アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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釣して綱せず

前回の続きです。

後継者・後継社長は
成果(魚)がたくさん欲しいために
「網」を使うことを、優先していないでしょうか。

私もかつて
後継者時代に早く成果が欲しく、
効果のあるマーケティング術や
宣伝方法やキャッチコピーなど
小手先の技術ばかりをやっていた時期があります。

確かに、経営技術も必要です。
例えば、良い製品でも、宣伝が間違っていれば
全く売れません。

中小企業の経営は、末永く繁栄することが
とても重要です。

だからこそ、何を大切に経営しているか
という会社の根本姿勢こそ長期的に重要です。

これは「経営者」が顧客から見られている部分で
経営トップ以外は、自分で考えることがほとんどない
要素です。

後継者・後継社長も同じです。
魚を竿でを釣るように
ひとつひとつ丁寧に向き合って
仕事をすることは、一見もどかしく、
成果は少ないように感じます。

変化の激しい経営環境に
スピード感は重要です。

でも、魚をまとめた成果(売上などの数値)として
見るのではなく、一匹一匹の魚を見ることが
魚の本質が分かることにつながります。

その自社の本質が分かってから
スピード感を出すことで、
間違いなく成果は正しく出てきます。

恵比寿様のように
長く顧客に愛される
御社における釣りの方法とは。

じっくり考えてはいかがでしょうか。

では、また来週

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