アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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【第89回】ポッドキャストが配信されました

【第89回】ポッドキャストが配信されました。
「第89回 自社の倒産の経験を生かして、現在は資金調達のコンサルタントとして活躍中:ビル管理業 エンドウさん(仮名)【解説編】」
不動産管理業を継いだエンドウさんでしたが、
バブル期に借りた借金が重く、厳しい状況でした。
その中で、後継者ならではの葛藤やチャレンジについて解説しています。
ぜひお聴きください。

 

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「資産を減らさずに受け継ぐ」①

1月末になり、年度末に向けて、準備に忙しく

なっているかもしれません。

また、4月からの計画を練っている

後継者の方もいると思います。
今日はお金の話です。

事業承継する会社には、様々な資産があります。

土地や建物などの不動産
車や家財などの財産(動産)
株や債券などの金融資産
現金そのもの
何かの権利や免許
など。

この資産を減らさずに受け継ぐことが

後継者がやるべきことです。

しかし、不動産や動産の価値は買った時から
時間がたてば下がってくるものです。
中古で売り出せば、買った時より安くなるのは
当たり前ですね。

つまり、後継者にとって

減らさないことの第一番目は現金です。

現金を減らさないために、
会社として何をするべきか
という発想が必須です。

具体的な発想は何があるでしょうか。

この続きは金曜日に。

 

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「もっと早く準備しておけばよかった」②

前回からの続きです。

現経営者は何度か事業承継について
考えることがこれまであったはずです。

多くの場合は
自分の年齢が区切りに近づいたとき(65歳とか70歳とか)
自分の体調が悪くなった時
経営者仲間が代替わりした時
などがあります。

その時に考えるのですが、
事業承継について経営者が正しく情報を把握することは
難しいです。

経営者は経営についてプロであり、
知識と経験が豊富ですが、

事業承継でも
「もっと早く準備しておけばよかった」
「事前によく話し合っていれば問題なかったのに」

ということがあります。

例えば、
社長が交代し、新社長と新会長とで
会社を運営するようになります。

その場合、重要なことは
新社長の責任範囲と
新会長の責任範囲を事前に決めておくことです。

新規事業については新社長が決済し、新会長は相談と承認。
ベテラン社員については新会長が担当する
資金繰りについては新会長が銀行と交渉する
人事配置について新社長が権限を持つ
などです。

これが明確になっていなければ、
まず新社長と新会長で齟齬が起きます。

そして、お互いに
「そんな話は聞いてない」となって、
もめる原因となります。

それを丁寧に決めておくのです。

例えば、経費決済について
20万までは新社長が決済できる。
20万以上は新社長と新会長の両方の決済がいる
とか
年間の給料やベースアップは新社長が決めて
ボーナスは新会長が決める
とかです。

細かく決めるのは一見面倒ですが、
それをすることで、あとでスムーズに経営できます。

それを今年はここまで新社長がやる
その次の年は、そこまで新社長がやる。
というように、数年かけて
段階的に新社長に移行することが望ましい。

そのように、みなさんも行っていただき、
事業承継を円滑にしてください。
そして、そのことが企業のさらなる成長に繋がります。

では、良い週末を

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【第88回】ポッドキャストが配信されました!

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< 1000坪のビルの管理会社の社長になった後継者の奮闘:ビル管理業 エンドウさん(仮名)【後編】>

入社5年ぐらいたったのちに、管理会社の社長になったエンドウさん。

社長としての業務とは何かを模索し、積極的に取り組みます。
そうしたなか、借入金の大きさに真剣に向き合うことで業績改善に奮闘します。

ぜひお聞きください。

 

9割がもめる社長交代 ~二代目社長が成功する極意~☜こちらからご紹介ページに移ります
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「もっと早く準備しておけばよかった」①

今週は雪の影響で日本各地で
大変だったと思います。

私はたまたま関西を動かなかったので
それほど影響はなかったのですが、
新幹線や飛行機でご苦労されたとお聞きしました。

移動がスムーズにいかないとストレスだと
思いますので、皆様お疲れ様でした。

通常私は東京に新幹線で行くのですが、
岐阜のあたりで雪のため遅れることは
年に数回あります。

よく考えてみると
毎年、「えらいこっちゃ」と感じ
想定外の天候を恨めしく思います。

しかし、よく考えてみると
毎年雪は降るので、そうゆうことは
過去に何回も経験しています。

であれば、冷静に考えれば
それに備えて準備をすれば
いいのですが、
いつもいつもスムーズに新幹線の
ダイヤが運行されているので、
喉元過ぎれば熱さを忘れる
という状況です。

これは事業承継でも同じです。

同じとはどういうことでしょう?

この続きは金曜日に。

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風化させないために

こんにちは、アシスト2代目の高橋秀仁です。

今回のメルマガはいつもの事業承継のコンサルティングの内容ではなく
私が体験した阪神淡路大震災から、みなさんに知っていただきたいこと
書いたものです。ご理解いただきお読みいただければと思います。

今年で平成最後の年です。5月には新しい元号となり、
平成に起こったことは、過去の出来事になるような気がします。

しかし、24年というのは人間の時間としては
かなりの長さがあり、それぞれの体験と記憶で
様々ことが思い出せれると思います。

嬉しいこともたくさんあっただろうし、
悲しいことも同様にあったと思います。

私は1月17日が来るたびに、
あの日のことを、そして、その震災のことを
思い出します。

私はこのブログでこの時期だけは
皆さんにご容赦いただき、
阪神淡路大震災のことを書いています。

少しでも風化させないために多くの人が
語り部として話されています。
私も微力ながら、震災の体験や
復興への取組、次に伝えたことに協力しております。

1月17日早朝、未曽有の地震が
神戸・阪神地域・淡路島を襲いました。

私の実家は西宮市になり、被災しました。

私は京都で大学生をしており、入学当時は
西宮から京都まで通っていましたが、
片道2時間の通学がつらく、3年生の時に
「ゼミや就活など忙しくなるので、2年間だけ下宿させてくれ」と
親に懇願して京都に移り住んだ、まさにその年に
震災があいました。

