アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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【第192回】ポッドキャストが配信されました

【第192回】ポッドキャストが配信されました.

祖父が薪売りから始め、そこからプロパンガスの販売に成長した老舗企業。サラリーマン経験なく入社した白鳥社長は、社会人として必要なことを青年会議所で学んだ。その活動のなかで、理念を掲げ、人を率いて、組織として実践することをやり続けた。後継者時代は叔父が社長だったので、自分は将来のナンバー2と思っていたが、ガス販売のビジネスモデルの将来性を心配していた。

それは、店舗が3つあるもののバラバラのやり方で、1+1+1=3になっていない。様々な課題を抱えた後継者時代についてお話いただけました。

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「自分で決断することが後継者が経営者になる第一歩②」

前回からの続きです。

 

事業承継という側面では、こんなときに
後継者の後ろに責任者はいないと思えるかが重要です。
サラリーマンであれば、上司が言ったから、
仕事は延期と言えますが、経営者や後継者などの
最終責任者がそのいいわけはできません。
だから、自分で決断することが後継者が
経営者になる第一歩です。

 

私はこんな時、いつも思うのは
阪神淡路大震災です。
私にとって一番辛い経験です。
地震発生後は、瓦礫だらけで、
仕事も生活もままなりません。
本当につらい時期でした。
会社の社長の父はもっと辛かったと思います。
そこから比較し、それ以上のことは
我が社にはないと思っています。

 

再度、書きますが、この状況では
絶対的な正解はありません。
だからこそ、後継者・後継社長の
覚悟をもった、意味の説明できる決断を
私は応援したいと思います。

 

いろいろ大変な時期ですが、
会社を経営していれば、必ず発生するピンチです。
こんな時こそ、先代や知恵を活用してもいいと思います。
会社を長く経営していれば、ピンチを切り抜けられる
知恵があるかもしません。
それこそ、事業承継した会社の強みと言えます。
私も皆さんを心から応援しています。

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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「自分で決断することが後継者が経営者になる第一歩①」

コロナウイルスの影響が強まっています。
感染拡大防止は重要ですが、
人と人との接触を全てやめてしまうと
経済は成り立ちません。

 

企業にとって、今やるべきことと
今はやらなくてもいいことの
見極めが重要です。

 

だからこそ、考えてぬいた
経営者後継者の決断を私は応援したいと思います。

 

このような状況で絶対的な「正解」はないと思います。
もしくは、正解であっても、あとから正しいと分かることも
あると思います。

 

延期や中止は勇気がいる決断だと思います。
経営者にとっては、売上げを放棄し、
コストだけを負担するわけですから。

 

その反面、覚悟を持って仕事を続けることにも
敬意を表します。

 

よくないのは、右へならえの中止や延期です。
開催でも延期でも、必ず批判やクレームがあります。
だから、そのような顧客や取引先に
後継者なりの信念を持って答えることが重要です。

 

ですから、自社の経営として
長期広範囲に何かを進める方がいいのか
一旦立ち止まった方がいいのか、
よくよく考えてください。

 

そして、自分なりの決断をしましょう。
反対する人がいても、やもえません。
あなたの一番大切なものを守るために
やるべきことを考えましょう。

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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「正しい情報の発信と事業承継への啓蒙が重要②」

前回からの続きです。

 

先日、私の事業承継コンサルティングを終了した
ある製造業の経営者も、
「事業承継でいろいろ考えたのは初めてやし、
息子とも話し合えてよかった」と
喜んでいただけました。

 

この企業は半年間のコンサルティングで
事業承継を進めるに当たり、その企業にとって
やるべき事を明確にし、
そのやるべき事の順番を決めました。

 

そして、社長交代時期も含めて
事業承継計画書でタイムスケジュールを示し、
経営者と後継者が一緒になって、作成しました。

 

何も考えたことがない経営者・後継者でも
半年である程度の道筋はできます。

 

