アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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「財務に強くなってください」②

前回からの続きです。

 

敷居が高いのが財務。

 

まずは全体像を把握することが
大切です。

 

そのためにちょっとした図式化します。

 

貸借対照表と損益計算書をグラフ化し、
貸借対照表と損益計算書の金額の違いについて検討します。

 

通常は損益計算書の売り上げが一番大きいので
貸借対照表の総資産とどれぐらい差があるかを
一目で分かるようにすれば、
その会社の状況が分かります。

 

損益計算書は売上と粗利と営業利益と区分し、
貸借対照表は総資産と純資本と借入金ぐらいを
その金額に合わせてグラフ化し、
比較するだけでも会社の状況が分かります。

 

特に粗利と借入金の関係性は
会社の儲けと返済に直結するので重要です。

 

なれてくれば、数値だけで分析できますが、
はじめのころはグラフにして金額の大きさが
目に見えて分かるようにすると
イメージがつかめます。

 

私のコンサルティングでは
財務の研修として
このような分析も後継者の皆さんはやってみて、
財務に強くなってください。

 

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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【第129回】ポッドキャストが配信されました

【第129回】ポッドキャストが配信されました。

 

「『弁護士はサービス業だ』3代目弁護士が事業承継で成功したのは:堂野法律事務所 堂野達之先生 インタビュー【前編】」

 

弁護士は裁判をするのが仕事と思っていたのに、就職した弁護士事務所で会社に関わる法律の仕事をすることで、弁護士はサービス業と確信する。
そこから、父親の法律事務所に入るも、自分で父親を乗り越えたいという思いから独立独歩で顧客を拡大し、ついには父親を超えた秘訣をお話いただきました。

 

ぜひお聴きください。

 

 

10月~12月、事業承継コーチ養成講座 第2期 体験セミナー&説明会を開催いたします
https://www.jsc-kyokai.com/seminar

 

 

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「財務に強くなってください」①

朝晩は少し寒いですが、
日中は暖かいです。
寒暖差に注意してください。

 

さて、先日私が所属する中小企業診断士の勉強会で
分かりやすい財務について少し書きます。

 

後継者の皆さんで
数字が苦手という方がけっこう
いらっしゃいます。

 

私はいつも言うのですが、
ビジネスを取り仕切る経営者となるには
数字に弱いでは、どんぶり勘定になってしまいます。

 

専門家ほど詳しくなくてもいいですが、
平均レベルの財務知識と能力はいります。

 

とはいえ、勉強するにも
敷居が高いのが財務。

 

私の中小企業診断士の試験勉強をしているときに
苦労したのが財務でした。

 

数字をにらめっこして、
きっちり合わせるのは骨が折れる作業です。

 

いきなりそのような細かいことをすると
嫌になるので、
まずは全体像を把握することが
大切です。

 

そのためにちょっとした図式化します。

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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「社長の給料を決める」②

前回からの続きです。

 

「Tさん、あなたのイメージでしっかり経営できる社長の給料は
どのぐらいですか」

 

「月に100万、いや200万ぐらいでしょうか」

 

「そうですね、いい感じです。正確な統計はなく、
あくまでも肌感覚ですが、一般的に黒字の中小企業の経営者の
役員報酬は2000万から3000万と言われています」

 

「でも、うちみたいな小さな会社では、もっと少ないのでは・・」

 

「いいえ、役員報酬を最終的に決めるのは会社の利益です。
中小企業であれ、個人事業主であれ、成功している経営者は
これぐらいの利益はしっかり残しています。規模の大小は
このぐらいの利益なら、関係ありません。
売り上げ20億円の企業で役員報酬が3000万も
売り上げ1億円の企業の役員報酬が2000万も十分にありますよ」

 

「そうなんですね」

 

「ですから、今すぐではなくても、この水準に会社の利益を
出すために、何年で達成するか。どんな経営をするか。
これが重要です。利益からご自身の役員報酬を計算することが
大切ですよ」

 

「分かりました。さっそく、帰って検討します」

 

後継社長が考えるのはまず会社という全体の利益や資金であり、
その後に自分の報酬を得るという基本概念さえ、
身につけておけば大丈夫でしょう。

 

こんな身近な悩みにも私のコンサルティングでは
適切にお答えしています。

 

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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【第128回】ポッドキャストが配信されました

【第128回】ポッドキャストが配信されました。

 

「株式が分散した場合の自社株対策」

 

自社株が分散することで、会社にとって具合が悪いことがあります。

基本的には、現経営者がほとんど自社株を保有し、後継者がそれを取得することが望ましい。

しかし、やむをえず株式が分散している場合もあり、その対策が急務の企業もあります。

今回は、分散している場合の自社株対策をお伝えします。

 

ぜひお聴きください。

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「社長の給料を決める」①

いよいよ11月です。
残り2か月を乗り切っていきましょう。

 

