前回からの続きです。
敷居が高いのが財務。
まずは全体像を把握することが
大切です。
そのためにちょっとした図式化します。
貸借対照表と損益計算書をグラフ化し、
貸借対照表と損益計算書の金額の違いについて検討します。
通常は損益計算書の売り上げが一番大きいので
貸借対照表の総資産とどれぐらい差があるかを
一目で分かるようにすれば、
その会社の状況が分かります。
損益計算書は売上と粗利と営業利益と区分し、
貸借対照表は総資産と純資本と借入金ぐらいを
その金額に合わせてグラフ化し、
比較するだけでも会社の状況が分かります。
特に粗利と借入金の関係性は
会社の儲けと返済に直結するので重要です。
なれてくれば、数値だけで分析できますが、
はじめのころはグラフにして金額の大きさが
目に見えて分かるようにすると
イメージがつかめます。
私のコンサルティングでは
財務の研修として
このような分析も後継者の皆さんはやってみて、
財務に強くなってください。
では良い週末をお過ごしください。