アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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【第103回】ポッドキャストが配信されました

【第103回】ポッドキャストが配信されました。

 

株式会社三和総業 椿本和生 専務【解説編】  」

 
エリートサラリーマンから家業の運輸業へ。

 

自社に入社後の苦労から始まり、自社だけでなく取引先を説得しての資金繰り改善、そして後継者の得意分野IT活用と盛りだくさんの内容について解説しています。

 

ぜひお聴きください。

 

 

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「関係性を築くことが重要」①

先日、ある後継者の勉強会で
後継車Bさんが、
「私も急に会社を引き継ぐことになりまして・・」

 

聞けばBさんは娘婿で、奥さんは引き継いだ会社の
次女でした。長女の婿が、会社を引き継ぐ予定が
事情があって断念し、Bさんがやることになりました。
Bさんは2年前に急遽入社して
課長→常務→社長
となりました。

 

突然社長になったBさんは
会社を引き継いで、経営するための準備ができておらず、
現在とても悩んでおられます。

 

最も、頭を痛めているのは
ベテラン社員との関係性でした。

 

どのように接すればいいか分からない・・・

 

後継車なら誰でもこの問題にあたります。

 

ベテラン社員だからこそ、
重要であるし、
ベテラン社員だからこそ、
改善してほしい部分もあります。

 

ただ、本質的には
ベテラン社員も
「どうすればいいかわからない」ので、
不安を感じています。

 

不安なので、それを見せないように
怒ったり、不機嫌になって
自己防衛しています。

 

続きは金曜日に。

 

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「後継者がやるべきことは現状を認めること」②

前回からの続きです。

 

後継者が社内問題を解決するためには
正しいやり方があります。

 

いくつかのステップがあるのですが、
まずは、
問題提議する場合でも
「現状の否定」をしては、
ダメなのです。

 

会社に起こっていることは
長年で培ったノウハウや経緯で
できています。

 

つまり、これらを否定することは
そこの関わった人を否定するのと同じです。

 

後継者にそんなつもりはなくても、
現経営者や従業員がそのように感じたら
改善が進みません。

 

だから、後継者がやるべきことは
現状を認めること。
そこから出発し、会社をよりよくするために
何をするかを一緒に考えることです。

 

この詳しいやり方はセミナーなどで話しています。

 

現状を変えたい、
会社を成長させたい
そんな後継者の方お待ちしています。

 

では良い週末をお過ごしください。

 

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【第102回】ポッドキャストが配信されました

【第102回】ポッドキャストが配信されました。
 

「取引先や従業員のために約束手形をやめて正しい経営を目指した苦労と実現:株式会社三和総業 椿本和生 専務 インタビュー【その2】  」

 

自社だけでなく、周りも含めていい環境になるように、全力を尽くした。
・自社と取引先の将来のために、約束手形をやめて、現金払いにした
・支店ごとに受注の内容をしばったことで、仕事を効率化した
・支店の融和のために情報共有する仕組みを作った

 
すべては、正しいことであるが、厳しい時期もあった。
 

それを貫いたことで現在が筋肉質の企業になれた、そのポイントは。
 

 

 

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「後継者がやるべきことは現状を認めること」①

いよいよ連休も終盤。

帰省している方も

仕事している方も
今年のゴールデンウィークが終わります。

十分楽しんで、味わって下さい。

仕事の方は、ばっちり働いて目標を達成しましょう。

 

先月の

「事業承継コーチ養成講座」の説明会ですが、
多くの方にご参加いただき、
ありがとうございました。

 

後継者ならでは悩みが
たくさんあるにも関わらず
誰に相談していいのか?
何を聞いていいのか?
それが分からないという方が大半です。

 

そうなんです。
私のかつて、後継者時代に
会社に問題あって、改善したいけど
ちっとも改善できない状況にいら立っていました。

 

これは、後継者特有の状態です。

 

後継者なりの将来を考えて
「会社はこうしたほうがいい」
と真剣に考えた改善案が
現経営者や従業員に理解されない。

 

それどころか、邪険にされる。

 

それがとても辛いことで、
それが続くと
提案を受け入れられないだけなのに、
自分を否定されている気分になります。

 

しかし、それを見せないために
怒ったり、または、平然としたふりをします。

 

でも、問題は解決しません。
先送りするだけです。

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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老舗にあって老舗にあらず②

前回からの続きです。

 

それまでは伝統的な人の手だけを使った作り方から
体力的にきつい作業を機械化したのです。

 

魚を洗うにして、
桶で何倍も水をためては捨てる。
それをほぼ1日中やれば、大変な重労働です。
洗った水も床に捨てるので、
作業場はいつもじめじめして、魚臭かったそうです。

 

これを、作業場の天井に水道管を引いて、
作業場所の真上に水道の蛇口をつくり、
その場所で底が開閉できる桶の使って洗い、
排水をそのまま、排水溝にそって
流せば、効果的で衛生的です。
そこから、床はきれいで、魚臭さも減ったそうです

 

今聞けば、なんてことはない
作業効率化です。
先代は当時としては珍しく大学で工学部を
卒業し、機械に詳しかったためです。

 

でも、その当時はこれをするだけでも、
先々代と先代は議論したそうです。

 

美味しいものを作るには楽したダメだ。

 

という意見でした。

 

確かに美味しものを作るに楽はしては
いけないですが、品質を安定化させ、
作業効率を上げることは経営者には
必要なことです。

 

先代は、先々代と衝突しながらも
工場を近代化し、大きくさせて、
今の繁栄の礎をつくりました。

 

後継者や後継社長の皆さんには
常々考えてほしいのです。

 

今は常識となっていることでも、
後から考えるとちょっとした工夫で
大きく変わることがあります。

 

自社にとって、チャレンジすることは
どの部分でしょうか。

 

老舗にあって、老舗にあらず

 

いい言葉です。

 

では、良い週末とGWをお過ごしください。

 

 

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老舗にあって老舗にあらず①

ゴールデンウイーク真っ只中ですね。
長い方は、土曜日から10連休です。

 

しっかり休むことも大切です。

 

我が家のGWといえば、
仕事は休みますが
仕事はあります!

