前回からの続きです。
後継者はクレームというか、
厳しい指摘や指導を受けるときがあります。
特に現経営者(先代)から。
その時に後継者はいろいろ言われるので、
ついつい反発してしてしまいます。
言われる中に的外れのことも
あるので、ある程度もしかたありません。
(親子で感情的になるので)
でも、その中に真実に隠されているかもしれません。
それを見つけることができれば、
後継社長として、大きく成長できる機会です。
誰もで、耳の痛いことは聞きたくありません。
だからこそ、一度その意味を深く考えて、
自分なりに腹落ちさせることも大切です。
心理学ではリフレーミングという考え方があります。
一見すると悪い表現や状況でも、
見方や状況を変えて考えると
悪いことばかりでなく、良いことも含まれている
ということです。
簡単な例として
雨が降ったら、嫌だという方が多いでしょう。
傘を差すのは面倒だし、足下もぬれる。
洗濯物が乾かないし、外に出ても、薄暗い
など、ネガティブなことが多いです。
しかし、雨が降ることで
作物が育ちますし、
雨の日のファッションを楽しめます。
外に出ずに自宅で過ごす喜びも味わえるし、
雨を見続けると心を落ち着けることができます。
などなど。
これを全ての事象で、
皆さん自身に起きた出来事について
リフレーミングしてみては
いかがでしたでしょうか。
○○と言われたけど、
何か良い面が含まれてないだろうか
と、自問自答してください。
腹の立ったことも
何かの役に立っているはずです。
そんなコンサル手法についても
コンサルティングやセミナーでお話ししています。
なぜなら、事業承継の問題の半分はメンタルだからです。
気になった方はいつでもご連絡ください。
では良い週末をお過ごしください。