アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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「後継者がおカネに持つイメージ」②

甲子園のあるまち西宮市に住んでいるので
今年の高校野球は大いに盛り上がっていました。

 

私がいつも乗る阪神電車には
「甲子園球場は満員です」と
早朝から張り紙が出るほどでした。

 

さて、
前回のつづきのおカネに持つイメージについてです。

 

おカネは日常的に使うし、会社として稼ぐものです。
そこに、いい経験もあれば、つらい経験もあります。
その中で独特なお金のイメージを後継者は持っています。

 

そのイメージがプラスに働くこともあるし、
マイナスに働くこともあります。

 

後継者が経営者として会社を引っ張て行く立場になると
おカネにマイナスなイメージを持っていることは
会社経営の足を引っ張ることになるので
それを改善することが重要です。

 

前回のE氏もそうでした。

 

自社株を自分に集中するために
様々な資金調達をしようと計画したのですが、
実行に移せない。

 

やる気がないのではなく、
何か精神的に引き留めていると感じました。

 

そこで、
子供の時に 家とか会社とかで、お金のトラブルを聞いてみると
あったのです。
「昔、親父が一度だけ、
『金を持ったがために、えらい目にあった』と」
詳しくは書けませんが、
先代社長のご尊父が事業で成功し、少し余裕が出てきたときに
高校時代の親友に頼まれて、数百万を貸したそうです。

 

よくある話で、結局その親友はどこかに消えてしまい、
数百万は返ってきませんでした。

 

ご尊父も会社が傾くほどの金額ではなかったので、
晩酌時に、ぽろっと愚痴ってしまったのでしょう。

 

その時にEさんへこんなイメージが刷り込まれました
「お金が手元にあると、取られて、友人を失う」

 

手元にお金があること
それを貸して、返済されなかったこと
友人がいなくなったこと

 

これらは、全く関連のないことです。
ご尊父はそのような経験をしましたが、
Eさんには無関係です。

 

でも、そのようなイメージを無意識に受け取ってしまった
Eさんはお金を手元に置くこと、極端に嫌うようになりました。

 

コンサルティングをしていても、
経営計画として数値としてしっかり把握しているのに、
資金繰りとなると全くやらないなど
アンバランスでした。

 

このように、誰しも子供のころに
親からの何気ない一言で、おカネのマイナスイメージを持っています。
特に経営者の子供ならお金に関する話題も家庭内で多いためです。
これをコンサルティングで改善しなければ
経営者として足かせになります。

 

Eさんの場合は、
おカネが手元にあることと
悪いことがおこること
という、起こってもいないことで不安になっていたので、
それを「起こらないから大丈夫」そして、「起こったとしても大丈夫」
と2段階で改善するコンサルティングをしました。

 

その後からEさんが資金集めができたことは言うまでもありません。

 

皆さんのおカネに持つイメージは何でしょうか。

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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【第117回】ポッドキャストが配信されました

【第117回】ポッドキャストが配信されました。

 

「創業100年を超える老舗企業ならでは、経営体質に危機感を感じる後継者時代:生興株式会社 代表取締役社長 古谷勝彦氏 インタビュー【前編】」

 

大手企業のサラリーマンから、経営者の急病で、悩みながらも会社に戻った古谷社長。
入社数年は、社内では営業実務に従事しており特別扱いはなかったが、社外からは次期経営者としての視線にプレッシャーを強く感じていました。
一方、会社としては古い経営体質に危機感を感じており、効率化やIT化には高いハードルがあった。
このままでいいのかと、経営感覚のズレを後継者として悩んでいた。

 

ぜひお聴きください。

 

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「後継者がおカネに持つイメージ」①

お盆はいかがでしたでしょうか。
土日も含めてゆっくり休んでいた方も多いと思います。

 

私は早めに夏休みをいただいたので、
通常の活動でした

 

先日、後継者Eさんの相談の中で
こんなことがありました。

 

Eさんへは事業承継に向けて、自社株を
ご尊父から移動させる方法をコンサルティングです。

 

Eさんが自社株を買うための資金をどのようにするかを
検討しているときでした。

 

「自社株を買うために、資金が必要です。
まずは、借入金や役員賞与の増加など○○千万円集めましょう」

 

