに受け取る面もありますが、
そのほかに様々な意味を感じ取ることができるでしょう。

それだけの経験を後継者はしています。
しかも、先代〈父親〉と仕事をしているので、
仕事での言動の裏の意味も理解できます

その後継社長も
真面目に働くことが大切と伝えたかった。
頑張っている父親の姿を見せたかった
もしかして、飲んで帰宅したので照れ隠しかも
など、いろんなことに気づきました。

もちろん、真意は分かりませんが、
過去の出来事を現在の知恵で
再定義することができます。

そうすることで、
自分のよくない思考から抜けだし、
自社の取り巻く環境を変えることができます。

事業承継には、このようにメンタルなことを
心理学や脳科学をベーズに改善することで
事業承継の問題を解決することも可能です。

セミナーでも、コンサル現場でも
話している内容です。

では、また来週!

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過去の不要なモノと今の必要なモノ ①

リフォームが終わって、
社内を片付けていると
よくよく考えると
これって必要?と
思うモノが意外と多かったです。

かつては必要だったモノの
長い年月が経て、自分にとって、
不必要になることはよくあります。

ですから、書類や備品などは
ずいぶん捨てました。

かつては必要なモノが
今は不必要になっていることは
モノだけではなく、
自分の心や思い込みにもあります。

後継者にとっては
幼少期に父親や母親の仕事に関する考え方が
無意識にすり込まれている場合があります。

実はその刷り込みが自分の思い込みになり、
経営に対する考えを難しくしている
場面もあります。

ある後継者さんの場合、
毎晩遅くまで働くお父さんが帰宅後に
「社長は誰よりも遅くまで仕事しなければならない」
と言ったことを、よく覚えていました。

そして、自分が大人になり、後継社長になっても
それがいいことだと、信じていました。

そうすると、
その後継社長は誰よりも遅くまで仕事をするのですが、
部下にも同じように遅くまで仕事を求めます。
それが、人事評価となってしまうのです。
そのため、その会社では離職率が高く、いつも人手不足でした。
後継社長も悩みの種です。

中小企業にとっては
必要であれば、長時間働くこともあるかもしれません。
しかし、それは一時的なことで
それが常態化することは
経営を不健全にします。

後継社長も頭では分かっていますが、
長い間染みついた思考を変えるのは
不安を感じます。
そんな時にはどうすればいいでしょうか。

続きは、また来週!

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会社をリフォームした理由 ②

振り返ると、入社して20年。
株式会社高橋の代表取締役になって、8年。
なんとか、生き残ってきました。

その時々に自分なりにチャレンジをしてきたと思います。

後継者時代は小売りビジネスが全然上手くいかず、
文句ばっかりいいながら、もがいてました。
従業員とも両親ともよく喧嘩しました。

そこから、中小企業診断士になり、
経営知識をえて、実践することの楽しさを覚え、
厳しかった婦人服小売店を最大4店舗にまで増やし、
自信を得ました。

それと並行して、経営コンサルタントとして
事業承継に特化して、新事業をスタートさせました。

株式会社高橋の高橋秀仁は知ってるけど
中小企業診断士の高橋秀仁は知らない〈興味ない〉
ということを、嫌というほど感じました。
それでも、少しづつ仕事をさせて頂きました。
駆け出し当時はお仕事をいただいたのに、
ずいぶん先輩諸兄に迷惑かけたと、今は反省しています。

しかし、そこから、婦人服小売業の業界の急降下で
全てを店じまいすることに。
また、それと反比例するように、事業承継のコンサルが
大きく伸びました。
それも、コンサルティングするだけでなく、
その後のビジネスモデルも作ることが
できたのが、大きかったです。

詳しく書くと長くなるので、
ざっと書きましたが、
こうしてみると、自分でも
何かが良くて、何かに苦戦してきたと
思います。

コロナで厳しい部分はありますが、
それでも、チャレンジできる体力が会社にある
今こそ、次のステップに進もうと思います。

今回のメルマガの内容は
事業承継のコンサルティングの話ではありませんが、
後継者がステージを上がると言うことは
こうゆうことなのだと、
改めに感じております。

後継者・後継社長の皆さん
何かが良くても、何かに課題がある。
何かが悪くても、何かにチャンスがある。
そして、長期的総合的に自分のプラスになり、
人生が長い目で見て右肩上がりになっていれば
良いではありませんか。

ついつい、近視眼的に短期的に結果を求めますが、
それだけでないことに意識を向けてみてください。

今回は書けませんでしたが、
私もいつも家族に支えられています。
そして、仕事を少し離れて、
ご自身の人生をちょっと長期的総合的に
考える時間にしてはいかがでしょうか

では、また来週!

