前回の続きです。
私はコンサルタント業を営んでおり、会社も経営しています。
中小企業の経営者であれば、
自分の理念や感性をもとにして「やれること」は継続できます。
反対に言えば、
「儲かるから」とか「流行っているから」などの理由では、長く続きません。
結局のところ、何かを長く続けていると、
そこからさまざまな価値が生まれ、それを顧客が分かってくれます。
皆さん自身を顧客が理解してくれなければ、どんな会社でも仕事は増えません。
そして、大切なことは、
中小企業同士の取引は、
経営者や決定権者の感性や人間性を見て判断されるということです。
だから、皆さん自身のことを、周囲に分かってもらうことが重要です。
そのための情報発信の方法を、ご自身で探して研究してください。
実は私は、いわゆる飲み会だけでは、
自分の良さや仕事上の強みをあまり相手に伝えにくいことを知っています。
仕事柄、コンサルタント業の中身を伝えづらく、数字にも表しにくい。
さらに、事業承継のコンサルの良さが分かるのに時間を要するため、
ポッドキャストやメルマガなど、長期にわたって理解してもらうことが
一番重要であると認識しているためです。
誰でも自分を分かってもらいやすい得意な形があります。
・一対一で深く話すのが得意
・一対多数でセミナーが得意
・長時間をかけて関係性を作るのが得意
・短時間で感情に訴えるのが得意
・成果物を見せて分かってもらうのが得意
など、さまざまです。
皆さんの得意な形はどれでしょうか。
それが分かれば、今年1年はそれに注力していきましょう。
自分が苦手なやり方は一旦やめてみるだけで、仕事の効率がぐっとアップします。
これも後継者・後継社長が取り組むべきリーダーシップの行動です。
ぜひ、よく考えてみてください。