ですから、重要なことは
事業承継を実行するための正しい情報であり、
その企業ごとにやるべき事を明確に順番をつけることです。
そして、事業承継は怖いものでなく、
100年続く企業に向けての未来への計画書であることです。

 

あらためて、正しい情報の発信と
事業承継への啓蒙が重要と感じました。

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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「正しい情報の発信と事業承継への啓蒙が重要①」

昨日、中小企業基盤整備機構が主催する
「事業承継支援者会議」に参加してきました

 

全国から経営指導員・金融機関担当者や
私のような事業承継の専門家が集まる会議で、
内容としては様々な事例の発表会でした。

 

その中で、現場の数字があったので、ご紹介します。

 

ある金融機関の顧客向けのアンケートでは
借入金のある経営者のうち、約6割は後継者が存在しています。
その後継者のうち9割が親族です。

 

新聞に載るような調査では
親族(息子・娘・娘婿)への事業承継は4割程度という
調査結果もありますが、
私の感覚では低すぎると思っていました。

 

やはり、現場での感覚では後継者がいる会社では
9割程度が親族であると思います。

 

おそらく、新聞などの調査は個人事業主も
多く含まれているので、
事業を引き継ぐというイメージを持っていない方が
多数含まれているからかもしれません。

 

さらに、同じ調査で
後継者なしと回答した経営者の7割は69歳以下であり、
事業承継について意識していない方が多いのも事実です。

 

私の解釈では、60歳を超えた経営者が
事業承継について一度も考えたことがないというのは
ほぼあり得ないと思います。
ただし、一度は考えたけど、何を考えていいのか分からずに、
とりあえず後回しと思って、今日まで手つかずでしょう。

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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「親の借金を背負う②」

前回からの続きです。

 

例えば、
金融機関との借り入れ金を後継者が連帯保証するのに
一般的な契約より高い金利で、書類を作られているとか。
知らないうちに、金利負担だけ増えたりします。

 

また、取引業者でも取引条件が
先代の契約内容より厳しくなっている場合もあります。

 

これらは、ほんの一部です。
契約書を落ち着いてよく読んで、
現在との違いをきっちり説明してもられると
理解できるのですが、
そうはしてくれません。

 

ある意味、「だまされた方が悪い」と言われるからです。

 

後継者の方は真面目な方が多いのですが、
優しすぎて、押しが弱い場合もあります。

 

例えば、上記の金利の高い契約書を見たら
「この金利は高いですよね」
と、はっきり言いたいのを、恥ずかしいから言えない。

 

でも、結局は自分が払うのですから、
会社の稼いだお金は1円でも大事にする、
という基本に立ち返り、
お金のことは気になったら、話し合う。

 

これが重要です。

 

現経営者や先代がお金の話をしないので、
お金の話そのものを避けている後継者もいますが、
それでは、経営者にはなれません。

 

後継者がしっかりと知識をつけて、
お金の慣れやその意味を知ることができると
経営者と同じ目線で話し合えます。
そこからが「経営」のスタートと言えます。

 

まずは、お金についてしっかりと
理解して、話ができる環境を作りましょう。

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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「親の借金を背負う①」

先日、事業承継コンサル仲間の勉強会で
こんな話がありました。

 

「後継者に覚悟を決めるって、シンプルに言えば
親の借金を背負うだから、連帯保証にはんこ押すことです」

 

って、言うと納得してもらえる。

 

その方も、3代目社長であり、私も2代目なので
自分が社長になるとき、会社に借金があり、
それも連帯保証しました。
多くの場合は、その意味が分からず、
流れ作業のようにはんこを押してしまいます。

 

幸い私は中小企業診断士になっていたので、
借入金の意味や返済方法について、
ある程度の計画を自分で立てていたので、
心づもりはできていました。

 

しかし、多くの後継者が何も分からずに
よく説明も受けずに、はんこだけ押さされる
ことがよくあります。

 

特に、先代が急死や病気の場合は
金融機関や周囲が急いで、いろんな書類にサインさせられます。

 

後継者も「とりあえず」という気持ちで
サインしたり、はんこ押します。

 

