アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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「現状は安定させつつ未来に向かい少しづつ変える」②

前回からの続きです。

 

今のリーダーと新しいリーダーでは
価値観もやりたいことも違うので、
社内を変えたくなるものです。

 

しかし、
中小企業の事業承継では
「まず変えないこと」が優先です。

 

なぜなら、長年の社長から後継社長になるだけで
会社にとって、法人という組織にとって
とてもインパクトのある変化なのです。

 

そのうえ、経営方針まで変わっては
社員がついてこれません。
部下がついてこれない経営者は
リーダー失格と言われます。

 

だから、まずは後継者に現状から変えないことが
優先です。それを1年から2年続けることで
周りの人の「角」が取れてきて、
社内が円滑になります。
そうしたら、新しいチャレンジスタートです。

 

経営者には
現状と同じことを続けていたら、
会社に成長はありません。
成長がなければ、右肩下がりになります。

 

成長するためには新しいことのチャレンジして、
新しい価値を生み出さないといけません。
それを5年スパンで考えましょう。

 

この
現状は安定させつつ
未来に向かい少しづつ変えること
この2つの車の両輪のように
動かすことが
事業承継には大切です。

 

これも、昔から成功する方法です。

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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【第131回】ポッドキャストが配信されました

【第131回】ポッドキャストが配信されました。

 

「法律も大切だが、最後はそれ以上に大切なものが事業承継にはある:堂野法律事務所 堂野達之先生 インタビュー【解説編】」

 

法律家の3代目でありながら、独立した仕事の方法で顧客を拡大させてきた堂野先生のインタビューから

・引き継いだ会社(事業)が足かせになるか?

・自社株を渡したいのに渡せない経営者の心情とは?

・後継者なりの強みを得るためには?

などのポイントについて、解説します。

 

ぜひお聴きください。

10月~12月、事業承継コーチ養成講座 第2期 体験セミナー&説明会を開催いたします
https://www.jsc-kyokai.com/seminar

 

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「現状は安定させつつ未来に向かい少しづつ変える」①

先日、京都の紅葉狩りに行きました。

 

毎年、京都へは紅葉を鑑賞に行っており、
先日は圓光寺と詩仙堂でした。

 

詩仙堂は検索してもらうと
分かりますが、CMに使われており、
紅葉の赤と苔の緑のコントラストが
素晴らしいお庭です。

 

そこに
悟りの窓と迷いの窓があります。
悟りの窓は丸い窓。
迷いの窓は四角い窓

 

四角い窓は視線をどこかの隅を見よとして
迷ってしまい、人間が角がぶつかり合うことを
示しているそうです。

 

丸い窓は人間も社会も丸くなることで、
円滑にことが運ぶことを示しているそうです。

 

これは人間の心理であって、
昔から変わらないと思います
先日、同僚のコンサルタントから
こんな質問がありました。

 

「事業承継で経営者と後継者の意見が食い違って
どうにもうまくいかない。特に経営方針について
経営者は保守的で変えたくないし、
後継者は何でも変えたくなる。
なかなか困っているんです」

 

事業承継ではよくあることです。

 

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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「後継者のメンタル改善」②

前回からの続きです。

 

心理学でよく言われることですが、
セミナーなどその人に必要な情報を
得たいと思った来たけど、

 

急用が入ったとか
思ったのと違うから帰ろうとか
寝てしまうとか
などで、内容を聞かない時があります。

 

このような場合は
「その知識を知ってしまうと、自分が変わってしまうので
その変化が不安なため、あえて聞かないようにしている」
と考え、潜在意識が情報を拒否していると考えます。

 

ヒトは誰でも変化について、恐怖を覚えます。
しかも、知識は知ってしまうと、それを知らない自分には戻れません。
知った以上は行動するか、あえて無視するかの自分になります。
つまり、変わってしまうのです。

 

ですから、本能的に変わらないほうを選択します。
だから、あえて聞かないのです。

 

きっと、その方も
事業承継の知識や情報は大切だと心の底では分かっているものの、
それを知って、変化することへの不安が強く出たのだと思います。

 

事業承継を直前にした後継者には
変化に対する不安で様々な反応がでます。

 

つまり、精神的に不安定になる時期があるということです。

 

後継者のメンタル改善として
このようなことがあることを知り、
真摯に向き合ることが何よりも大切です。

 

私もいつもそれはきをつけています。
昨日は改めのそれを確認することができました。
もし次回もお会いできれば、
その方の不安や心配を改善しようと考えています。

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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【第130回】ポッドキャストが配信されました

【第130回】ポッドキャストが配信されました。

 

「事業承継専門の弁護士が語る『社長交代で気をつけるべき法律のポイント』:堂野法律事務所 堂野達之先生 インタビュー【後編】」

 

事業承継で法律に関わることで問題が発生することがあります。
会社にとっては、スムーズな社長のバトンタッチこそ、重要です。
事業承継での失敗を回避し、会社が円満に引き継げるポイントをお話いただけました。
法律家の貴重なインタビューです。

 

ぜひお聴きください。


10月~12月、事業承継コーチ養成講座 第2期 体験セミナー&説明会を開催いたします
https://www.jsc-kyokai.com/seminar

 

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「後継者のメンタル改善」①

急に寒くなってきましたね。
そろそろヒートテックのインナーを
着るかどうか、検討しています。

 

