前回からの続きです。
後継者時代は「自分は後継者」として、
セルフイメージがあり、そのように振る舞っています。
自分なり、自分の役割・役職としてはこのあたりだろうと
制限をかけて行動しています。
これはある意味当然と言えます。
ところが、いよいよ事業承継が近づいたり、
後継社長になったりすると、
そのセルフイメージを書き換えて
見せ方も変えなければなりません。
しかも、その切り替えを自分でやらなければなりません。
自分の意識を切れ換えたら、
行動や話す言葉は変わるはずです。
だだし、これを自分で変えるのは
意識しないと難しいものです。
後継者時代に言えたことが、言えなくなったり。
その逆に後継者時代はやらなかったことを
後継社長になったらやるべきことなど。
その違いを意識して、
自分で区分することが重要です。
社長としてやるべきことか
社長として部下に任せるべきか
ここをはっきり意識することで、
自分の言動が変わり、後継社長として成長できます。
特に部下に任せる。
失敗しても任せる。そして育てる。
上手くいかないときに手を出してはなりません。
じっと我慢することが後継社長として重要です。
その忍耐力を試されているかもしれません。
一足飛びにできることはありませんが、
少しづつ意識をしましょう。
では良い週末をお過ごしください。