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母のカレーは食べてなくても、1200万食カレーを販売した後継者

先日、アパホテルグループの元谷拓専務の講演を拝聴し、
お話を伺う機会がありました。

 

元谷拓専務はアパホテルグループは元谷外志雄氏が創業され、
妻の元谷芙美子(ふみこ)氏が「アパ社長」として有名です。
現在は長男の元谷一志氏が社長となり、
次男の元谷拓氏が専務で、約600名のグループを経営しています。

 

アパホテルを日本最大級のホテルチェーンへと成長させた経営戦略について学ぶ中で、
特に事業承継の観点から印象に残った点を共有いたします。

 

皆さんは「アパ社長カレー」をご存じでしょうか。
パッケージには、アパホテル代表取締役社長である

元谷芙美子氏の写真があしらわれたレトルトカレーです。

 

この商品は、元谷拓専務が開発し、全国で販売されました。
発売以来、およそ1,200万食を売り上げており、
約15年前から自社ホテルでの販売のみならず、
郵便局など販売チャネルを拡大することで販売数を急激に伸ばしてきました。

 

この開発にまつわるエピソードで最も驚いたのは、
専務自身が「母のカレーを食べたことがない」という事実です。

 

アパグループは元々、不動産販売・管理業からスタートし、
その後、ホテル業へと業種を拡大してきました。
そのため、専務の両親は日々遅くまで働いており、
家族揃って夕食をとることはほとんどなかったそうです。
当然、母親である社長も料理をする時間がありませんでした。

 

にもかかわらず、新事業として「アパ社長カレー」を開発・販売することになりました。

 

続きは次回の配信でお伝えします。

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