アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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事業承継の内容より心理学の方が・・・

「事業承継セミナーと思って参加したのに、
事業承継の知識よりも、
心理学などのコンサルティングのノウハウ
がとても勉強になりました」

ある受講生のお言葉です。

体験セミナーでも養成講座でも
私は常に意識していることは
事業承継の知識とコンサルノウハウのバランスです。

知識を学んでいるうえに、
その知識を現場で使えることが
事業承継コーチとして活躍できる
大きな条件です。

誰でも、知識と知っていることが多いのですが、
それを仕事として価値を生み出すぐらいに
「使い方」を知って、実践することは難しいです。

それは、
日本の教育システムは
知識を学ぶことが中心で
知識を使う方法を学ばないためです。

続きは次回の配信でお伝えします。

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論語とそろばんを学ぶ場所は?

 

私の感覚前回の続きです。

私の感覚で言えば、後継者時代に
論語とそろばんに関わるような
両面から学ぶことは非常に少ないと思います。

なぜなら、
経営者としてのあり方や
財務管理の大切さを学ぶ場所を
教えてもらってないからです。
毎日の仕事は熱心に取り組み
その分野の技量はたかまりますが、
会社を経営するためには、
別の知識や考え方が必要です。

経営者としてのあり方は経営理念や人材管理に
繋がりますし、
そろばんは財務管理だけでなく、
マーケティングに関わってきます。

これらは、別々ではなく、
相互の繋がっていることが重要です。
なぜなら、
後継者はこれまでの企業の歴史や強みを
受け取って、次の新しい価値を作り出します。

それには、
理念がなければ、人は動きませんし、
財務収支がなければ、継続できません。

これらを、総合的に学んでください。
私も今年は上記のAさんのような
ベテラン経営者で事業承継経験者と
教育プログラムを作成していきたいと思います。

では、また来週

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論語とそろばんを学ぶ場所は?

「論語とそろばん」
の両方を学ぶことが後継者には必須です。

と、食品製造業の2代目社長Aさんが
実感をこめてお話いただけました。

Aさんはすでに3代目に事業承継した方で、
今後はご自身の経験を世の中に
恩返しするために、私とミーティングしたのです。

「論語とそろばん」は
渋沢栄一氏の言葉として有名です。

経営者には
人としてあり方(論語)が大切で有り、
収益を生み出すこと(そろばん)も重要である。

同じような言葉で
道徳なき経済は害悪であり、経済なき道徳は寝言である
(二宮尊徳)
があります。

偉大なお二人から、現在に繋がる教えです

昔は奉公先の主人が経営(商い)に対する考えや
経営者としてあり方を教えていました。
また明治時代には、商人の子供を対象とした、
専門学校で、商人の心構えやそろばん(計算)に
ついて学んでいました。

しかし、
現在では、これらを学んだ後継者は少ないでしょう。

私も経営が学びたいと大学で経営学部に行きましたが、
中小企業に経営に役立つ内容は非常に少なかったです。
(経済学の基本を数式をつかって学びました。)

ですから、私は経営者のあり方や財務力、
マーケティングや人材育成などは
全て30歳以降に中小企業診断士の資格や
そのほかの専門セミナーで学びました。
費用はかかりましたが、必要な投資です。

