アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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【第136回】ポッドキャストが配信されました

【第136回】ポッドキャストが配信されました。

 

「中小企業の事業承継への展望 2020」

 

数年前から事業承継では、2020年問題があると言われています。
2020年からの10年間で、団塊の世代の経営者が続々と引退するようです。
この大問題を解決するために、当事者の経営者と後継者、そして事業承継の専門家が何をすればよいかについて、2020年の展望をお話しします。

 

ぜひお聴きください。

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「社外に出ていくことも 重要①」

年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。

 

我が家の例年のように餅つきをして、
年越しを妻の実家で迎え
元日に西宮戻り、3が日は家でゆっくりしました。

 

イギリスに留学していた息子が、
「やっぱり、日本は何食べてもおいしい」
と、喜んでおり、
日本の良さを私も再確認できました。

 

日本では当たり前のことが
イギリスでは当たり前ではないことが
分かったようです。
町の安全とか、思いやりとか、美味しいごはんとか

 

日常に普通にあることは
特別に感じないのです。
現状を離れて自覚できます。

 

私も学生時代にオーストラリアに短期留学しましたが、
日本の良さや両親の感謝を知りました。

 

さて、後継者にとって
自分の会社の当たり前が実は他社から見ると
特徴であることがあります。

 

コンサルティングの現場でよくあるのですが、
後継者や経営者の皆さんに
自社の特徴や強みを聞くと
明確に答えられない場合があります。

 

明確でないというのは
「うちは鉄の旋盤の技術です」
とか
「細やかな顧客対応です」
のように、具体的に分かりづらいことです。

 

自社の特徴や強みは他社と違うことを
明確に示さないといけません。

 

自社の強みを明確に表現する
そのためには自分の会社の中だけにいては
分かりません。

 

会社を外から見て、
他社と比較することで、自社の良さが分かります。

 

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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謹賀新年2020

皆様

新年おめでとうございます。

2020年が、素晴らしい年になることを願っております。

 

今年はなんといっても「オリンピックイヤー」です。

世紀の大イベントを東京で日本で十分に味わって、楽しみたいですね。

私も当たったチケットの水球や飛び込みを今から予習中です

 

ビジネスでは事業承継問題がますますクローズアップされ、

国の施策として、いろいろ拡充される見込みです。

ある意味、中小企業の経営者や後継者にとってチャンスです。

 

2020年代が皆様の企業にとって、末永い発展のスタートに

なることを願って、アシスト2代目は今年も頑張ってまります。

どうぞよろしくお願いします。

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「自社株式は後継者一人に集中させる」②

前回からの続きです。

 

会社の株を多くの人が少しづつもっている状態を
「株式が分散している」といいます。

 

この分散がおきないように、
また
起きたとして、どうやって株を集中させるかが
ポイントです。

 

これが一筋縄ではいかないのです。
実際、今回の相談者もまだまだ集まっていません。

 

この場合は会社を代表した専門家が
買取の交渉するほうが話が早く済みます。

 

なぜなら、まずは株価にしたがった経済的金額を明示し、
その後、現在持っている人の会社への要望を
後継者や現経営者に橋渡しできるからです。

 

特に親族であれば、経済的な価値よりも
長年勤めていた感情的な部分があります。
これを後継者と当人で解決するのは難しいのです。

 

そこで、あくまでも会社のため、
長期の繁栄のために
客観的な判断できる外部人材を活用するほうが
かえって短時間ですみます。

 

経営者一族の齟齬は会社の業績に直結するので
長引くことが最大のリスクと言えます。
(社内でもめていると業績は低下します)

一度、自社株の状況を確認ください。

 

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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【第135回】ポッドキャストが配信されました

【第135回】ポッドキャストが配信されました。

 

「家業から企業へ、経営システムを整備した3代目の経営力とは:株式会社銀座磯むら 代表取締役社長 磯村剛志氏 インタビュー【解説編】」

 

銀座で老舗の串揚げ店ながら、父の代までは経営という感覚が薄く、職人的な雰囲気だった。

かつてはその方法がよかったが、時代が変わり、店舗も増えたことで、マネジメントを変えなければ生き残れなかった。

そのために、システムの変化も大切ですが、後継社長自身の経営への意識の変化が重要でした。

家業から企業へ、後継社長の重要なキーワードです。

 

創業60年の銀座の老舗串揚げ店 ぎんざ磯むら http://www.ginza-isomura.co.jp/

 

ぜひお聴きください。

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https://www.jsc-kyokai.com/seminar

 

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「自社株式は後継者一人に集中させる」①

皆様、寒いですね。
体調は大丈夫でしょうか。

 

我が家は風邪が流行っており、
子どもから大人にうつったので、
今週は微熱と咳で体調不良でした。

 

みなさんもお体大切に

 

さて、そんななかでも
事業承継セミナーを担当しました。

 

あるセミナー会場で
自社株について説明したのちに
参加者から質問がありました。

 

