先日の次世代経営協会の定例会では、
オーダースーツの「シュウ・カワグチ」会長、川口菜旺子(なおこ)様を
ゲスト講師としてお迎えし、スピーチをいただきました。
▼シュウ・カワグチ
https://www.chumon-fuku.co.jp/
「シュウ・カワグチ」は創業から100年を超える老舗テーラーであり、
現在の代表は4代目(川口会長のご子息)となります。
私はご縁があり、3代目の川口会長とは10年来の「後継社長仲間」です。
以前には、私のポッドキャスト番組にもご出演いただきました。
今回は、次世代経営協会でのご登壇という形で再びお話を伺う機会を得ました。
初代がテーラーとして創業し、2代目の代で事業は急拡大。
しかし、その2代目が急逝されたことで、3代目である川口会長が事業を引き継ぐことになります。
ただ、その後の経営は苦難の連続でした。
引き継いだ当時は売上が大きく低下し、借入金も非常に重く、
専門家からは「清算」すら勧められたそうです。
それでも川口会長は、「なんとしてもこの会社を残す」という強い信念のもと、
顧客を一人ひとり増やしながら資金繰りを立て直し、ついに4代目へのバトンタッチを果たされました。
これこそが、後継社長の強みだと感じます。
ご本人いわく、「もし後継社長でなければ、とっくに自己破産していたと思う」とのこと。
日本には自己破産という選択肢があり、一度だけリセットが可能です。
もちろん、それも簡単な決断ではありませんが、
日々借金返済に悩まされ続けることを考えると、やり直すという選択が有効なときもあるのです。
しかし川口会長は、「絶対に会社を潰さない」と心に決めていました。
それは、幼いころに見た創業者である祖父の姿や、住み込みの職人さんたちと過ごした時間の記憶から、
「働いている人たちを守りたい」という強い思いがあったからです。
これこそが、後継社長の強みだと感じます。
続きは次回の配信でお伝えします。





