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会社をリフォームした理由 ①

FBではお知らせしましたが、
当社の事務所が25年ぶりにリニューアルしました。

私が入社した20年前から変化のない社内でしたが、
思い切ってリフォームしました。

当社に来られた方はご存じかもしれませんが、
事務室と応接室〈セミナールーム〉を入れ替えて、
事務室を明るく広くして、
応接室は狭くなりましたが、それでも6名ほどは入れるので
問題はありません。

なぜ、リフォームしたかと言えば、
一つの理由はコロナ対策
二つ目には人員が増えたこと
三つ目には、より成長するためのスタートとして
当社でコロナ対策は一般的で
勤務中のマスクとアルコール消毒です。

5人程度の少人数の事務所ですし、
周囲に感染者の報告もないので、
スタンダードに取り組んでいます。

とはいえ、スタッフの安全を考え
コロナ対策で抗菌の壁紙にしたり、
飲食スペースと間仕切りをつくったり、
絨毯も抗菌・消臭タイプにするなど、
働きやすい環境を目指しました。

二つ目は
私が入社した当時は私と事務員1名で
6畳ほどの部屋で、特に狭くありませんでした。、
しかし、現在は5名もいるので、
ちょっと狭く、コロナ的には「密」かなと思い、
12畳ほどの応接室を事務所にして広く使いたいためです。

3つめに、「より成長するスタート」です。
これが経営者として最大の理由とも言えます。

人員が増えてきたことも関係しておりますが、
次のビジネスを展開する上で、
もう一人二人増やす計画をしており、
その事業構想が固まりつつあることです。

詳しくは決まってからお話ししますが、
自分の50歳を前にして、
次のステージに上がるタイミングと
気がつき、実践したくなりました。

では、また次回に!

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【第219回】ポッドキャストが配信されました。

第219回 10年かかるところを1年でやり遂げたのは、厳しい状況だったため。逆境からのV字回復の秘訣とは:有限会社テーエス企画 服部 尋社長 インタビュー【解説編】
9割がもめる社長交代 ~二代目社長が成功する極意~
インタビューのポイント
1.後継者時代に知識を高めつつ、先走らずに先代を説得しつづけた「ねばり」
2.仕事の方向性として、アナログ印刷からデジタルの内容に変えたのは、後継者経営として、既存事業から発展された新事業にしたことが成功の秘訣
3.専門家を外注しグループ化して、自分の仕事以外に仕事をとれるメンバーを増やした。そのことが、自社として仕事を増やした。
服部社長が自身の強みを活かしながら、後継者時代と後継社長として成長されたことを解説しています。
有限会社テーエス企画
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経営は、長距離戦略で ②

事業承継を機に伸びている会社は
これまでの事業で収益をあげつつ、
新しいことにチャレンジしつづけています。

現在の主力事業は課題があるものの、
売上げがあります。
仮に赤字があったとしても、
売上げという現金を生み出していることが
重要です。

後継者・後継社長にとって
まずやることは、
現在の主力事業を少しでも伸ばすこと
そして、売上げは現状維持でもよいので、
効率化をはかり、利益と現金を増やすことです。

これをすることで、
社内からは後継者が会社を踏襲して
成長させるという、認識が伝わり、
社内の信頼を高めます。

そして、後継者・後継社長にとっては
自分で産み出した利益とキャッシュを
自分のやりたい新事業に、堂々と
投資することが出来ます。

一見すると、
回り道のように見えることですが、
実は最短ルートといえます。

後継者・後継社長は
どうしても、成果を早く出したいと思いますが
焦らないこと、じっくり長期計画が大切です。

私がいつも
後継者・後継社長に言っていますが
「時間は十分にある。駅伝のつもりで
長距離を走る、戦略を考えましょう」
と、言っています。

将来に、経営者として十分な力を発揮するために
成功する正しい方法と考え方を手に入れてください。

では、また来週!

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