アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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「SDG’s」について

前回の続きです。

SDG’sの考え方を活用して、
経営を向上させることで
後継社長にとってはチャンスになります。

一般的なSDG’sの効果として
社内の活性化や人材採用への好影響があります。

特に若手人材はSDG’s等の社会貢献を
就職先の判断材料にします。

ある企業では
自社の中長期プロジェクトとして
後継者に社内SDG’sのリーダーに指名した
経営者もいらっしゃいます。

その会社は後継者のリーダーシップを育成する
OJTとしてSDG’sに取り組みました。

反対に「リスク」は何でしょうか。

これも中小期的な視点ですが、
取引先が大手企業として、
取引が同条件の中小企業があり、
A社はSDG’sに取り組み、
B社はSDG’sに取り組んでいない。

そうなれば、A社と取引する可能性が高くなります。

ですから、SDG’sに取り組まないことがリスク、
といえます。

ただし、闇雲にSDG’sを取り組んでも
業務が増えるだけで、その効果は少ないでしょう。

SDG’sのためにSDG’sに取り組むのではなく、
現在すでに行っている環境・社会・地域に貢献している活動を
SDG’sとして、再定義することが大事です。

極端な意見ですが、
SDG’sを取り組めば、経営が良くなるのではなく、
経営を良くしている要素にSDG’sを当てはめることが
中小企業にとって、有効です。

自社の行っている、
材料やエネルギーの効率化でも
販売後の破棄まで考えた取り組みでも
取引先を含めた共存共栄でも
長く続いている企業であれば、
必ず地域に貢献していることがあります。

それを「しがらみ」や「古い慣習」と考えずに
SDG’sとして再定義してみては
いかがでしょうか。

そうなれば、後継者も社内から
信頼も高まります。

SDG’sも突き詰めれば、
温故知新。

では、また来週

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