アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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「社内に定着しているルールや慣習には意味がある」②

前回からの続きです。

 

シフト表の効率化を目指した

若き日の高橋は、当時手書きだった

シフト表をパソコンのエクセルに変更します。

 

作成する時間と手間は削減できたのですが、

1か月の間で修正時に、余計な

手間がかかってしまいました。

 

何とかしたいと考えた私は

根本的な事に気づきます。

 

「シフトを途中で変えないようにすればいい」

 

それまで、従業員同士で休みを交換したり、

融通していたものを止めで、

一か月分を月末にまとめて決めるように

社内ルールを変えました。

 

この変更で、従業員から

反対意見が噴出しました。

シフトが自由に変えられないのは不便とか、

一か月先の予定が分からないから、

休みの希望日が分からない等です。

 

それまでのやり方に慣れているいるので、

ルールの変化はスタッフを不安にさせました。

最初はシフトの関する不満だったのが、

いつの間にか会社や私に対する不満に

発展してしまいました。

私も随分陰口を言われたものです(笑)

 

社内の雰囲気は悪化し、

私は孤立しました。

 

そんな時、なぜ手書きだったのかを

当時の社長に聞いたときの答えが

「シフトに融通を利かせるほうが

持ちつ持たれつでいいんだよ。

しかし、ダメなときはシフト表を見ながら

説明して、ダメだと分かってもらう。

シフトを任した時に説明したぞ」

と言われました。

 

手書きの良さは、経営者とスタッフが

顔を突き合わせて、シフトを見ながら

相談できて、同じものを見ていることで

納得できることでした。

 

私はその部分をいつの間にか

忘れていました。

 

そこで、私は

一か月のシフトはまとめて決めるけれども

急なシフト変更も月2回までOK

と明確にして、スタッフみんなに平等に

割り当てました。

そして、変更する場合は

変更する本人と私はよく相談して

許可することにしました。

 

こうすることで、シフトのルールは変わるものの

スタッフ全員に平等で、柔軟性のあるものに

変えることができました。

 

こうすることで、

スタッフの引き継ぎなども円滑になりました。

 

長年続けて社内ルールには

上手くいくためのエッセンスが隠れています。

後継者の皆さんはそれが何かを

見つけることが重要です。

一見無駄なことでも、何か意図があります。

 

ですから、それを分かったうえでの

後継者なりの改善を進めましょう。

 

日中はまだ暑いので、

体調にお気を付け下さい。

 

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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【第118回】ポッドキャストが配信されました

【第118回】ポッドキャストが配信されました。

 

「社長となった後に会長と衝突しながら経営する後継社長の苦悩:生興株式会社 代表取締役社長 古谷勝彦氏 インタビュー【後編その1】」

 

専務時代には経営的な提案について、会長となった先代に聞き入れられなかった。

また、会長は代表権をもっていたので、経営会議などでは会長の顔をみて行動する社員が多く、困っていた。

それでも、意識改革のひとつとしてISO14001を工場と本社で取得した。

その後、設備の老朽化から設備の更新や新工場の増設、物流設備の新設など、次々と積極的な投資をする。

そこに会長を納得させたものは・・・。

 

 

ぜひお聴きください。

 

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「社内に定着しているルールや慣習には意味がある」①

友人のFBなどを見ていると

お盆でお墓参りをされたかたも

多いと思います。

自分の祖先や父母・祖父母に

感謝を伝えるにはいい機会でしょう。

 

妻の実家に行った時に

娘が仏壇を綺麗に掃除している

のを見ると、日本人で

よかったなーとしみじみ感じました。

 

この先祖を思う気持ちはとても大切で

自分が生まれたルーツを

確認する時期でもあり、

30歳もすぎで、自分の子供が

成長してくると、親の気持ちがわかり、

自分の両親や先祖に感謝する

ようになります。

 