うちは親父が創業した製造業です。
親父には弟が2名いて、
それぞれ株を33%持っています。
実は昨年、叔父の一人がなくなり、
いとこが株を相続となって大変でした。

 

創業時に、兄弟で均等にお金をだしたり、
一部を他人から出してもらうことがあるでしょう。

 

その際に株を渡したこともよくあります。

 

問題は事業承継するときに大原則は
「自社株式は後継者一人に集中させる」
ことです。

 

なぜなら、株式会社は株を50%以上持っている人が
一番の権力者です。社長を「クビ」にできるためです。

 

理想的には
事業承継で後継者に50%以上の株を集まるように
対策をします。

 

その場合親から子へ株を移すなら
贈与と含めての税金だけの問題です。

 

おじさんやおばさんから株を移そうとすると
後継者や現経営者または会社自体が
その株を購入することになります。

 

つまり、事業承継するために
会社を引き継ぐために、多額のお金が必要となります。

 

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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「質の高い事業承継を実現しましょう」②

前回からの続きです。

 

そうして時がたち相続になったとき
この役員借入金は個人の財産となるので
相続税がかかります。最大55%。

 

これは、もったいないので、どうにかしたいと考えていました。

 

そこで、この役員借入金を
後継者に贈与することで、現経営者・先代からの
借入金を減らし、後継者に資金を数字上渡すことができます。

 

仮に500万円を現経営者・先代から後継者に贈与すると
贈与税を後継者が約50万円支払いますが、
後継者に500万円の財産を得ることができます。

 

しかも、これは財務諸表上で数値を動かすだけなので、
会社の現金としての動きはありません
(贈与契約書は作成方法など、多少のテクニックは必要)

 

後継者もこの500万を自分のおカネにするためには
業績を上げて、キャッシュを増やすことで、
初めて自分に返済できるので、モチベーションは上がります。

 

相続税を下げて、会社の資金繰りも圧迫せず
後継者のモチベーションを上げるには
最適です。

 

皆さんの会社でも、一度財務諸表の中身を見てください。

 

正しい知識と実践で会社がいつまでも繁栄する
「質の高い」事業承継を実現しましょう。

 

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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【第134回】ポッドキャストが配信されました

【第134回】ポッドキャストが配信されました。

 

『「自社のプライベートブランド商品を作るのは、従業員とその家族のため」:株式会社銀座磯むら 代表取締役社長 磯村剛志氏 インタビュー【後編】』

 

磯村社長が入社した時点で、会社として経営力が未熟な状態で、磯村社長も決算書の読めないなか、自分で経営の勉強をした。
予定より少し早めに30代で社長となり、自分の片腕として現場をサポートする新しいポストを作り、社長は経営に集中できる環境を作った。

店舗で人気のプライベート商品「ポン酢」を販売したのは、その商品が家にあることで従業員と家族がいい関係になることを臨んでいるから。

飲食業や他店舗展開の後継者が共感できる内容です。

 

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「質の高い事業承継を実現しましょう」①

いよいよ師走です。
仕事も忘年会も忙しいと思いますが、
体調にはどうぞお気をつけください。

 

私は先週末から4日ほど風邪をひき
体調が悪かったです。
健康の大切さを痛感しました
いつもですけど(笑)

 

昨日、私が担当している事業承継セミナーに
私の信頼する税理士の方に来ていただき
税務についてセミナーいただきました。

 

私もかなり事業承継では詳しいのですが、
新しい発見があったので、
皆さんにお伝えしたいと思います。

 

それは会社の財務に関わることです。

 

もし、現社長や先代が会社におカネを貸している場合、
いわゆる「役員借入金」です。

 

このお金を事業承継時にどのように扱うかというと
基本的には会社が借りているおカネですから、
現社長・先代に返さないといけません。

 

しかし、返済するにも現金が必要です。
後継社長としては、そのお金を
ほかの返済や投資、人材育成に使いたいものです。

 

また、現経営者・先代も、
自分が会社のために、つぎ込んだおカネですので、
無理してまで返してほしいと思っていません。

 

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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「経営者としての考え方やノウハウをしっかり引き継ぐ」②

前回からの続きです。

 

基本的に中小企業の経営は人間的な感情に
左右されることが多いのです。

 

もちろん、経営者として損得勘定はあるものの、
未来に向けた、長期的な判断をする場合
現状で不満な部分は変更することになります。

 

だから、会社と言え、
急に考え方や方針を変えると、
周囲から信頼を失うのです。

 

ですから、社長が交代しても
法人としての、経営的な継続性が重要です。

 

そのために、
現経営者は会社を経営するにあたり
大切な考え方や行動を後継者に伝えなければなりません。

 

それも文章にして、伝えます。
7から10個にまとめて、
分かりやすい言葉で
伝えましょう。

 

昔の家訓のようなイメージが最適です。

 

そうやって、文章に残すことで
確実に相手に伝わることが
可能となります。

 

後継者にとっては
それを聞き出すことが
事業承継をスムーズにいかせる
ポイントになります。

まずは、聞き出してはいかがでしょうか。

 

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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