アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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後継者候補を競わせてはダメ

前回の続きで。

事業承継の勉強会で
創業社長A氏が事業承継に失敗するものの、
M&Aで会社を売却した時のお話。

息子さんに事業承継を断念し、
次に従業員承継を目指して、
後継者候補に期待したが
結局、どの候補者も引き受けなかった。

なぜか、
複数の後継者候補を競わせたため、
何ができたら社長として合格なのかが
候補者に伝わらず、辞めてしまった。

具体的には
新規プロジェクトを任せたが、
大きな予算を与えることができず、
社長が口を出しすぎたために
成果はあまり出ずに、
後継者候補の評価も上がらなかったためでした。

これらはA氏が
自分の事業承継への覚悟が足らず
従業員承継で失敗したと
お話いただけたことです。

私も従業員承継で、
「X部長とY課長のどっちがいいですか」
と、意見を求められる時があります。

そこで、私がお伝えすることは
「経営者にとって最も大切な仕事は
経営理念の実践です。
これに邁進できる方がよいでしょう」
とお答えします。

後継者候補と本人に伝える前に
上記の視点で社長本人が考えることが
重要です。

続きは次回の配信でお伝えします。

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後継者・後継社長の事業「勝」継マガジン

前回の続きです。

多くの後継者が息子さんと同様に答えるでしょう
なぜなら、
経営者という仕事への理解も低く、
父親のように成功しなければならないとプレッシャーを
まともに受けることを考えれば、誰でも不安になります。

そもそも、自分で始めた事業でないため、
創業者と比較して、熱量が低いのも当然です。

創業者と比較する時点で
事業承継のアプローチとしては
上手くいきません。

私はいつも言うのは
自分の一生をかけて、何十年も経営してきたベテランと
社長をやったこともない、ルーキー後継者を比較しても
その差が明確になるだけで、不安しかありません。

成功している後継社長の多くは、
最初から自社の事業に熱い情熱を持っているわけではなく、
社長となってから、様々な経験をすることで、
「経営」という仕事が好きになります。

人生で最も価値のあることのひとつに
「自分に決定権を持っている事柄の多さ」が
あげられます。

中小企業の経営者はまさに、
決定権を多くもっており、
さらに、経営を実現できる喜びを知ります。

これが、事業が好きよりも
後継社長を経営者として育てる
「やる気」の源泉です。

だから、後継者が40歳を過ぎれば、
社長をやらせてみて、
その仕事の魅力を宇経営者が伝えることが
最大の事業承継への準備となります。

読者の皆さんでも
事業承継の渡す型の方もいると思います。

後継者にやる気や成果を強く求めることよりも、
やらせみて、その仕事内容を肌で感じさえることを
やらせてみてください。

その次に大切なポイントは次回に書きます。
では、また。

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後継者・後継社長の事業「勝」継マガジン

先日、自社株対策の勉強会でのこと。

担当スピーカーは創業社長で、
事業承継に失敗するものの
M&Aで会社を売却したA氏でした。

息子さんに事業承継をしようとして断念した。

なぜか、
「自分と同じように情熱がなければ、継がすことはできない」
と、考え、
息子に聞いたところ、
「会社を引き継いでもいいけど、できるだろうか」
との返事でした。

A氏は会社の仕事というのは、
できる、できないではなく、
やるしかない!
と思っていたたため、
息子の現在の状態で無理に継がせても
お互い不幸になると考えて、
息子への社長交代を諦めました。

一般的な経営者が聞けば
そのとおりと思うでしょう。

でも私の意見は少し異なります。

続きは次回の配信でお伝えします。

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補助金助成金

前回の続きです。

良くあるのは
DXを進めるためにIT関連の補助金を採択され、
社内には「国や県に認められた」として社内改善を実行します。

これを後継者・後継社長がやることで社内の実績になったり、
より改善できた仕組みで成果が出たりと
プラス面が大きいです。

とはいえ、
補助金助成金の情報は約3000種類と
非常に多く、自分だけでは難しいでしょう。

ですから、専門家からの情報も収集しましょう。

補助金を上手に活用して
後継社長らしい経営の実現に向けて頑張って行きましょう。

では、また来週に会いましょう。

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補助金助成金

物価高支援で様々な補助金助成金が
あることはご存じかと思います。

国だけではなく県や市での、独自の補助金もありますが、
情報をチェックしているでしょうか。

例えば
私の地元の西宮市では
経営のデジタル支援に関する補助金が募集中です。

県や市の補助金助成金は告知が十分ではなく、
知らない経営者も多いです。

申し込んだ補助金に応募企業が少なくて
採択率が高い場合もあります。

常にチェックですね。

ただ、そうは分かっていても
忘れてしまうことも多いでしょう。

ひとつの方策として経営計画に盛り込みましょう。
年間○○万円の補助金を得て○×事業をする。

と決めておくことで、
経営活動として、後継者・後継社長が
取り組むことができます。

この補助金助成金を活用して
多くの後継者・後継社長が経営改善を行っています。

続きは次回の配信でお伝えします。

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後継社長は「いいとこ取り」はできない。

前回の続きです。

会社を経営するという経験ができる人は
全体の数%です。

しかも、中小企業で全責任を背負って
自分らしい経営を実現できるのはさらに少数です。

私の顧問先やポッドキャストのインタビューでも
多くの後継社長が「会社を経営する」ことの
充実感を話されています。

そのためには、
自分の人生や会社を全て受け入れることです。
事業承継する会社は歴史があって
プラス面もマイナス面もあります。

プラス面は会社の信用や人脈、
人材やノウハウが社内にあります。

マイナス面は借入金を大きかったり、
しがらみや謎のルールなどがあります。

そのマイナス面を嘆くよりもそれを受け入れて、
反発するのではなく、
それをどのように現在風にアップデートするか。

そして、
その根底にある考えや想いは
変えてはならないこ理念や社風として自覚できるのか。

いわゆる会社を引き継ぐ「覚悟」を決めることが重要です。

ある意味、逃げない!
自分で道を切り開く!
これは創業者でも後継社長でも経営する者として
必須のことです。

皆さんも
「いいとこ取り」
してませんか。

良いところも悪いところも引き受けると決めると
次の道が開けます。

では、また

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