祖先から受け継いできた

教えや考えが、どの家にもあると思います。

その家で、地域で長く繁栄するための

知恵が詰まっています。

 

今の時代に合わないこともあるかも

しれませんが、世代を超えて

家族を守るものになっています。

重要なことは「なぜ、その考え」に

なったのか、その経緯と意味を

知る必要があります。

 

これは、事業承継も同じです。

というか、さらに重要です。

 

社内に定着している

ルールや慣習には意味があります。

さらに、コストもかかっています。

 

後継者から見るとと、無駄なことや

意味のないこともあります。

 

私もかつて、会社に入ったばかりのころ

スタッフの月間シフト表が手書きでした。

既にパソコンが会社にあるのに、

わざわざ手書きは非効率でした。

そこで、エクセルで原紙をつくり、

スタッフの予定を聞いて入力したものを

プリントアウトして、

シフト表として、配布するようにしました。

 

シフト表を担当していた私の作業は

楽になりました。

前任者のシフト作成にかかった時間より

短い時間で作業ができ、

効率化できたと喜んでいました。

 

しかし、しばらくして問題がでます。

それはスタッフの出勤の変更があると、

手書き以上に手間がかかることでした。

 

スタッフの出勤が変わると、

そのたびにプリントアウトするので

時間がかかりました。

 

前任者はそれが面倒だったため、

手書きでシフト表を書いており、

変更したら修正液で変えてました。

 

ですから、変更ごとに手間がかかると

私がこぼしたら、

「だから、手書きがいいですよ」

鬼の首を取ったように言われました。

 

若かった私はちょっと腹が立ち、

意地でもパソコンでやってやる~

と考えたのです。

 

そして、どう変えたらいいかと

改善方法を考えてると

根本的なことに気が付きました。

 

「シフトが途中で変わること」が

問題なんだと。

 

つまり、急にシフトが変わるから

シフト表を修正しなければならない。

 

だったら、一度決めたシフトを変えない

ように、改善すればいいのです。

 

単純なことですが、シフトが変わることが

当たり前から、シフト変えないことへ

社内のルールを変えることが

根本的な改善になりました。

 

しかし、これを実行するときに

さらに問題が起きます。

 

続きは金曜日に。

 

 

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「後継者がおカネに持つイメージ」②

甲子園のあるまち西宮市に住んでいるので
今年の高校野球は大いに盛り上がっていました。

 

私がいつも乗る阪神電車には
「甲子園球場は満員です」と
早朝から張り紙が出るほどでした。

 

さて、
前回のつづきのおカネに持つイメージについてです。

 

おカネは日常的に使うし、会社として稼ぐものです。
そこに、いい経験もあれば、つらい経験もあります。
その中で独特なお金のイメージを後継者は持っています。

 

そのイメージがプラスに働くこともあるし、
マイナスに働くこともあります。

 

後継者が経営者として会社を引っ張て行く立場になると
おカネにマイナスなイメージを持っていることは
会社経営の足を引っ張ることになるので
それを改善することが重要です。

 

前回のE氏もそうでした。

 

自社株を自分に集中するために
様々な資金調達をしようと計画したのですが、
実行に移せない。

 

やる気がないのではなく、
何か精神的に引き留めていると感じました。

 

そこで、
子供の時に 家とか会社とかで、お金のトラブルを聞いてみると
あったのです。
「昔、親父が一度だけ、
『金を持ったがために、えらい目にあった』と」
詳しくは書けませんが、
先代社長のご尊父が事業で成功し、少し余裕が出てきたときに
高校時代の親友に頼まれて、数百万を貸したそうです。

 

よくある話で、結局その親友はどこかに消えてしまい、
数百万は返ってきませんでした。

 

ご尊父も会社が傾くほどの金額ではなかったので、
晩酌時に、ぽろっと愚痴ってしまったのでしょう。

 

その時にEさんへこんなイメージが刷り込まれました
「お金が手元にあると、取られて、友人を失う」

 

