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創業店をたたんだ後継社長の覚悟

先日ある後継社長にお会いして
「コロナ禍で創業の店をたたみました」
と、お聞きしました。
創業70年の老舗の料亭でしたが、
ご存じの通りコロナ禍の大打撃により
閉店されました。

「この状況ではしかたない」
と、今は皆さんが思うでしょう。

しかし、そのお店が自分の店で
しかも、先代から引き継いだ創業のお店なら
「閉店する」という決断が
いかに重いかは、想像できると思います。

私も経験ありますが、
飲食店を閉めるのは、とても大変です。

まず、
やめるにも、多大なコストがかかる。

内装や設備を撤去・廃棄しなければなりません。
これが、高い。
売上も下がり、キャッシュが大きく目減りするので、
経営者にとって、残高がドンドン減るのは恐怖です。

さらに、顧客に「閉店します」と
告知することは、精神的にとてもつらいです。

そして、最も辛いのは、従業員への対応です。
店舗がなくなれば、他店への異動か退職です。
他店への移れる従業員はいいのですが、
出来ない従業員への対応は過酷です。

自宅から遠いとか、
他店の業態が違い、腕がふるえないとか
異動先の店長と関係性が悪いとか
実質解雇のようになります。

私も経験ありますが
「あなたが先に辞めろ」などと罵倒され
自分は被害者で会社が悪者になります。

今回のケース、実は15年前から創業店舗は
厳しい経営になったいたのです。
(他の店舗の黒字でカバーしてました)

なぜ、創業店舗は赤字続きたったのでしょうか。
原因は複数にわたります。

続きは次回の配信でお伝えします。

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