前回の続きです!
これまで、何十年も経営者として
自分が会社の中心であったのに、
後継者が中心の会社に代わっていくことへの
不安があり、
頭でわかっているものの、感情がついてこない。
誰でも、頭と心が一致しないことは
しばしばあります。
そんな時には、意に反した行動になります。
それを改善するには
自分の心を落ち着いて見直すことが重要です。
私も事業承継の現場では
心理学や脳科学の知識を多用して、
経営者や後継者の感情を落ち着かせ、
正しい行動に導きます。
このB氏にお伝えしたことは
まず一つ目
「経営者A氏の不安をじっくり聞く」
ことです。
誰でも変化は怖い。
明るい未来への改善ではなく、
自分が身を引くことの不安です。
この不安に、しっかりと向き合うことで、
自分の心を平常に戻すことが大切です。
そして、
不安におびえている人は
悪いことばかりを考えます。
だから、対策としては
「○○より、ましだ」
最悪の状況をあえて考えさせて
それより現状が良い状況であること、
未来はそこまで悪いことが起きないことを
自分で考えさせます。
事業承継のコンサルティングの半分は
コンサルタントが相手の感情をコントロールすることです。
詳しい内容は
セミナーでも話しているので、
いつでもご参加ください。
では、よい週末を!