手元にお金があること
それを貸して、返済されなかったこと
友人がいなくなったこと

 

これらは、全く関連のないことです。
ご尊父はそのような経験をしましたが、
Eさんには無関係です。

 

でも、そのようなイメージを無意識に受け取ってしまった
Eさんはお金を手元に置くこと、極端に嫌うようになりました。

 

コンサルティングをしていても、
経営計画として数値としてしっかり把握しているのに、
資金繰りとなると全くやらないなど
アンバランスでした。

 

このように、誰しも子供のころに
親からの何気ない一言で、おカネのマイナスイメージを持っています。
特に経営者の子供ならお金に関する話題も家庭内で多いためです。
これをコンサルティングで改善しなければ
経営者として足かせになります。

 

Eさんの場合は、
おカネが手元にあることと
悪いことがおこること
という、起こってもいないことで不安になっていたので、
それを「起こらないから大丈夫」そして、「起こったとしても大丈夫」
と2段階で改善するコンサルティングをしました。

 

その後からEさんが資金集めができたことは言うまでもありません。

 

皆さんのおカネに持つイメージは何でしょうか。

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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【第117回】ポッドキャストが配信されました

【第117回】ポッドキャストが配信されました。

 

「創業100年を超える老舗企業ならでは、経営体質に危機感を感じる後継者時代:生興株式会社 代表取締役社長 古谷勝彦氏 インタビュー【前編】」

 

大手企業のサラリーマンから、経営者の急病で、悩みながらも会社に戻った古谷社長。
入社数年は、社内では営業実務に従事しており特別扱いはなかったが、社外からは次期経営者としての視線にプレッシャーを強く感じていました。
一方、会社としては古い経営体質に危機感を感じており、効率化やIT化には高いハードルがあった。
このままでいいのかと、経営感覚のズレを後継者として悩んでいた。

 

ぜひお聴きください。

 

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「後継者がおカネに持つイメージ」①

お盆はいかがでしたでしょうか。
土日も含めてゆっくり休んでいた方も多いと思います。

 

私は早めに夏休みをいただいたので、
通常の活動でした

 

先日、後継者Eさんの相談の中で
こんなことがありました。

 

Eさんへは事業承継に向けて、自社株を
ご尊父から移動させる方法をコンサルティングです。

 

Eさんが自社株を買うための資金をどのようにするかを
検討しているときでした。

 

「自社株を買うために、資金が必要です。
まずは、借入金や役員賞与の増加など○○千万円集めましょう」

 

Eさんは了承したものの、
2週間たっても、全く動きませんでした。
(仕事は普通にしているのに)

 

私はおかしいと思います。
Eさんとミーティングをして、進め方を検討しようと
質問しても
「忙しいから、できてないだけ」とか
「もう少ししたら、落ち着くからやります」とか
消極的でした。

 

そこで、私は話題を変え
「Eさん、小さい時に欲しいおもちゃって何でも買えました?」
「高橋先生、何でも買ってもらえませんでしたよ(笑)
今考えると、クラスメイトより多かった気がしますが、
子供の私はもっと欲しいと思ってました。」
「誰でもそうですよね(笑)、ところでその子供の時に
家とか会社とかで、お父さんのお金のトラブルって覚えてますか?」
「えーと、そうですね。昔、親父が一度だけ、
『金を持ったがために、えらい目にあった』と
言っていたことがあったと思います」

 

私は『それだ』と確信しました。

 

誰でも無意識のうちに親からおカネに関する
価値観やイメージを刷り込まれています。

 

それがプラスに働くときもあるし
マイナスに作用するときもあります。

 

重要なことはそれを自分でコントロールすることです。

 

Eさんは無意識で
マイナスに働いているおカネの価値観やイメージがありました。
それを改善しなければと私は話の続きを聞きました。

 

続きは金曜日に。

 

 

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「余裕のあるうちに事業承継の準備をする」②

前回からの続きです。

 