続きは次回の配信でお伝えします。

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長期的売上目標は3倍まで

前回の続きです。

なぜなら、
人間は現状の3倍までしか将来をイメージできません。
3羽以上の目標はイメージできずに、達成しません。

もし、3倍以上は目標に定めたとしても、
自分の本心や腹の底では、
ピンときてないので、
目標に向けた具体的な行動ができずに
目標は達成しません。

皆さんも、今の仕事より5倍10倍の
成果を出せる方法を考えてみると、
頭にもやがかかったように、不明瞭でしょう。

これは心理学で分かっていることです。

そこで、私はBさんに
「5倍10倍はすばらしい、では、その前段階で
2倍や3倍の売上は、何年先に達成するかについて
再度検討しましょう」

と、質問しました。

そうすると、2倍3倍なら、
現状の行動量や自分の能力の成長など
具体的に考えることができたようで、
現実的なタイムスケジュールになりました。

このように、知識を知り、
日常の行動に活用する子です。

皆さんも、目標を立てる場合は
3倍までにしてください。
手堅くいくなら、1.5バイトか2倍がお進めです。

どうしても、5倍10倍を目標にしたい場合は
今回のように、まず3倍までのタイムスケジュールを
作成し、その後は達成してから考えましょう。

結果として、急がば回れになりますよ。

では、また来週

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長期的売上目標は3倍まで

先日、事業承継の相談があった
経営者A社長と後継者Bさん。

建設業のA社長は62歳で息子のBさんに事業承継を
数年以内に検討しています。

最近は経営者が65歳までに社長を交代したい、
という計画的な相談が増えています。

Bさんは建設業での現場監督も入社後に3年経験しており、
昨年から営業も担当するなど、仕事を覚えています。
A社長も、その姿を見てBさんへの事業承継を検討します。

事業承継とは
会社の長期的な成長戦略の立案であるので、
現在のビジネスを今後5年から10年で、
どのように成長させていくかについて
経営者と後継者で話し合うことが肝要です。

Bさんに今後の会社の目標を聞くと
「売上を最低でも5倍、できれば10倍ぐらいしたい」
と、お答えいただきました。

この厳しい時代に自社の将来を
それだけ成長できると信じているBさんは
後継社長として、いい資質をお持ちです。

ただし、この目標設定では、上手くいきません。

続きは次回の配信でお伝えします。

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事業承継と婚活は?

前回の続きです。

例えば
「地元の女性だと、いろいろ噂になって困る」
とか
「次期社長という肩書きで付き合っているのか」
など、
本人以外は全然気にしていないことを
必要以上に敏感になることがあります。

これは、やもえません。
後継社長という、守るモノが多いゆえに
考えすぎることはよくあります。

結果として、婚期が遅れる場合もあります。

Aさんは、
昔の「お節介な仲人さん」の様な存在を
社団法人で実現させようとしています。

クローズドなコミュニティーで
仲人さんが両者を結びつけてくれる
昔の用のお見合いです。

今の時代ならアプリで
マッチングは簡単ですが、
お見合いのように、
お互いの素性が分かっていることは
後継者に取って、安心材料になります。

私はお見合いしたことはないのですが、
お見合いの仕組みは日本の伝統であり、
長く続いている仕組みは、
それだけ関わっている人が満足している
証左であると言えます。

事業承継をする会社と同じで
長く続く、伝統があるということは
そこに本質的な価値が潜んでいます。

自分がバトンを受け継いだら、
次にバトンを渡せる準備をする。

長く100年以上続く企業では
オーナー一族として、考えている課題です。
皆さんにとって、
長く続けるために、我が社として
長期的にやれることは何でしょうか。

Aさんの仕組みが解決策の一つになり、
地域の事業承継で悩んでいる
中小企業のお力になり、
多くの経営者と後継者が幸せになることを
願っております。

では、また来週

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事業承継と婚活は?

2代目社長が集まるオンラインコミュニティーに
参加した時の話です。

ある、女性後継者Aさんが
「事業承継と婚活問題は重要です」
と、熱弁されました。

Aさんは会計事務所の2代目であり、
婚活サポートの協会の理事長もされています。

Aさんは
地元で長く続いている企業や個人事業主の
会計をサポートしているとこんな相談を
よくされるそうです。

「うちの息子(娘)に誰かいい人紹介してよ」

現経営者が高齢になり、
息子や娘に会社や店を譲る予定であるけど
独身では、この先不安。

今も、仕事が忙しく、
なかなか婚活できてないのに、
社長を引き継いだら、さらに時間がない。

この会社(店)を一緒に支えてくれる
パートナーがいる。

確かに、私のコンサル先でも
後継者が後継者時代に早めに結婚している
会社の方が事業承継がスムーズです。

なぜなら、
後継者が家庭を持ち、子供を育てることで
自分も親目線の気持ちが分かり、
先代の気持ちも分かれば、
事業承継のメンタル問題をかなり解決できるからです。

また、
社長を引き継ぐと、大変忙しく、
それをサポートしてもらえる家族の存在は
非常の重要です。
経営者の先輩は皆さん、家族の支えを感謝しています。

しかし、
後継者が結婚するとなると、
ナイーブな問題を
本人が考えてしまいます。

続きは次回の配信でお伝えします。

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後継者・後継社長は賞賛される存在!

