前回の続きです。
■ 「任せる勇気」が後継者を育てる
もちろん、「自分でやった方が早い」「失敗されたら困る」
――その気持ちはよくわかります。
しかし、小さな失敗を経験させなければ人は育ちません。
経営者が抱えすぎることは、
自身の時間を奪うだけでなく組織の成長スピードを鈍化させる結果につながってしまいます。
今こそ、
・何を任せられるか
・どこで育てるか
を社長自身が設計すべきです。
■ 後継社長こそ、人を育てるプロセスを
事業承継を経験した2代目経営者であれば、かつて自分が成長していったステップを思い出してください。
「やらせてもらった」
「失敗した」
「それでも任せてもらえた」
そんなプロセスを経て今のあなたがあるのではないでしょうか。
つまり、後継者は“任せられる経験”を通じて社長になっていくのです。
■ 残すべき仕事は「理念」と「ビジョン」
最終的に経営者として担うべき仕事は、
・企業理念の浸透
・ビジョンの共有
この2つに集約されます。
それ以外のこと、たとえば資金繰りさえも信頼できる部下に任せられる組織を作ることが
経営の持続性と企業力の強化につながります。
事業承継をした後継社長の皆さまへ。
今こそご自身が成長したあの過程を次の世代にも再現してください。
小さな「任せる」が企業の未来を動かしていきます。
ではまた来週。
次回も現場からのリアルな声とヒントをお届けします。





























