アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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「記憶を風化させない①」

昨日は1月17日でした。
阪神淡路大震災から26年がたちました。
毎年、この日だけは、
事業承継やコンサルティングの内容ではなく
震災やその後に関わることを
書いております。

 

記憶を風化させないためと
防災のためです。

 

26年前の1月17日月曜日、
大学生だった私は京都の下宿で
その瞬間を迎えました。

 

京都でも震度5。
マンションがありえないほど揺れて、
近隣では窓ガラスが割れました。

 

私は発災のわずか6時間前の
日曜日の夜まで、実家の西宮にいました。
その西宮はご存じの通り、多くの家屋が倒壊し、
死者やけが人が多数でした。

 

発災がわずかにずれていれば、私は
現地で被災しており、
私の部屋は、本棚や重い荷物が
たくさんあったので、
その下敷きになり、無事ではなかったでしょう。

 

幸い、家族は無事でしたが、
被災地として、今ほどの支援が確立されてないので、
当時に両親はずいぶん苦労したと思います。
ちょうど、現在の私ぐらいの年齢でした。

 

私は幸運ではありましたが、
「生かされている」ことも
時間がたつほどに強く感じました。
特に子供が生まれてからです。

 

同級生や知り合いで、亡くなった方を
あとから、よくお聞きしたためです。

 

報道では死者の数が伝えられますが、
それを実感するのは、難しいと思います。
身近な、知っている人が亡くなって
初めて実感するのでは内でしょうか。

 

それ以後で、
私が自社戻ってからは、
後継者として、仕事に努めるながら、
地域に貢献すること、
被災した地域に何かしら応援すること
を意識するようになりました。

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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「時間軸を変えてみる②」

前回からの続きです。

 

自分が経営者になれば、求められることは
成果を出すことです。
成果を出すためには、方法はひとつではなく、
複数あります。

 

その複数ある方法を、たくさん試すことで
最終的にゴールに早く到達します。

 

それでも、後継者にとって歯がゆい時は
そのゴールの時間を先に延ばすことを
私はいつもお伝えしています。

 

後継者は真面目で知識もあると
短期的な成果を求めます。
成果を出して、周囲に認められたい。
現経営者からはやく社長を交代したい。
と考えるためです。

 

ですが、後継者全員が持っている強みは
現経営者よりも、たくさんの時間を持っていることです。

 

3ヶ月先にあるゴールの時間軸を変えて
仮に、6ヶ月や1年ごと再設定できるとすると、、
他にどんなことができるかを考えるます。

 

そうすると、いろいろな方策が思いつきます。
あとは、できそうなものから順番に試すだけ。

 

後継者はついつい一人で悩んでしまいますが、
それを改善する方法はいろいろあります。

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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【第186回】ポッドキャストが配信されました

【第186回】ポッドキャストが配信されました。

 

「『俺が牛銀だ』と自分と会社を同じように思えたのは何故か:牛銀本店 小林甲児社長 インタビュー【解説編】」

 

自分の会社の名前をあだ名にされて、どう感じるでしょうか。
恥ずかしいのか、誇らしいのか。
しかし、そのことが事業承継のスタートでもあります。
自分の原点をしっかり受け取ることの重要性を解説します。
さらに、社長になり即決することの大切さと
経営改善の成功のポイントについても併せて解説です。

 

牛銀本店

 

ぜひお聴きください。

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「時間軸を変えてみる①」

私の地元西宮市の
西宮神社が全国のえびす神社の総本社であり、
1月9日から11日まで十日戎でした。

 

これが終わったことで、
私の正月気分は終了です。

 

新年のご挨拶が続いており、
様々な会合で、久しぶりの方にも
お会いします。

 

ある後継者Aさんが
「先生のいうように、時間軸を変えることで
気持ちが楽になり、仕事のスムーズになりました」
と、お話し頂けました。

 

昨年の夏頃にAさんから相談を受けたときは
現経営者と仕事のやり方でいつも口論しており、
このままだと、自分のいる意味が分からない
と悩んでました。

 

多くの後継者は、自分なりに会社のことを考えて、
いろいろな方策を現経営者に提案します。
しかし、ほとんどは一蹴されます。

 

それが積み重なり、後継者のモチベーションを下げたり
現経営者に攻撃的な振る舞いになります。

 

