前回からの続きです。
ワンマン経営はその名通り、先代のための組織であり
後継者が社長の地位を引き継いでも、組織が動かないためです。
だから、後継者がワンマンになるのではなく、
ワンチームの旗振り役になればいいのです。
ラグビーなら15人にそれぞれ役割があります、
全てのポジションは地味なタックルやパスの継続です。
誰かのために、痛いことも嫌なこともやります。
それができることで、トライという成果があり、
勝利を喜べると言えます。
あの笑わない男で有名な稲垣選手は
最前線でずーっと、痛く辛いことばかりでも、
チームのための頑張ってきたのと同じです
後継者ならワンチーム経営を目指す!
いいフレーズだと思います。
どんな仕事の地味なことの積み重ねです。
しんどい事の方が多いです。
でも、目標に向けて、チームで乗り越えたいです
そのために、まず何をするか。
まずは会社が存在する目的です。
社会やお客様の何の役に立つために、この会社があるのか。
経営理念と言ってもいいでしょう。
決して「うちは○○業です」
ではなく、「○×のお客様の××をよくする会社です」
これを明確にすることが
後継者が経営するにあたり最優先に決断し、
周囲に伝えるべき事です。
このような
顧客目線で考える、という基本的なことです。
王道の話を事業承継のコンサルタントとしては
自信をもって話すことが重要です。
そうすることで、後継者の皆さんも
背中を後惜しされて、頑張れます。
ワンチーム経営という言葉が、流行るかもですね。
では良い週末をお過ごしください。