しかし、11月から使用すると
冬が越せるかどうか心配になっています(^^)v

 

さて、先日あるセミナー会場にて。

 

事業承継のセミナーをある公的機関で
お話しさせていただいたときのことです。

 

私はセミナーが始まる前に
時間の許す限り、参加者と名刺交換をしています。

 

早めに来ている方々に
開会まで単に待っていただくのは
申し訳ないので、
簡単な会話をして、参加の目的を
お聞きすることで、それをセミナーで
反映することを目的にしています。

 

折角、時間を作ってきていただいた方に
少しでもお力やヒントになればと思って
セミナーをしているためです。

 

そのセミナーではある後継者がいました。

 

セミナー開始直前に来られたので、
私のご挨拶をして、
今日はどんなことを興味がありますか
とお聞きしたところ
「来年、代替わりするんで・・・」
と言われたので、
この方に必要な情報を多めに入れようと
考えていました。

 

3時間のセミナーでしたが、
その方は1時間ほどで
途中退席しました。

 

セミナー途中から
どうも満足されていない表情だったので、
きっと知りたい内容があるのかと思い、
休憩中に声をかけようと思っていたのですが、
休憩前に退席されました。

 

急な仕事があったのかもしれませんが、
残念です。

 

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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「財務に強くなってください」②

前回からの続きです。

 

敷居が高いのが財務。

 

まずは全体像を把握することが
大切です。

 

そのためにちょっとした図式化します。

 

貸借対照表と損益計算書をグラフ化し、
貸借対照表と損益計算書の金額の違いについて検討します。

 

通常は損益計算書の売り上げが一番大きいので
貸借対照表の総資産とどれぐらい差があるかを
一目で分かるようにすれば、
その会社の状況が分かります。

 

損益計算書は売上と粗利と営業利益と区分し、
貸借対照表は総資産と純資本と借入金ぐらいを
その金額に合わせてグラフ化し、
比較するだけでも会社の状況が分かります。

 

特に粗利と借入金の関係性は
会社の儲けと返済に直結するので重要です。

 

なれてくれば、数値だけで分析できますが、
はじめのころはグラフにして金額の大きさが
目に見えて分かるようにすると
イメージがつかめます。

 

私のコンサルティングでは
財務の研修として
このような分析も後継者の皆さんはやってみて、
財務に強くなってください。

 

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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【第129回】ポッドキャストが配信されました

【第129回】ポッドキャストが配信されました。

 

「『弁護士はサービス業だ』3代目弁護士が事業承継で成功したのは:堂野法律事務所 堂野達之先生 インタビュー【前編】」

 

弁護士は裁判をするのが仕事と思っていたのに、就職した弁護士事務所で会社に関わる法律の仕事をすることで、弁護士はサービス業と確信する。
そこから、父親の法律事務所に入るも、自分で父親を乗り越えたいという思いから独立独歩で顧客を拡大し、ついには父親を超えた秘訣をお話いただきました。

 

ぜひお聴きください。

 

 

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「財務に強くなってください」①

朝晩は少し寒いですが、
日中は暖かいです。
寒暖差に注意してください。

 

さて、先日私が所属する中小企業診断士の勉強会で
分かりやすい財務について少し書きます。

 

後継者の皆さんで
数字が苦手という方がけっこう
いらっしゃいます。

 

私はいつも言うのですが、
ビジネスを取り仕切る経営者となるには
数字に弱いでは、どんぶり勘定になってしまいます。

 

専門家ほど詳しくなくてもいいですが、
平均レベルの財務知識と能力はいります。

 

とはいえ、勉強するにも
敷居が高いのが財務。

 

私の中小企業診断士の試験勉強をしているときに
苦労したのが財務でした。

 

数字をにらめっこして、
きっちり合わせるのは骨が折れる作業です。

 

いきなりそのような細かいことをすると
嫌になるので、
まずは全体像を把握することが
大切です。

 

そのためにちょっとした図式化します。

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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「社長の給料を決める」②

前回からの続きです。

 

「Tさん、あなたのイメージでしっかり経営できる社長の給料は
どのぐらいですか」

 

「月に100万、いや200万ぐらいでしょうか」

 

「そうですね、いい感じです。正確な統計はなく、
あくまでも肌感覚ですが、一般的に黒字の中小企業の経営者の
役員報酬は2000万から3000万と言われています」

 

「でも、うちみたいな小さな会社では、もっと少ないのでは・・」

 

「いいえ、役員報酬を最終的に決めるのは会社の利益です。
中小企業であれ、個人事業主であれ、成功している経営者は
これぐらいの利益はしっかり残しています。規模の大小は
このぐらいの利益なら、関係ありません。
売り上げ20億円の企業で役員報酬が3000万も
売り上げ1億円の企業の役員報酬が2000万も十分にありますよ」

 

「そうなんですね」

 

「ですから、今すぐではなくても、この水準に会社の利益を
出すために、何年で達成するか。どんな経営をするか。
これが重要です。利益からご自身の役員報酬を計算することが
大切ですよ」

 

「分かりました。さっそく、帰って検討します」

 

後継社長が考えるのはまず会社という全体の利益や資金であり、
その後に自分の報酬を得るという基本概念さえ、
身につけておけば大丈夫でしょう。

 

こんな身近な悩みにも私のコンサルティングでは
適切にお答えしています。

 

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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