アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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差別化の前に基本的機能の徹底を

前回の続きです。

スーパーの顧客は
「毎日の食卓に必要な食材を買いたい」
という基本的なニーズがあります。

「野菜・肉・魚・日配品など毎日買う商品を購入した」

が基本ニーズだとすれば、
それが欠けていると顧客は他店に流れます。

例えば、
野菜が新鮮で、精肉もよくても、
魚がほとんど売ってないスーパーはお客さんは減ります。

野菜も肉も魚も日配品も
基本的に必須なモノを品揃えします。

また、反対に
お肉だけ高価な希少部位をそろえて差別化しようとしても
顧客が欲しい精肉の商品が減るため業績への効果は低くなります。

もちろん、自社が激安スーパーや
高級スーパーとコンセプトを決めるならば
それを貫けば成功します。

そうではなく、自社が地域に根ざした
スーパーを目指すのであれば、
大きな差別化に時間をかけるよりも
基本の徹底に時間をかける方が経営者として正解です。

スーパー経営の基本としては売り場面積の適正化も大切です。
野菜・肉・魚・日配品など
売り場面積の比率はこれまでの経験で
最も効率的な比率が専門家には分かっています。

それらの知恵を活用することで経営はぐっと良くなります。

後継者・後継社長は自社の現場をよく知ることは大切ですが、
それと同じぐらい経営に関する知識や考え方、
頭の時間の使い方が大切です。

皆さんも差別化よりも基本機能の徹底を
今一度、確認してはいかがでしょうか

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