私もかつてそうだったので、気持ちは分かりますが、
そのままでは、先に進めません。

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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「後継社長のあり方②」

前回からの続きです。

 

さて、2021年は
事業承継における各種支援がますます増えてくるでしょう。
もしくは、
現在の制度であまり活用されていない制度も大いに
使われると考えられます

 

例えば、東京都の例ですが、
「地域金融機関による事業承継促進事業」
というものがあり、事業承継を検討している企業に
事業承継の専門家が無料で数回訪問し、
事業承継の向けての計画をシミュレーションします。

 

「事業承継について、気になっているが、
何からしていいか分からない」
という、経営者に
基礎的な部分を検討する制度です。

 

約40の信金や信組が参加しており、
皆さんの取引先もあると思います。

 

私も昨年末より、この事業を進めており、
各金融機関さんに、ご提案しています。
金融機関さんとしても、専門家と経営者が
相談してもらえることは喜ばしいのです。
(詳しくは、個別にコメントください)

 

このような制度は全国でまだまだあるでしょうし、
業界団体でもあるでしょう。

 

そのような制度を上手く活用しては
いかがでしょうか。

 

経営者・後継者としても
専門家・コンサルとしても

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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【第185回】ポッドキャストが配信されました

【第185回】ポッドキャストが配信されました。

 

「2021年の年頭のご挨拶」

 

新年おめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

事業承継は今年も大切な経営課題になっております。
新常識が始まる2021年において、
後継者・後継社長が長く繁栄する会社経営に必要なポイントを解説します。
変える部分と変えない部分について。
そして、最も重要なことについてもお話しします。

 

ぜひお聴きください。


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「後継社長のあり方①」

新年おめでとうございます。
お正月はいかが過ごされたでしょうか。

 

まず、年賀状をいただきました、皆様。
誠にありがとうございます。
弊社では年賀状を送っておらず、
申し訳ありませんが、
この場にて、御礼申し上げます。

 

さて、我が家のお正月は
私の実家で親族の挨拶と
なっています。

 

十分に休養したので、
本日から、エンジン全開です。

 

新しい年2021年がスタートです。
事業承継にとって、重要な1年ですし、
大きな1年でしょう。

 

私が事業承継専門コンサルタントとしての
体感ですが、2010年代は事業承継の必要性を
社会が認識する10年であったように
思います。

 

なぜなら、
2010年に事業承継は全く話題になっていません。

 

当時、中小企業の経営でのトピックスは
・リーマンショックからの回復
・エネルギーのクリーン化(エコの推進)
・国際化によるアジア進出
などです。

 

経済悪化が深刻でしたので、それを回復して、
生き残るために中小企業がどのようにするかが
大きなテーマでした。

 

そう考えると、実感が薄いとはいえ、
景気が上向いている、ここ数年において、
事業承継に取り組みやすい環境と言えるでしょう。

 

もちろん、中小企業の経営者の年齢が
高まりつつあり、必要に迫られているためでもあります。

 

続きは金曜日に。

 

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「リーダーとしてのあり方」

先日の私のセミナーに参加された方が
事業承継を経験された経営者でいらっしゃいました。

 

事業承継コーチ養成講座第2期体験セミナーでしたので
内容が専門家向けでしたから、
その方には申し訳ないとおもいながら、
進めておりました。
最後の質問の時間に
私の方から、ご自身を事業承継の経験を少し
伺ったところ、
出るわ出るわ、事業承継のエッセンスが。

 

後継者の相談でよくある内容なので、ご紹介させてください。
おじいさまが創業さえたA社があり、
さらにお父様が新事業でB社もあり、
二つ分の事業承継をされた方でした。

 

大変ご苦労された方なのに、
非常に温和に話されている姿を見て、
どんなにピンチでも、
この雰囲気が会社を存続させたのかと
思います。

 

全ての会社には
いいときと悪いときがあり、
10年に一度ぐらい大ピンチがきます。

 

その時のリーダーとしての
「あり方」が問われます。
重要なことは、その時に
起こった全てが自分事であり、
責任は自分になること。

 

現状を嘆くよりも、
どうやって対応するかを
冷静に粘り強く振る舞うことです。
その方は数億円の借金があり、
その原因はA社が斜陽産業で、大赤字でした。
早く事業を精算すれば、傷は浅かったはずですが、、
先代がそれを先延ばしにしたので、
借金が増えてしまいました。
(心情的には分かります)