Eさんは了承したものの、
2週間たっても、全く動きませんでした。
(仕事は普通にしているのに)

 

私はおかしいと思います。
Eさんとミーティングをして、進め方を検討しようと
質問しても
「忙しいから、できてないだけ」とか
「もう少ししたら、落ち着くからやります」とか
消極的でした。

 

そこで、私は話題を変え
「Eさん、小さい時に欲しいおもちゃって何でも買えました?」
「高橋先生、何でも買ってもらえませんでしたよ(笑)
今考えると、クラスメイトより多かった気がしますが、
子供の私はもっと欲しいと思ってました。」
「誰でもそうですよね(笑)、ところでその子供の時に
家とか会社とかで、お父さんのお金のトラブルって覚えてますか?」
「えーと、そうですね。昔、親父が一度だけ、
『金を持ったがために、えらい目にあった』と
言っていたことがあったと思います」

 

私は『それだ』と確信しました。

 

誰でも無意識のうちに親からおカネに関する
価値観やイメージを刷り込まれています。

 

それがプラスに働くときもあるし
マイナスに作用するときもあります。

 

重要なことはそれを自分でコントロールすることです。

 

Eさんは無意識で
マイナスに働いているおカネの価値観やイメージがありました。
それを改善しなければと私は話の続きを聞きました。

 

続きは金曜日に。

 

 

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「余裕のあるうちに事業承継の準備をする」②

前回からの続きです。

 

私がいつも、セミナーなどで
後継者や経営者にお伝えするのは
事業承継は平時にするものであって、
非常時にやってはいけない、と言うことです。

 

ましてや、金融機関から押されるように
経営者が決断するようでは、
事業承継を成功させることは難しい。

 

だから、経営者も後継者もじっくり腰を据えて
やれるために、会社がある程度事業承継に集中できる
状況でなければなりません。
売上が微減しているとか、人材が育っていないなど
ある程度の課題なら問題ありません。

 

しかし、
資金繰りや業績に困窮するような非常時には
事業承継より先にやることがあります。

 

しかも、そのように厳しい状況で
事業承継して、後継社長がそれを
乗り切って、V字回復することは
とても困難です。

 

だから、ある程度長期的計画で
事業承継をすることが、
その後の企業の成長へとつながるのです。

 

事業承継は何のためにするかといえば
会社がいつまでも続くために、
経営者が連続的に交代します。

 

その際に現経営者から後継社長に
経営のノウハウの引継ぎ期間が必要なのです。

 

それこそ、伝統や信用という目に見えないけど重要な
その会社が積み上げてきたものなのです。

 

余裕のあるうちに事業承継の準備をする
心に留めてください。

 

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

 

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【第116回】ポッドキャストが配信されました

【第116回】ポッドキャストが配信されました。

 

「三菱家の家訓に学ぶ、後継者・後継社長のための経営理念」

 

経営理念の重要性は皆さんご存知だと思います。
その経営理念を家訓として長く引き継いで、商売に成功している名家に学びます。
今回は三菱家の家訓です。
創業者岩崎弥太郎さんが商売繁盛のために作った家訓のうち「事業を受け継ぐには小心で当たれ」を中心に解説します。
会社が長く続くための経営理念の秘訣が詰まっています。

 

ぜひお聴きください。

 

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「余裕のあるうちに事業承継の準備をする」①

8月に入り、
真夏になってきました。

 

台風が来ていても、風が生暖かく
酷暑を実感しています。

 

そんな中、私の地元西宮では
夏の高校野球が開催されています。

 

さて、先日事業承継の相談で
このようなことがありました。

 

経営者T氏から
「業績が厳しいので事業承継しようと考えています。
金融機関からも社長を交代するなら融資すると言ってます。
どうすればよいでしょうか」
と相談がありました。

 

まず、私は
「事業承継をされるのは、よいと思いますが、
融資を受けて、その後会社がどのように回復するか
それについて、Tさんはどのような計画でしょうか」

 

とお聞きしたところ

 

「今が厳しいが、ここの資金繰りを乗り越えたら、
世の中の景気もいいので、何とかあると思います」

 

正直なところ、心の中では
これは厳しい状況だと思いました。

 

おそらく、事業再生ぐらいの状況かと。

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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「今ある経営資源をそのまま受け取ることが第一歩」②