さらに、震災当日は月曜日でした。
下宿はしていましたが、週末は実家によく帰っていました。
食費をうかすためですが(笑)

震災前日も日曜だったの、夕食を両親と食べたのち、
いつもなら、日曜日の晩も実家に泊まり、
月曜の朝に大学に行っていました。

しかし、たまたま震災前日だけは
震災当日がテストだったため、
珍しく日曜日中に京都に戻ったのです。

後日、両親は「日曜日に帰っても勉強せえへんのに」
と笑っていたそうです。

そして、5時47分、京都の私の下宿で震度5ですから、
これまで体験したことのない、大きな揺れで目が覚めました。

そして、夜が明けるにつれて、神戸や西宮の
被害の大きさをしるのです。

当時は携帯もメールもないので、
実家に電話しても混乱して繋がらす、
電話の前でひたすら無事の連絡を待っていました。

幸い両親も無事で親戚も怪我もなく、
一安心でした。

実は実家で私が寝る部屋は大きな本棚や机に囲まれていて
もし、自分の部屋で寝ていたら、布団のうえに本棚や机が倒れてきて
無事ではすまなかったと思います。

ですから、
私はいつも1月17日が来ると、
「命をいただいた」と思っています。

親族は無事でしたが、友人や知人では
家屋の下敷きになったり、火災でなくなった人もいます。
前日まで元気だった方々ばかりです。

毎日の生活では忙しい中で、ついつい
様々な不満や不安などがあり、
現状をネガティブにとらえてしまいます。

でも、やっぱり生きていることが大切です。

震災という非常事態での人の優しさと醜さも見ることで
様々なことを体験したことは、きっと次の世代に
何かを伝える使命があると思っています。

そのひとつに、今のしっかり生きることだと思います。
明日に震災が起きて、すべてのことが変わるかもしれない。
明日に震災が起きて、大切な人と会えなくなるかもしれない。

だからこそ、仕事もプライベートもどちらも大切にして、
将来でも過去でもなく、その日に集中しようと思います。

今年も、亡くなった方を想い、
ご冥福を心より祈り、
次のよりよい世界と地域を作るために
努力したと思います。

後継者の皆さんも、震災ではないと思いますが、
人生で大きな転機や出来事があると思います。
それを後世に伝えることも、事業承継する者として
社会の大きな役割だと言えます。

今回はいつもと内容が違いましたが、
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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【第87回】ポッドキャストが配信されました!

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<理系の研究者からバブルのはじけた会社に呼び戻された後継者の葛藤:ビル管理業 エンドウさん(仮名)【前編】>
大学で化学を学び研究者になったエンドウさん。
父親の会社の苦境を感じて、実家に戻りましたが、会社のために営業を強化したいのにできないという葛藤に悩まされます。
業界未経験の後継者なら誰でも体験する内容です。
ぜひお聞きください。

 
 

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「下山してこそ登山」②

前回からの続きです。

なぜ「下山してこそ登山」と言われるのでしょうか?

私も小学生のころボーイスカウトに入っており、

山はよく上りました。
そこでも最初に教えられるのは、
無事に下山することです。

これは経営者にとっても同じです。

経営者として会社が成長し、成功している時期もあるし、
無事に下山する時期もあるでしょう。

そして、どうやって経営者が無事に下山し、
次の経営者がどうやって安全に登山をするかを
教えることが大切かと思います。

私は常々、経営者の判断は経験によって磨かれると
お伝えしています。

理論やスキルももちろん大切ですが、
経営判断は、経験を積むことで
判断力が高まることは間違いありません。

ただ、その経験をその人だけにとどまらせておくのは
会社としてみると、非常にもったいない。

その経験こそ財産なので、それを
次世代に引き継ぐための、様々な方策を
会社で実行されているでしょうか。

また、それを次世代が受け取りやすいように
現代語訳に変換することもできているでしょうか。

そんなことを考える年始にしてみてください。

今週も頑張っていきましょう。

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「下山してこそ登山」①

「本年もよろしくお願いいたします。」と
様々な会でご挨拶された方が多いと思います。

私も地元の経営者の会合で、
ご挨拶をさせていただきました。

その時に、ご同席させていただいた
大手酒造メーカーの会長様が
「登山も人生も下山が大切だね」
と教えていただきました。

誰でも、目標を目指し、高みをめざして
山を登ります。
人生も同じでで、より成長し、よりよい生活へと
皆さん頑張っておられます。

しかし、年齢を重ねるにつれて、
上るだけでなく、下ることも覚えることが
大切だと教えていただきました。

冬のニュースで雪山に登り、下山できないという
悲しい知らせをよく聞きます。

そんな時に、必ず言われるのは
「下山してこそ登山」

なぜそのように言われるのでしょう?

この続きは月曜日に。

よい週末をお過ごしください。

 

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【第86回】ポッドキャストが配信されました!

 

<2019年の年頭のご挨拶>

新年おめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 事業承継について今年の展望をお話しています。 今年も引き続き事業承継のホットな話題になることと言えます。

ぜひお聞き下さい。

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