前回の続きです。
目をつぶって、呼吸を整えて、
昔のその場面を思い出すのです。
今の自分がかつてのお父さんの年連に近いので、
その時の息子にそのように言った意図を
今の自分の経験と知恵で推察します。
そうすれば、
言葉どおりに受け取る面もありますが、
そのほかに様々な意味を感じ取ることができるでしょう。
それだけの経験を後継者はしています。
しかも、先代〈父親〉と仕事をしているので、
仕事での言動の裏の意味も理解できます
その後継社長も
真面目に働くことが大切と伝えたかった。
頑張っている父親の姿を見せたかった
もしかして、飲んで帰宅したので照れ隠しかも
など、いろんなことに気づきました。
もちろん、真意は分かりませんが、
過去の出来事を現在の知恵で
再定義することができます。
そうすることで、
自分のよくない思考から抜けだし、
自社の取り巻く環境を変えることができます。
事業承継には、このようにメンタルなことを
心理学や脳科学をベーズに改善することで
事業承継の問題を解決することも可能です。
セミナーでも、コンサル現場でも
話している内容です。
では、また来週!