 

世の中の流れがあるので、
斜陽産業の会社の事業承継では
事業の転換が重要です。
事業の撤退は経営者として最も難しい仕事です。
私も自分の会社では引き継いだ時点で借金があり、
本業の婦人服販売店を拡大させたものの、
時代の流れで、やもえず
赤字になるまえに、縮小・撤退しました。

 

小さな小売店でも、その店をたたむことは
とてもストレスを感じますし、会社にもダメージがあります。
場合によっては、担当した従業員を全員解雇もしました。

 

しかし、ビジネスとして難しいのであれば
大赤字になるまえに、撤退しなければなりません。

 

その時に
「赤字だから撤退する」
は事実して伝えなければなりませんが、
そこに至るまでに、収支を開示し、
撤退する場合の時間とコストの期限を区切り、
撤退した後に従業員の処遇も考えなければなりません。
この社長の場合は、
数十年続いたA社を潰すのは
非常に苦しいことだと思いますが、
やらなければ、好調なB社まで
潰れしまいます。
その時に
「すまないが、会社を精算する」
と、後継社長が言わなければなりません。

 

確かに自分自身の責任は多くないかもしれません。
先代や先々代の方が責任が重いかもしれません。
でもそこで、決断し、責任をとって、
厳しい言葉も受け止めることが
後継者としてのあり方でしょう。

 

会社を引き継ぐことはいいことばかりではありません。
しかし、悪いことばかりでもありません。
私は総合的に見ると、いいことが多いと感じています。

 

後継社長にインタビューをしていても、
多くの方がそう言われます。
だからこそ、後継社長としてのあり方を
知っておいて欲しいのです。

 

年末に差し迫り、
後継者としての本質を改めて
感じることができました。

 

では、よいお年を

 

 

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【第184回】ポッドキャストが配信されました

【第184回】ポッドキャストが配信されました。

 

「急遽社長になり実感したことは、自分の決断の重さ。そして、その責任!:牛銀本店 小林甲児社長 インタビュー【後編】」

 

先代の病気で急遽社長となり、常に即決を求められることに苦労した。

これまでは、先代と相談するなど時間をかけられたことが、

自分が最終責任者で決断を迫られることに、プレッシャーを感じた。

そんななか、社長として店舗を大改修した。

それに伴い、サービスや料理もレベルアップを図った。

ベテラン社員になかなか分かってもらえない部分もあったが、

小林社長のある行動で、社員との信頼関係を築いてきた。

後継者・後継社長とベテラン社員との関係に悩む方に

ぜひ、お聴きいただきたい内容です。

 

牛銀本店

https://www.gyugin-honten.co.jp/

 

アシスト2代目 株式会社高橋

http://asisst-2daime.com/index.html 

 

ぜひお聴きください。

 

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「諸先輩やベテランに感謝する②」

前回からの続きです。

 

後継者・後継社長として大切なことは
節目節目で、それまでの歴史を振りえり、
諸先輩やベテランに感謝することです。

 

特にベテラン社員とは色々意見が合わない場面も
あると思います。後継者・後継社長として
経営方針が少しずつ変わるので、
変化を嫌うベテラン社員と
馬が合わないことは
事業承継では日常的です。

 

でも、それは経営的な方向性や
仕事のやり方であって、
そのベテラン社員の存在や能力とは
全く別ですし、これまでの実績が
なくなるわけではありません。

 

ヒトは誰でも、賞賛されるべき部分と
改善したほうがいいい部分を併せ持ちます。

 

これは、後継者自身にも当てはまります。

 

だから、ベテラン社員のこれまでの
賞賛されると事を、周年パーティーのような
場面で話すことは、効果的でしょう。

 

そうすることで、
後継者・後継社長は
歴史や伝統を大切にしている
評価されます。

 

その振る舞いやあり方が重要です。
日常と違ってもいいし、
非日常だからできることもあります。

 

派手に演出するもよし、
じわっとアットホームにするもよし。

 

節目の時に、どのようにするか
考えてはいかがでしたでしょうか。

 

では、忘年会が続いてお疲れかもしれませんが、
体調に気をつけて、また来週に!

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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