アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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相手の話をじっくりと聞く 事業承継①

「先代が事業承継を進めてくれるために
何をすればいいのでしょうか。」

ある後継者の相談でした。

株式会社X経営者A氏は74歳、後継者B氏は42歳。
B氏はA氏の甥にあたります。

B氏は30歳で別会社起業し、10年です。
A氏が40歳の時に後継者として
X社に入社したのですが、そこから2年間は
事業承継が進まず悩んでいます。
異業種から入社したB氏でしたが、
経営することに関しては、10年の経験があり、
業績も増加、資金繰りを改善するなど
社長としての資質と経験は十分です。

しかし、
経営者A氏が事業承継を進めないだけでなく、
社内の情報をB氏に伝えないようにしています。

事業承継に抵抗しているのです。

経営者が事業承継に抵抗することは
よくあることです。

では、続きは来週に!

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【第253回】ポッドキャストが配信されました。

第253回 後継者のつらさを経験し、飛躍するためのポイントとは:株式会社京南 田澤孝雄社長 インタビュー【解説編】
9割がもめる社長交代 ~二代目社長が成功する極意~
ポイント1
後継者の多くが、自社に戻ってから辛い日々を経験します。
「キャリアを捨てて、なんで戻ってきたのか」と悩むこともあります。
そこを通り抜けることで、ヒトとして成長します。
ポイント2
自社を引き継ぐ前に経営を経験し、経営知識を身につけた。
別会社の社長となり「社長だけが学べること」を知ります。
口座の残金が0になり、資金繰りを体験したり、
社内でおきるヒトの問題を解決することなど。
別会社まで作らなくてもいいですが、リーダーの経験は重要です。
ポイント3
新事業を進めるにあたり、経営者(先代)を粘り強く説得した。
自分で進めるのではなく、会社として筋をとおすために
経営者を説得する日々が、社内での信頼を高めた。
諦めない精神が大切です。
株式会社京南
一般社団法人2代目お坊ちゃん社長の会 代表理事

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相手に分かりやすく伝えるには・・・②

極端な言い方をすれば、
専門用語やカタカナを全部使わずに
平易な言葉を使いましょう。

冒頭の後継者なら
射出成型という技術名は使わずに
「何ができるか」の製品名や
完成してできる内容について話します。

重要なことは
その言葉遣いが相手にわかってもらえるかを
常に確認してほしいのです。

そのためには、社内や業界の人間ではなく、
異業種や素人と出会うことが重要です。

つまり、積極的に会社の外に
飛び出して、人に会うことが大切です。

これによって、後継者自身が
新しい視点がわかるようになります。

これが大切なのです。

事業承継したのちに、
後継社長が何か新しい事業や製品開発・販路開拓を
実行して、会社を成長させます。
その時に、この異業種の知恵や素人の視点を取り入れて
会社の成長させることに役に立ちます。

後継者時代にしか、
得られない経験です。
ぜひ、積極的に社外の体験を増やしてください。

では、今週も頑張っていきましょう!!

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【第25回】ポッドキャストが配信されました。

第252回 別会社で身につけた経営力で、新事業を展開するも高い壁に阻まれる。それを突破した秘訣とは:株式会社京南 田澤孝雄社長 インタビュー【後編】9割がもめる社長交代 ~二代目社長が成功する極意~

別会社の介護事業はヒトやカネの問題がありながら、2年で経営が落ち着いた。

その自信から、自社の新事業として洗車スペースを作ったものの、

導線が悪く、収益が上がらない。厳しい状況のなかで、

「洗車だけで集客」と視点を変えたら、事業が急に上手くいった。

この洗車ビジネスをFC事業で広げようとすると、父親が猛反対。

実績もあるのに「なぜ、反対するのか」と悩むものの、粘り強く説得した。

そして、あるきっかけで、事業が前に進みます。

新事業をなかなか進められない後継者はぜひお聞き下さい。

株式会社京南

https://kyounan-gr.com/about/

一般社団法人2代目お坊ちゃん社長の会 代表理事

https://2daime.or.jp/association-overview/

こちらから、お聞きください。
【Apple Podcast】 https://apple.co/3gxA0u7

【Google Podcast】 https://bit.ly/2UMVV8O

【Amazon Music】 https://amzn.to/3DkRKCL

 