 

というのも、妻の実家の田植えを
お手伝いするのが毎年恒例です。

 

今年は5月3日から5日まで。

 

普段は都会っ子の私や子供たちも
泥にまみれ、苗を植えます。
最近は息子が車の免許をとったので、
義理の父から田植機の運転を習っています。

 

連休明けにお会いする方は
高橋が真っ黒ですが、
ハワイやゴルフではなく、
田んぼで焼けたので、よろしくです。

 

さて、そんな伝統的なことが日本には多いのです。

 

私は老舗企業の事例をよく研究しているのですが、
過日のカンブリア宮殿のゲストで
老舗かまぼこ企業の「鈴廣」の鈴木社長が
企業の波乱万丈の沿革を話されていた。

 

鈴廣に伝わる言葉として
「老舗にあって老舗にあらず」。

 

老舗として守ることは守りながらも
常にチャンレジすることの大切さを
表しているそうです。

 

鈴廣さんは約150年続く、現社長が9代目です。

 

常に会社をバトンタッチして、永続させるために
必要な考え方やノウハウがあり、
事業承継に係るものとして
気づきの多い番組でした、

 

その中で、現社長の先代である
8代目の社長がかまぼこ製造の近代化に取り組みました。

 

続きは金曜日に。

 

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「分かっていると思っていることを確認する」②

前回からの続きです。

 

そこで、私は
私「一番売れている主力製品は何ですか」
Aさん「○○です」
私「その売り上げはどれぐらいですか?」
Aさん「〇億○千万ぐらいです」
私「すごいですね。それにかかわってる人員は何人ですか」
Aさん「○人です」
私「では、売上から原価とその人員の給料など経費を引くと
儲けはどれぐらいですか」
Aさん「いやー、急に言われると分からないですね(苦笑い)」
私「じゃ、計算できたら教えてくださいね。
折角ですから3年分ぐらい計算するといいですよ。
その収益が御社の問題かもしれません」
Aさん「わかりました」

 

数日後
Aさんから連絡があり、
「先生、詳しく計算するとうちの主力製品はほとんど利益がなかったです。
それどこか、ここ3年はどんどん減少してました。
どうして、主力製品の収益に問題があるってわかったのですか」

 

私「ちなみに、ここ3年の主力製品で何か課題はありましたか。」
Aさん「業績を上げるために、値引きはあまりしませんでしたが、
営業の人員増加と即納体制の在庫強化をやってました。」

 

私「値引きをしないことは、いいことです。価格競争ではじり貧になるので。
ただし、人員を増加させてもそれに見合う業績が上げれなかったこと。
即納体制をやるために、在庫を増やしたことが問題と考えられます」

 

Aさん「その通りなんです、なんとなく分かっていたのですが、数字にすると
明らかです。主力書品は売れていると社内みんなが思い込んでました」

 

業歴が長い企業にはよくあることです。
これまで売れている主力商品、売上は十分あっても
それが儲かっているかを確認しておかないと、
いつの間にか、主力商品が儲かっていない状況になってしまいます。

 

分かっていると思っていることこそ、
こまめに確認することが後継者や後継社長には
必要な能力です。

 

館や経験に頼るのではなく、
しっかりとした経営理論と手法から
持続的成長できる企業を目指しましょう。

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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【第101回】ポッドキャストが配信されました

【第101回】ポッドキャストが配信されました。

 

「父親の急死で、母親が社長になった会社を助けるためにエリート社員から家業に戻った:株式会社三和総業 椿本和生 専務 インタビュー【その1】  」

 

家業のために帰ってきたのに、いきなり1年間取引先に奉公に出されて苦労されたことで、運輸業が未経験ながら、取引先から見た自社を客観視できた。 会社に戻った後は、何をやっていいかわからずがむしゃらにしたが、うまくいかず悩んだ。

そして、まずは社員を尊敬することから始めたところ、ある変化が・・・

 

ぜひお聴きください。

 

 

 

  

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「分かっていると思っていることを確認する」①

先週末に座禅を体験しました。

 

瞑想はやったことがあったのですが、

 

座禅は初体験です。

 

まず、足が組めない。
私は体がめっちゃ固いので、
片足すら、太ももにのりませんでした。

 

住職のお話しでは
座禅は姿勢を整え、息を整え、心を整えることができる。
そして、息は吸うよりも吐くことに意識を向けてください。

 

長く息を吐くと集中できましたし、
落ち着いて考えることの大切さを再確認しました。

 

事業承継でも
分かっていると思っていることを確認します。

 

後継者は事業を引き継ぐ意思があるのか。
収益を上げている製品・サービスは何か
資金繰りの仕組みは適切か

 

など様々です。

 

ある製造業の後継社長Aさんと話していると
収益率が低くて悩んでいる。
Aさんの会社は部品製造で業績は堅調です。
それでも収益が下がっているのは原因があるはずです。

 

続きは金曜日に。

 

 

 

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