前回からの続きです。

 

ただし、事業承継では経営者が変わることで
経営ノウハウなどの一部が「なかった」ことになると
たいへんもったいないです。

 

折角、これまで時間とお金をかけて積み上げてきた
会社の財産がなくなってしまうのですから。

 

だから、私が事業承継のコンサルティングをするときに
現経営者様の経営ノウハウや成功体験、危機回避の方法など
経営者として知識と経験をお聞きして、
それを後継者様に分かりやすく伝えています。

 

これが、当人同士だと、どうしてもうまく伝えることができません。
上手く伝わらないことは「なかった」ことになります。

 

そうして、経営ノウハウを一部を受け継がず
後継者が社長になると、やっぱり経営はやりにくくなり、
業績も厳しくなります。

 

だから、記憶に残すための方法が重要です。
紙などの記憶媒体に残すことと記憶に残すことどちらも大事です。

 

皆さんの会社ではいかがでしょうか。
しっかり受け継げているでしょうか

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

 

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【第115回】ポッドキャストが配信されました

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「潜在的な顧客ニーズを獲得する方法は~後継者のためのマーケティング~」

 

中小企業のマーケティングの基本は、顧客ニーズを分かったうえで製品やサービスを提供しなければなりません。
しかし、その顧客ニーズが潜在的でつかみづらいものです。
そこで、後継者のためのマーケティングとして、顧客・取引先の潜在ニーズを獲得できる2つの質問を解説します。

 

ぜひお聴きください。

 

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「今ある経営資源をそのまま受け取ることが第一歩」①

いよいよ、八月です。
今年はとても暑いので、
水分を多めにとって、
ぐっすり寝たいと思います。

 

私は寝るときは。冷房をかけず、
扇風機を回して寝ています。
先週末の台風のせいか、ここ数日は
夜はそれほど暑くないように感じます。

 

私は事業承継で大切なことは
今ある経営資源を減らさずに、そのまま受け取ること
が、第一歩です。

 

その経営資源には、資産やお金、人材など
目に見えるものがありますし、
ノウハウや信頼など目に見えないものもあります。

 

今日はこの目に見えないものについて書きます。
まず、人間の過去はすべて記憶です。
上記のノウハウや信頼などは
経営者・社員などの成功の記憶の積み重ねです。

 

他人から見ると成功でも、
自社から見ると成功と言えないものは
ノウハウとして社内に残らず
記憶されます。

 

記憶されないことは「なかったこと」になります。

 

皆さんも、友人と昔話をして、
「あの時○○した」と言われても
覚えてないことがありますよね。

 

これって、あなたの中では
その事実は「なかった」ことになっています。

 

人の脳が、不必要と判断したものを
記憶から消すようにできているのです。
(脳の容量をオーバーしないためです)

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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「先に恩返ししてみる」②

前回からの続きです。

 

私が大切にしている法則があります。

「返報性」の法則です。

簡単に言いますと、人間はほかの人から受けた

ご恩を返したくなる、という心理を表したものです。

 

例えば、

会社の部下と2人でご飯をだべて、部下がおごってくれら
どう思いますが?

「ご馳走になっちゃった、これはいつか返すね」
と思います。(よっぽど嫌な人じゃなかったら)

よく言われる「貸し」「借り」も同じです。
借りがある人は、貸しのある人に返そうとします。

自分と対等な人や目下の人が受けた恩は特に返したくなります。

では、後継者がどのようにこれを活用するかといえば、

現経営者つまり父親(母親)に何かを先に返してみる

これが一番いいことです。

 

ご飯をご馳走するでもいいし、

贈り物をするでもいい、

旅行に誘うのは最高ですね。

 

注意点として、仕事で返そうとしないことです。

真面目な後継者ほど「仕事の成果」で恩返ししようとしますが、

これは経営者があまり望んでいないことです。

経営者は後継者が成長してほしいのですが、

いつまでも親の威厳が示せるように「子供」でいて欲しいとも

思っています。(矛盾した心理なんです)

 

ですから、プライベートで親孝行するのが、

実は事業承継や社長交代への近道なんです。

 

ちょっと意外ですが、急がば回れ。

お盆の家族の集まりに、ちょっといい手土産を

持参してはどうでしょうか?

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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