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相手に分かりやすく伝えるには・・・①

ある後継者がオンラインビジネス交流会で

「うちは射出成型の独自技術でなんでも作るので
ご要望があれば、いつでも問い合わせください」

元気があって、良いのですが、
おそらく、このプレゼンでは、問い合わせはないでしょう。
その後継者は私の顧客ではなく、
20名ほどのオンライン交流会で初対面で、
アドバイスもできませんでした。

問い合わせがこない理由として、
「射出成型の独自技術で何でも作る」
と、言われて、皆さんは何を想像しますか。

射出成型に詳しい方なら別ですが、
ほとんどの方は、何も思い浮かばないでしょう。

本人は自身満々に話していても、
相手に全然響いてないのです。

なぜなら、
射出成型の技術で何が作れるかわからないし、
何が他社より優れているか、まったく情報がないためです。

例えば、
スペインのおいしい料理なら想像できても
エストニアのおいしい料理はイメージないですよね。

人間の脳は、そもそも知らないことは
スルーするようになっているのです。

なぜなら、脳の記憶容量は有限なので、
必要なことだけに使いたいとプログラミングされているためです。
記憶容量を使いすぎるとパソコンの様にフリーズします。

だから、ちょっと考えてわからないと
あきらめて、次のことを考えます。

子供が難しい算数の問題が解けなかったら
あきらめるのと同じです。
(一部の算数好きな子供は別ですよ)

だから、自社の技術を相手にわかってもらうには
相手の知っている言葉を使って、
わかりやすくすることです。

では、続きは次回に!

 

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エコトーン ②

前回の続きです。

理由は二つ
・先代経営者の持っている経験や知恵が引き継げない
・社員が変化のスピードについてこられない

長く経営してきた経営者(先代)には、
ピンチを切り抜けてきた経験があります。
成功した経験より、失敗から学ぶことの方が
本質的であり、現在でも活用できる知恵です。

その知恵を、受け継いで経営することで
老舗企業はそうやって長く反映しています。
なぜなら、経営者というのは、非定型的な決断が求められます。
明確な正解が分からない状況で、
AかBかの選択に必要なことは
情報収集と経験からの決断力だけです。

この経験が後継社長に少ないことは
当たり前です。

だから、先代は会長など役職になって、
必要な経験と知識を次世代につなげるが
会社を末永く発展させるために必須です。
昔は「ご隠居」ということで、成立してました。

現在の中小企業としては、
社長が替わっても、会長がいることで、
会社組織として継続性を示すことが
社員に安心感を与えることにもなります。

二つ目の社員が変化のスピードについてこれないのは、
人間は変化に弱いため、不安になり、
その不安を見せないために、反発する
という、メカニズムがあります。

表面上は反発する社員の主張を
解決しようとするのですが、
それでは、根本的な問題解決にはなりません。

変化のスピードについてこれるようにする
そして、その人物に安心感をああ耐えることが
後継社長の役割です。

その時間がエコトーンであり、
境界地帯です。

事業承継の期間を
陸でもなく、海でもないと
考えれば、皆さんなら
どのように活動できるでしょうか。

今週も頑張って行きましょう。

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エコトーン ①

先日、地元で有名な企業の経営者が
こんな話をされていました。

「エコトーンという言葉をご存じでしょうか」

私は知らなかったのですが、
エコトーンというのは

生態学において、陸域と水域、森林と草原など、
異なる環境が連続的に推移して接している場所。
一般に、生物の多様性が高いことで知られる
学術的には、移行帯。推移帯、と言われます。

分かりやすい場所は干潟です。
陸と海の間にあり、明確な境界線で
区切っているのではなく、
干潟という幅広い場所で陸と海を分けています。

そして、この干潟に多くの生物が生息し、
海にも陸にも恵みを与えてくれています。

このエコトーンが重要で、境界線のように、
はっきり区別することは
実はみんなのためには
ならないと言うことを教えていただきました。

干潟を埋め立てて、岸壁にしたことで、
生物は減り、環境を悪化させている場所が多いためです。

都市工学は専門ではないので、
河川や山などで、災害を防ぐための
堤防や整備は必要だと思います。

しかし、境界線をはっきり区別するよりも
エコトーンのように「境界帯」として
幅を持たせることが、自然の摂理と思います。

実は事業承継も同じです。

先代から、後継社長にバトンタッチする場合に
ある日を境に、はっきり変えてしまうことは
会社全体のために、マイナスになることがあります。

続きは、また来週!