前回の続きです。

会社を引き継ぐと実感しますが、
上記のように苦労せずに、
順風満帆で簡単に稼げる会社はありません。

会社を経営するのは大変さは
初代も後継者も同じです。
あげ強い社会変化に対応し、
発生する社内の課題に毎日奔走します。
24時間、頭はいつでも仕事モードです。

そのうえに、
会社のマイナス部分も含めて受け継ぐので
その改善や改革に大きなエネルギーを使います。

ゼロから会社を生み出すことは困難です。
しかし、既存の仕組みを時代にあった仕組みに
作り替えることは、
一旦壊してから再建するので、
倍のエネルギーが必要です。

もちろん、長く経営している会社には
資産・人材・信用・顧客など
多くのプラスの資産があります。
それらを上手く活用して会社を成長させることが
後継社長の経営でやるべき事です。

ですから、マイナス面とプラス面を
上手にバランスを取りながら、
経営判断することが後継社長に求められる
資質です。
(それを判断するために経営知識は必須です)

これをお読みの読者の皆さんに
後継者・後継社長の皆さんに
ぜひお伝えしたい!

2代目3代目や後継者は
世界では賞賛され、
尊敬される存在であることを。

自信を持って、正しい知識を学び
堂々と経営していきましょう。

そのための経営サポートを
私も全力で行います。

一人だけで頑張るより、
多くの仲間の力を借りましょう。
それも後継者経営で必要な能力です。

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後継者・後継社長は賞賛される存在!

「世界ではファミリービジネスの経営者は
賞賛される存在です。」

ファミリービジネスネットワークという
世界的組織があり、日本支部長の後藤先生のお言葉です。

Family Business Network – Sveriges familjeföretagare

世界各国の経済において、
ファミリービジネスが大きな影響を持っており、
その存在が重要であることは
世界中リーダーでは共通認識です。

日本でも96%の会社がファミリービジネスであり、
全体の約77%の従業員がファミリービジネスの会社です。

※「ファミリービジネス企業」とは
創業もしくは、その配偶者、親、子、直系子孫が
過半数議決権を有している会社です。

つまり、
ファミリービジネスを引き継いで経営している
後継者・後継社長は素晴らしい存在であり、
賞賛されています。

日本はどうでしょうか。
2代目や後継者と言えば
「お金持ちのボンボン」とか
「苦労知らず」
のイメージが強く、
良い印象はあまりないでしょう。

私も2代目なので、
社長の息子と言うことで
色眼鏡に見られていることを
嫌って、苛ついた時期もありました。
若手時代は特に。

でも、世界では尊敬される存在である。

この認識の差が
事業承継にマイナスの影響を与えていると
感じております。

続きは次回の配信でお伝えします。

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老舗企業ほど、実は伸びしろがある!

前回の続きです。

私のコンサルティングする事業承継の企業は
現在の本業で、伸びしろが必ずあります。
なぜなら、異業種や他社では成功している
やり方を自社に持ち込めば、成果が出るためです。

例えば、10%の成果が出ることを
複数すれば、それだけで、
前年比130%や150%なることも
しばしばです。

でも、長くその仕事で頑張っている会社ほど
新しい方法に気づきません。
ですから、コンサルタントを
その気づくために
その知恵と情報をビジネスサービスとして
活用してください。

実はこの伸びしろ
後継者に取っては、チャンスです。
一見、古い会社のように見えるからこそ、
新しい方法を導入するれば、
それだけ、効果が出ます。
(その導入へ抵抗もありますが・・)

それこそ、
後継者・後継社長の大切な役割です。
長い会社の歴史で、重要な役割です。

どこが、伸びしろか、
今一度、社内を見直してはいかがでしょうか。

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