前回の続きです。
中には、自社の事業にあまり魅力を感じていない方もいるでしょう。
業界全体の将来性に不安を感じることもあると思います。
だからこそ、扱う商品やサービスは時代に合わせて変化させて構いません。
しかし、創業者の「想い」や「志」を受け継ぐことこそが事業の軸になります。
どんな事業にも、創業時には「世のため人のため」という想いが込められているものです。
それは長く経営を続けてきた先輩たちから教わる「商売の基本」です。
しかし今、その理念を語れる経営者が減ってきています。
背景には、いわゆる「失われた30年」の中で、
目の前の生き残りに必死だった時代があるのかもしれません。
でも、これからの時代は「経営の王道」を大切にしなければ生き残れません。
人口減少により経済規模は縮小し、今まで以上に「選ばれる企業」でなければならないからです。
そのとき、消費者が見るのは「理念」と「姿勢」です。
この20年で、不祥事を起こした企業が一瞬で信頼を失ったことを思い出してください。
だからこそ、後継者・後継社長の皆さんには目の前の売上や課題解決だけでなく、
根底にある理念を大切にし、それに基づいた判断を重ねてほしいのです。
これは地道で孤独な道です。
夜中の赤信号を守るように、一つ一つの行動に直接的な効果は見えないかもしれません。
でも、それが信頼を築き、企業の未来を形作るのです。
後継者は孤独です。
だからこそ語り合える仲間が必要です。
「自分だけじゃない、みんなも頑張っている」と思えることが、しんどい時の支えになります。
私もその仲間として、皆さんを応援します。
今回の鈴木会員のように。
では、また来週お会いしましょう。





