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【第251回】ポッドキャストが配信されました。

第251回 自社に戻ると苦労の連続、別会社を立ち上げても苦難続き。

不撓不屈の2代目の実話:株式会社京南 田澤孝雄社長 インタビュー【前編】

9割がもめる社長交代 ~二代目社長が成功する極意~

次男なので継ぐ予定はなく、デザインや知的財産の仕事に就職し、 サラリーマン時代に弁理士にも合格して、充実していた。

しかし、29歳の時長男が継がない事になり、急に自社を継ぐことに。

「デザインに関わる仕事もあるから」と言われていたのに、 自社に戻るとガソリンスタンドの現場で、朝から晩まで働く激務が7年続く。

夜中に帰宅し一人になると、悔しさで涙することも。

その後、徐々に経営的なことを学び、思い切って自分で別会社(介護事業)を作った。

そこから、さらなる苦労が待っていた。

不撓不屈の内容を是非お聞き下さい。

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ぜひ、お聞きください。

 

 

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事業承継セミナーのご案内 ②

前回の続きです。

卒業生の声

受講生の声
小野内 憲二さん 公認会計士・税理士
事業承継コーチ養成講座を受けてよかったこ。
1.心理学に基づいたアプローチは事業承継だけでなくコンサルや日常でも使えるテクニック。
2.わかりやすい説明、時間配分。
3.志を持った仲間との親睦。人脈の広がり。
事業承継コーチングは社会的に求められてます。
お客さんに事業承継サービスを提供するに止まりません。
やがてご自身の事業を承継する時が必ず来ます。
その時に備える意味でもこの講座は大きな意味があると思います。

山本 宗人さん
中小企業診断士
事業承継コーチ養成講座を受けてよかったこ。
1,事業承継の全体の流れを俯瞰できたこと、
2,体系的にコーチングを習得できたこと
3,講師や受講生仲間から事業承継の事例を多く知ったこと
事業承継コーチ養成講座の成果は
講座修了後、コンサル実績が飛躍的の伸びた

松田 大助さん
経営コンサルタント
事業承継コーチ養成講座を受けてよかったこ。
1、事業承継における会社と後継者が考えることを体系的に理解できた。
2、事業承継の組織と個人の問題を理解できた。
3、自分のコンサルティングの幅が広がった
事業承継コーチ養成講座の成果は
クライアントへの提案領域が広がり、契約を増やす行動がとりやすくなった。
研修コンテンツを活用し、クライアントに気づきを促せた。

宮本 英徳 さん
司法書士
事業承継コーチ養成講座を受けてよかったこ。
1、事業承継の全体像が分かり、コンサルの水準が上がった
2、アドバイスするときに気をつける点が分かりました
3、事業承継は対策をすれば対応できること
入塾を決めたポイント
高橋先生の話が面白そうだったから。事業承継の実務を知りたかったから。

ぜひ、HPをご覧頂き、まずは体験セミナーにおこし下さい。

では、よい週末を!!

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事業承継セミナーのご案内 ①

「コロナで業績が悪いから顧問料を引き下げられた
他の顧問先も値下げとなったらどうしようか」

先日、友人の税理士から、こんな相談をうけました。

彼は独立して3年で、創業者を中心に顧客を増やしてきました。
飲食業や美容業が多いようです。

顧客先の経営状況に影響を受けるのはコンサル業としては
やもえないでしょう。

重要なことは、二つあります。

一つは
士業やコンサルタントが経営者や事業者に
コンサルティングの価値を正しく見せることです。

二つは、
ニーズの高いコンサルテーマという、
時流に合わせることです。

その意味では、
事業承継の総合コンサルティングという分野は
ニーズが高く、さらに、ライバルも少ない上京です。

事業承継においても、
相続対策や自社株対策など
金融関連の対策が充実していますが、

・事業承継後の経営を総合サポートすること
・後継者に経営知識とリーダーシップを伸ばすこと

これらについては、
体系的・実務的に学べる機会は少ないと感じています。

事業承継コーチ養成講座は
まさに、この2点に注力したセミナーです。
https://www.jsc-kyokai.com/seminar

なぜなら、
講師の高橋秀仁が事業承継を経験した当事者であり、
そして、事業承継コンサルタントして15年の実績があるためです。

事業承継の当事者とサポート専門家という
両面を経験していることで、
事業承継の現場で本当に望まれる顧客ニーズと
経営者・後継者が納得するコンサルノウハウを
得ているからです。

それらを、養成講座として詰め込んでいます。

特徴
体系的理論的にまとめていて、分かりやすい。
誰でも実行できる実務的なコンサルトーク
事例研究による、疑似コンサルティング

次回は、卒業生の声をお届けします!

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