実はそれが、後になって苦しくなる原因となります。

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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【第189回】ポッドキャストが配信されました

【第189回】ポッドキャストが配信されました。

 

「社長交代直後に東日本大震災で厳しい環境に。それを乗り越える後継社長の社内変革とは:ウスクラ建設株式会社 代表取締役 薄倉雄一郎氏 インタビュー【後編その1】」

 

長い後継者時代を経て、社長に就任してすぐに東日本大震災が発災し、世の中は自粛と不況に。
一旦は退いた会長も再度活発になり、薄倉社長は「名ばかり社長」に。
ただし、仕事が減り時間が出来たことで、社内改革に取り組みます。
例えば、ポスティングのチラシの内容やデザインも一新したり、顧客管理もペーパーレス化へ。
そして、「地域に根ざした工務店」をめざし、社内改革を数年かけて、じっくり実践した。
後継社長が事業承継直後に上手くいく方法をお話いただけました。

 

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「人材の配置や育成を常に考える②」

前回からの続きです。

 

改善から創造へと会社の雰囲気が変わると
改善活動を頑張ってくれた社員の数名が辞職しました。

 

後継者・後継社長として
一緒に頑張ってくれた社員が去るのはつらいことです。
最初に自分を信じてくれた仲間だからです。
私も経験があるので、分かります。

 

ですから、
後継者・後継社長には、この状況を
知っておいても欲しいです。

 

まず、会社として
改善というステージがあること
次に創造というステージがあること

 

これは、既存事業を改善して成果を出し、
新規事業を立ち上げると考えれば
ほとんどの後継者に当てはまるでしょう。

 

次に、人材はできることとできないことがあります。
それを十分に分かって、自社の人材の
配置や育成を常に考えることです。

 

後継者・後継社長としては
人材の役割(職種)として、リーダーが
指示しなければなりません。

 

人材ひとりひとりの
能力や意思・得意分野を
よく話し合って、理解しあうことが
大切です。

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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「人材の配置や育成を常に考える①」

さて、前回に引き続き
平安伸銅工業株式会社 竹内 香予子 社長の講演にて

 

業績が大きく低下し、人材も少なく、
会社を立て直すには、厳しい状況でした。

 

それでも、やらなければ
会社に未来はありません。

 

やるべきことは、
会社の未来を切り開く「新製品の開発」です。

 

そのために、竹内社長は
社内の効率化と取引条件の交渉によって
7000万円の資金を生み出しました。

 

ここから今回の内容です

 

少し時間をさかのぼり、
上記の社内の効率化や取引条件の交渉は
会社の「改善」活動です。

 

より良くするための活動です。

 

業歴に長い会社ほど、今まで方法を
変えることに抵抗があります。

 

頭では分かっていても、その変化で生じる
デメリットが怖いと思うためです。

 

これは、通常の心境だと思います。
だから、既存業務の社員では難しかったので、
その業務をやっていない人材を抜擢しました。

 

竹内社長が経営の効率化と改善の重要性を説いたことで
その社員も理解して、一生懸命に行動しました。
そして、上記の成果が出せたのです。
そして、竹内社長が念願の新製品の開発へ。

 

それまでの改善を頑張ってくれた社員に
「今度は商品開発を一緒に頑張ろう」
と、言ったところ、意外な反応が返ってきます。

 

「それは、ちょっとできません」

 

喜んでやってくれると思っていたので、
竹内社長にとって、とてもショックでした。

 

実際に新製品の開発のプレゼンさせても、
いい案は出てきませんでした。

 

そこで、竹内社長が分かったこと
効率化などの「改善」活動ができる人材と
新製品の開発など「創造」活動ができる人材は
全然違う!ということです。

 

落ち着いて考えると分かりそうですが、
中小企業の人材不足の現場にいると、
○○ができたから、次は○○ができる
と考えてしまうことは、しばしばあります。

 

結局は新製品の開発は
別の人材を社外から中途採用されました。

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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