こんにちは。次世代経営協会の高橋です。
先日、ある製造業の後継社長A氏と面談を行った際に、
とても興味深い取り組みについてお話を伺った。
A氏は先代から事業を引き継ぎ、現在も金属部品の製造を続けているが、
その技術を活かして BtoC向けの新製品開発 に挑戦しているという。
しかも、地元の若手デザイナーと組み、金属とアートを融合させた製品をつくり始めたところ、
地元で少しずつ評判になっているとのことである。
このように、これまでBtoBの分野で精密技術を武器にしてきた中小企業が、
デザインやアートといった異分野の力を取り入れて新しい市場へ踏み出す例が増えている。
特にこの発想は、後継者世代の経営者 に多く見られる傾向である。
なぜなら、後継者にとって事業はすでに「存在しているもの」であり、
その価値をどう展開させるかを常に考えているからである。
創業者が製品の“機能”や“品質”を極限まで高めることに注力するのに対し、
後継者は「既にある技術をどう新しい分野で活かすか」
「他者とどう組み合わせて新しい価値をつくるか」という視点を持つ。
ここに、現代の経営における重要な変化があるといえる。
最近の例を見ても、食品業界では異業種コラボによる新商品が次々と登場している。
「有名シェフ監修」や「アーティストコラボ」といったプロデュース型の製品が注目を集めるように、
製造と企画を分けて考える時代 に入っている。
(当協会の会員でもこのプロデュースで商品開発している後継社長もいる)
これは、消費者が「モノの機能」だけでなく
「体験や物語の価値」を求めるようになった表れである。
続きは次回の配信でお伝えします。





