私がいつも、セミナーなどで
後継者や経営者にお伝えするのは
事業承継は平時にするものであって、
非常時にやってはいけない、と言うことです。

 

ましてや、金融機関から押されるように
経営者が決断するようでは、
事業承継を成功させることは難しい。

 

だから、経営者も後継者もじっくり腰を据えて
やれるために、会社がある程度事業承継に集中できる
状況でなければなりません。
売上が微減しているとか、人材が育っていないなど
ある程度の課題なら問題ありません。

 

しかし、
資金繰りや業績に困窮するような非常時には
事業承継より先にやることがあります。

 

しかも、そのように厳しい状況で
事業承継して、後継社長がそれを
乗り切って、V字回復することは
とても困難です。

 

だから、ある程度長期的計画で
事業承継をすることが、
その後の企業の成長へとつながるのです。

 

事業承継は何のためにするかといえば
会社がいつまでも続くために、
経営者が連続的に交代します。

 

その際に現経営者から後継社長に
経営のノウハウの引継ぎ期間が必要なのです。

 

それこそ、伝統や信用という目に見えないけど重要な
その会社が積み上げてきたものなのです。

 

余裕のあるうちに事業承継の準備をする
心に留めてください。

 

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

 

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【第116回】ポッドキャストが配信されました

【第116回】ポッドキャストが配信されました。

 

「三菱家の家訓に学ぶ、後継者・後継社長のための経営理念」

 

経営理念の重要性は皆さんご存知だと思います。
その経営理念を家訓として長く引き継いで、商売に成功している名家に学びます。
今回は三菱家の家訓です。
創業者岩崎弥太郎さんが商売繁盛のために作った家訓のうち「事業を受け継ぐには小心で当たれ」を中心に解説します。
会社が長く続くための経営理念の秘訣が詰まっています。

 

ぜひお聴きください。

 

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「余裕のあるうちに事業承継の準備をする」①

8月に入り、
真夏になってきました。

 

台風が来ていても、風が生暖かく
酷暑を実感しています。

 

そんな中、私の地元西宮では
夏の高校野球が開催されています。

 

さて、先日事業承継の相談で
このようなことがありました。

 

経営者T氏から
「業績が厳しいので事業承継しようと考えています。
金融機関からも社長を交代するなら融資すると言ってます。
どうすればよいでしょうか」
と相談がありました。

 

まず、私は
「事業承継をされるのは、よいと思いますが、
融資を受けて、その後会社がどのように回復するか
それについて、Tさんはどのような計画でしょうか」

 

とお聞きしたところ

 

「今が厳しいが、ここの資金繰りを乗り越えたら、
世の中の景気もいいので、何とかあると思います」

 

正直なところ、心の中では
これは厳しい状況だと思いました。

 

おそらく、事業再生ぐらいの状況かと。

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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「今ある経営資源をそのまま受け取ることが第一歩」②

前回からの続きです。

 

ただし、事業承継では経営者が変わることで
経営ノウハウなどの一部が「なかった」ことになると
たいへんもったいないです。

 

折角、これまで時間とお金をかけて積み上げてきた
会社の財産がなくなってしまうのですから。

 

だから、私が事業承継のコンサルティングをするときに
現経営者様の経営ノウハウや成功体験、危機回避の方法など
経営者として知識と経験をお聞きして、
それを後継者様に分かりやすく伝えています。

 

これが、当人同士だと、どうしてもうまく伝えることができません。
上手く伝わらないことは「なかった」ことになります。

 

そうして、経営ノウハウを一部を受け継がず
後継者が社長になると、やっぱり経営はやりにくくなり、
業績も厳しくなります。

 

だから、記憶に残すための方法が重要です。
紙などの記憶媒体に残すことと記憶に残すことどちらも大事です。

 

皆さんの会社ではいかがでしょうか。
しっかり受け継げているでしょうか

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

 

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