前回からの続きです。
後継者が会社の現状把握するときに
○○製品は最も売上げがあるので、会社に貢献していると思っていたが、
実は顧客先から、それほど、評価されてないとか、
実はよくよく計算したら、不良率返品率が上がっており、最近儲かってないとか
後継者自身が会社の営業または製造ついて、
現場をよく知っているつもりだったが、
実は取引先のキーマンを間違えていたとか
自社の資産があるので、安定経営と考えていたが
実はキャッシュは年々減っているとか。
自分が知っていること思うことは
その情報をアップデートしません。
もしくは、自分の知っていることを
追認する情報だけを集めてしまいます。
人間はそのような修正があるのです。
自分の正しさを証明したいためです。
ですから、「○○がある」または「○○ではない」と
自覚していることは時々、真実かどうかを
チェックしてください。
そのために、必要な情報を収集だけでなく、
基本的理論や最新手法などを学んでください。
いくつになっても学び続けることで
新しい可能性や切り口が見つかります。
稲森和夫さんもいくつなっても学ぶことが大切だ
とおっしゃっています。
そうすることで、
「○○がある」または「○○ではない」と
いう認識が複眼的に見れるようになれば、
経営者・後継社長として
幅が出てくるでしょう。
事業承継や後継者育成・M&Aを考えるときに
総合的に見れる力はあなたを助けます。
では良い週末をお過ごしください。