先日、後継者Aさんと
事業承継計画を作成時に
将来の収益の目標を立てた時の話。
その会社B社は
現在は黒字経営ですが、
過去に過大な設備投資の影響で
債務超過で返済もリスケしています。
B社の財務的な優先課題は
債務超過の解消と返済の正常化です。
そうしなければ、金融機関からの
信頼を得られません。
しかし、黒字経営と言っても、
元本の返済が再開すれば、
たちまちキャッシュが不足します。
これを回避するには
収益力を高めるしかありません。
・新規受注(売上)を増やすこと
・経費や原価を見直すこと
前者ついては営業部長と協力して
提案力を高めることにしました。
後者については、
後継者が徹底的に見直すこととしました。
そこで、
経常利益率の目標を現状の4%から6%としました。
これについて
経営者C社長(実父)は
「意気込みはいいが、簡単ではない」
と難色をしめしました。
C社長これまで、30年経営してきて、
数回しか達成していない、
高い数値目標です。
しかし、この6%を達成しなければ
債務超過と正常返済は実現しません。
続きは次回の配信でお伝えします。