先日ある後継者Tさんから
「社長になったら給料はいくらにしたらいいですか」
と相談があった。

 

社長になって、最初に考えることのひとつが
「自分の給料の金額」
です。

 

社長になるまでは、
社長が後継者の給料額を決めていたでしょう。
月額○○万円と。

 

いざ、自分が経営する立場になると
自分の社長としての給料(正確には役員報酬)を
決決めるのですが、
何を基準にしたらいいか、
分からないものです。

 

しかも、社長の給料は一年に一度の株主総会の
時に変更することができません。
(役員報酬を下げることはできます)

 

自分で自分の給料を決めるので、
高いのか安いのか判断がつきません。
高すぎると、社員からもらいすぎと思われないか。
安すぎると、自分のモチベーションが上がらない。
意外と、悩むものです。

 

こんな時、一つの考え方があるのでTさんには伝えました。

 

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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「株式は次の後継社長に100%集中させる」②

前回からの続きです。

 

中小企業の株ですから、価値が明確でないものを
買うので、一見すると高い買い物に思えてしまいますが、
株式は次の後継社長に100%集中させることが
事業承継の基本形です。

 

優良な会社であればあるほど、利益が増えて、
株を買い取るのに、余計に資金がかかります。

 

そうならないために、早期に買うことが必要です。
それも、後継者が買うことが最適です。

 

ちなみに、この会社では10年前なら
1500万程度だったのが、今や5000万になっています。

 

早期に対策すれば、よかったのですが、
このまま放置すればさらに、資金が必要となるので、
早急に株価を計算して買い取ることにしました。

 

事業承継にはカネがかかります。
でも、その資金を早期に対策することで
少なくすることで、
会社も一族の資産も守れます。

 

そして、後継者が自分で株式を買うための
資金の方策もあるのです。

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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【第127回】ポッドキャストが配信されました

【第127回】ポッドキャストが配信されました。

 

「老舗として地域に根ざしている意味と後継者だからこその個性とは:有限会社成田家 4代目 奥 大輔氏 インタビュー【解説編】」

 

和菓子業界として、小売業としても厳しい状況の中、4代目として活動される奥大輔さんの奔渡として、

 

・和菓子屋の息子が一生ついて回るという覚悟
・自社へ入社後に父親の仕事に大きくは反発しなかったこと
・地域への愛着と恩返しの気持ち
地元に根付いたお店だからこその内容です。

 

ぜひお聴きください。

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「株式は次の後継社長に100%集中させる」①

事業承継の相談を受けて、

 

大変な会社のパターンとして、

 

会社の株式が分散している場合があります。

 

株式が分散していると

 

社長に権限が集中せずに、中小企業の良さである、

 

オーナー社長による思い切った決断ができません。

 

そうなると、会社がうまく運営できなくなります。
ある中小企業で

 

年間に数千万円の経常黒字をだす優良企業ですが、

 

その株式を兄7対弟3で持っています。

 

この会社はこの兄弟自体も2代目で、
次が3代目に事業承継する際に、相談にきました。

 

兄は社長ですが、弟はサラリーマンで会社の経営に
関与していません。

 

私は社長に弟から株を買い取るように依頼しましたが、

 

長年、不仲で話しすらしていないので、難しいと

 

躊躇されます。
自分が7割の持ち株で経営できているので、
息子(3代目)もなんとかできると思っています。

 

もちろん、何とかできます。
しかし、会社を引き継ぐ以上は不安要素を
少しでも減らして受け継ぎたいものです。

 

この弟さんの株式を買い取りを
息子(3代目)がすることはもっと難しい。

 

今の社長が取り組むべき仕事です。

 

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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「進取の気性」②

前回からの続きです。

 

社会は常に変化しているので、
とどまることは、相対的に
会社の後退を意味します。

 

だから、老舗の大事する部分は残しつつ
常に新しいものを取り入れることを
やっています。

 

新しいものを取り入れるときに
単に儲かるからという視点ではなく、
既存の顧客にさらに喜んでもらうことや
本業を大きく逸脱しないなど
いくつかの約束事もあります。

 

そのことが、
老舗企業を守りながらも
時代に合わせて成長させている
要因です。

 

例えば、
和菓子の虎屋さん。

 

羊羹・どら焼き・最中など伝統的な
お菓子だけでなく、チョコレートを使った
洋菓子のような和菓子も作られています。

 

また、既存の顧客だけでなく、
若者に虎屋のお菓子を親しんでもらう
ために、カフェ形式の店舗も
展開されています。

 

いづれも、老舗の和菓子店の
概念を飛び越えていますが、
企業としては

 

「時代に合った新しいものを取り入れながら、
その本質は決して変わらないこと」

 

を、実行されています。

 

長く続く企業にはわけがありますね。

 

今週も後継社長によい気づきがありますように。

 

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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