前回からの続きです。
心理学でよく言われることですが、
セミナーなどその人に必要な情報を
得たいと思った来たけど、
急用が入ったとか
思ったのと違うから帰ろうとか
寝てしまうとか
などで、内容を聞かない時があります。
このような場合は
「その知識を知ってしまうと、自分が変わってしまうので
その変化が不安なため、あえて聞かないようにしている」
と考え、潜在意識が情報を拒否していると考えます。
ヒトは誰でも変化について、恐怖を覚えます。
しかも、知識は知ってしまうと、それを知らない自分には戻れません。
知った以上は行動するか、あえて無視するかの自分になります。
つまり、変わってしまうのです。
ですから、本能的に変わらないほうを選択します。
だから、あえて聞かないのです。
きっと、その方も
事業承継の知識や情報は大切だと心の底では分かっているものの、
それを知って、変化することへの不安が強く出たのだと思います。
事業承継を直前にした後継者には
変化に対する不安で様々な反応がでます。
つまり、精神的に不安定になる時期があるということです。
後継者のメンタル改善として
このようなことがあることを知り、
真摯に向き合ることが何よりも大切です。
私もいつもそれはきをつけています。
昨日は改めのそれを確認することができました。
もし次回もお会いできれば、
その方の不安や心配を改善しようと考えています。
では良い週末をお過ごしください。